剣が峰
2012年06月07日 | 雑
バレーボール男子の五輪最終予選で日本は中国に1-3(19-25、27-25、18-25、18-25)で敗れた。これで2勝2敗。セッター宇佐美のアクシデントが響いたとはいえ、ミスが多すぎた。「アジア1位」の成績を残すには、残り3試合(オーストラリア、プエルトリコ、イラン戦)に全勝し、他のアジア勢の勝敗待ちという極めて厳しいピンチに立たされた。
試合前の練習で中国選手のスパイクを右目に受け、宇佐美は欠場を余儀なくされた。トスワークの大きなハンディ。それでも1-1のセットオールに。しかし、3セット目は日本側に7つのサーブミスが出て終始リードされる展開。第4セットはスパイクミスが目立つ。高い壁に、トスが合わなかったか。清水や後半には山本、石島も乱れた。
終盤、福沢のサーブが冴えて4点連取の意地を見せたが、日本のリズムがよくなるところまで行かず、すでに大勢が決したあとだった。その福沢は「自分たちの持ち味が出せなかった。でも、まだ終わったわけではない」。植田監督も「あきらめない」と。対オーストラリア(3勝1敗、目下アジアトップ)戦では、宇佐美が出場できるかどうか。