いちどきり

同じようで少しづつ何かが違う。
それに気づける毎日でありますように。

そうだよな。

2018-07-09 10:21:04 | 学び

ヒデさんが各番組で話していた中に、サッカー人生の後の話をしていました。

彼と外国の元選手との対談で、

「サッカーを辞める時、次の仕事について何か考えてた?」の問いに

「ブドウ園と家の景色が大好きだったから継ごうと思っていた。」との事

外国人の元選手は、現在引き継いだブドウ園を営んでいて、心から愛しているということでした。

方やヒデは、「何も考えられなかった。」そうです。

なので自分が何をしたいのか、を探しに旅に出た。

そして、「答えを見つけ日本に帰ってきた」と。

答えを見つけられたのは、いままで一所懸命に取り組んできたから。

 

今回W杯に出ていた選手、確か長谷部選手だったと思うのですが、

今後のことをレポーター聞かれていました。

今後ドイツでプレーをすることが決まっているけれど、「その先について考えたことがない。」

との事でした。

スポーツ選手とは、なんて短い選手生命なんだろうとも思いました。その先の人生のほうが

とても長い。

一筋にやってきて、それ以外の仕事(生きる)を考える事は、大変だろうなぁ。とも思いましたが

彼は、その先について考えたことがないけれどただ、

「目の前のことを一生懸命取り組むこと」だと言っていました。

とても

「そうだよな」

と思いました。

 

日々との取り組み方で生き方は変わってくる。

私なぞは、大きいくくりで考えすぎて動けなくなりがちな残念な人なので

とても響いた言葉でした。

今回W杯テレビ観戦や、強く風が吹いているの箱根駅伝の小説に出会ったこともあり

今まであまり関心がなかったスポーツ選手を身近に感じています。

学ぶことばかり。

学んだだけで自分に生かさないと。

からまわりしないように。

一日は千日のごとし

千日は一日のごとし


走る

2018-07-03 10:48:56 | 

やっと読み終えた本

「風が強く吹いている」 三浦しをん

登場人物

竹青荘住人

101清瀬灰二(ハイジ)

102岩倉雪彦(ユキ)

103蔵原走(かける)

104平田彰宏(ニコチャン先輩)

201城太郎(ジョータ)

201城次郎(ジョージ)

202坂口洋平(キング)

203ムサ・カマラ(ムサ)

204柏崎茜(王子)

205杉山高志(神童)

竹青荘大家

竹青荘わんちゃん ニライカナイ(ニラ)

八百勝 葉菜さん

カバーイラストの、ふわっと走る姿と、タイトルが気になり読むことにしました。

まったくスポーツ観戦に興味がない。もしくは私が試合をみると負ける。と思っていたので、

スポーツ類はオリンピックしかり、ワールドカップしかり、

ニュースなどの結果がたまたま流れていたら何気なく見るくらいでした。

でもこの本を読んでいる最中から、がぜんスポーツに興味が出てきました。

新年の箱根駅伝は今度から絶対みる。

 

小説は、寛政大学の寮生10名(走る体力も経験も0の人から、かけるのように走るために生まれてきたような人まで)が

ハイジの導きによって箱根駅伝まで目指してしまう物語。

なぜ走るのか。

なんのために走るのか。

強いとはどういうことか。

この小説の中でつねにある言葉。

これはいろんなスポーツに共通することに気づきました。

そして人生や、私が好きな山歩きにも通じるんだなと。

そして、なぜ。なんのため。強いとは。に必要なのは

自分で考えること。

人とつながること。

だとも教えてもらいました。

ワールドカップの対戦を1試合通してみてしまうことや、録画してもう一度見たい瞬間を巻き戻してみている自分に驚きですが

なぜ惹きつけられるようになったのかは、

やっぱりこの小説を通して、

なぜ彼らがそれをしているのか。

個々のはてしない努力。

気持ちの持ち方。

に自分なりに気づけたからです。

勝ち負け以外に観るものがスポーツには沢山あったんだな。

ダイジェストではわからない、

通しで見ることの楽しさを知ることができてよかった。

 

小説に出てくるハイジさんかっこいいです。