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世界最長の実験「ピッチドロップ」、まもなく決定的瞬間か 。

2013-05-03 07:59:03 | 日記
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オーストラリア・クイーンズランド大学で1927年から続く
「世界最長の実験」が、数カ月以内に決定的瞬間を迎える見通し。

非常に粘性の高い「ピッチ」という物質が、
じょうごから一滴、ビーカーに落ちる瞬間です。

「ピッチドロップ実験」とは、「ピッチ」という非常に粘性の高い流体の滴下実験で、
ものすごく粘り気が強く(ガチガチと言った方がいいレベル)
揺らしても傾けても逆さにしてもびくとも動かないように見える液体も、
長い時間をかけてわずかずつ流れ、漏斗のようなものに入れておけば
いつかはボトッと滴が垂れるときが来るわけで、
その流れや滴が落ちる現象を82年にもわたり観測しているのがこの世界最長の実験。

ちなみに「ピッチ」とは、植物性の天然樹脂や、化石燃料由来のものを含め、
固体に近いふるまいをするほど粘度の高い液体をまとめての名称。

真っ黒なタールのようなものもピッチで、
英語で何も見えないほどの暗闇を「pitch black」と言う表現の由来にもなっています。

今回紹介する実験で使われているピッチは
化石燃料由来の「Bitumen:歴青(れきせい)」と呼ばれる物質。

主に多環芳香族炭化水素から成り、二硫化炭素に溶解する性質を持っています。

道路の舗装や船舶の防水などに使用されてきたもの。


実験は当時、同大学で物理学を教えていたトーマス・パーネル教授が、
学生向けのデモンストレーションとして開始。

船の防水材などに使われるピッチを熱して、
出口をふさいだガラスのじょうごに注ぎ込み、3年後に開口。

その後の86年間で、下のビーカーに落ちたピッチはわずか8滴。

61年に実験を引き継いだジョン・メインストーン教授によると、
今後数カ月、あるいは「もしかしたら数週間」のうちに、9滴目が落ちる見通しだそう。

実験はウェブカメラを通して常時見ることができますが、
何時間見つめ続けても変化はかんじられません。

メインストーン教授は1日に5~6回様子を見るほか、
パソコン上でウェブカメラの映像を流しているものの、
しずくはわずか10分の1秒の間に落ちるとのことで、
教授自身もこれまでその瞬間を目撃したことはないそう。

79年には、普段は欠かさない日曜日のチェックをたまたま省略したタイミングで一滴。

88年にはたった5分間、軽食を取りに行っている間に逃したそうで、
前回の00年はカメラを設置しておいたのに、故障で何も映っていなかったとのこと。

今回こそ決定的瞬間をとらえようと、同教授は3台のウェブカメラを設置して待ち構えています。

噂では妖精の仕業と囁かれているこの不運の連続。

今回こそ、教授の念願が叶うと良いですね。

ちなみにここで観測中の映像が見られます。
http://vimeo.com/m/63712180
※少しずれてる気もしますが。

これがハンマーで叩くと割れるなんて想像出来ないです。

世界にはまだまだ色々な実験があります。







昨夜からまた胃痛がひどいです。

せっかくのゴールデンウィーク、出来れば精一杯楽しみたい。

まずは体調を元に戻すことに務めます。


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