駿河台の日常

明大界隈の出来事を中心に伝えます。

木骨コンクリート

2006-05-31 14:04:56 | Weblog
日本文芸社にちぶんムック『荷風』第7号「神田神保町、御茶ノ水の究極」を読んでいたら、大正2年に完成した東京堂書店は「木骨コンクリート3階建て」という記述があった。鉄筋コンクリートの間違いじゃないかと思った。その日の夕方、東京堂書店の大橋社長に会ったので、確かめると「木骨コンクリート」で正しいんですと言われた。説明を聞いたが、ちょっとぼくの頭では理解不能だ。雨傘の骨みたいなものか? 関東大震災後、昭和4年に建てられた旧社屋は昭和57年まで利用された。この店にはなじみがある。現在の6階建てビルは「ふくろう」が見守っている。

まわる岩盤浴

2006-05-30 09:45:59 | Weblog
神保町交差点近く、廣文館の手前、稲垣ビルに回転すしがあるが、ここの2階に岩盤浴の店ができた。新手の女性向けエステサロンか? このあたりも中国マッサージとか、カイロプラクティックとか、怪しげな店が増えている。需要があるから供給もある。しかし、こういう新手の店は、需要のないところに需要を作り出してしまう。そこがおもしろいところで、この店も、携帯で写真を撮ったところ、「まわる岩盤浴」になってしまった。血圧の高めの人は目が回らないよう、注意してください。

ハリー・ポッター謎のプリンス

2006-05-17 15:26:54 | Weblog
昼過ぎ、注文していた本を神保町・廣文館に取りに行った。レジで奥さんと話していると、ハリー・ポッター第6巻『謎のプリンス』を買い求める客がいた。そうだ、今日が第6巻の売り出し日。初版200万部は第5巻の290万部より少なめ。八王子のくまざわ書店は午前5時から売り出したの、丸の内の丸善本店は7時から売り出したところ、徹夜組の主婦3人組みが魔法学校の生徒の格好で買っただのというニュースが流れている。売り切れるわけはないから、そこまでするかなあという気持ちと、徹夜の行列自体、あそび感覚なんだろうねという気持ちが半分ずつ。重いんだから、家のそばで買えばいいのに。

フデリンドウ

2006-05-11 09:29:43 | Weblog
TNさん、生藤山で見た花の名はフデリンドウです。リンドウというと秋の花ですが、春咲くリンドウもある。日当たりの良い山野、林などに咲き、花の穂が筆の形に似ているから名前が付いたといいます。しかし、リンドウの穂先はどれも筆に似ています。こういうまことしやかな説明は疑ってかかったほうがよいようです。疑問は疑問として留保することも肝要です。

ゴーヤの日

2006-05-09 11:46:35 | Weblog
 ニュースを見ていたら画面いっぱいにゴーヤが出てきた。5月8日はゴーヤの日であるという。10年ほど前、東京ではゴーヤが手に入りにくかったと思う。初めて沖縄でゴーヤを食べた時、独特の苦味に閉口した記憶がある。何時の頃からか、ゴーヤ・チャンプルーが好きになり、苦くなければ物足りないと思うようになった。東京でも栽培できるというので、昨年、ベランダのプランターで育てた。30センチもあるゴーヤが何本も収穫できた。雄花のオシベと雌花のメシベを受粉させてやるのも面白い。