H21-11-19「今週初めのことだ。病院の待合室にいると、、、、、」

2週間前に検査した結果を訊きに、診察券を出したのが10:50。11時受付終了だから滑り込みセーフだった。その後すぐウトウトとした。「さと……ちおさん」ハッとして、聞こえた方角に向かった。時計を見ると40分程で呼ばれたことになる。行くと、僕の聞き間違いだった。
待合室には、ぐったりして咳き込んでいる人も多く、これじゃ逆に病気になる為にきたみたい、と思いながら待合室の壁に寄りかかった。


僕の斜め前に、誰かが立ち止まったのは分かっていた。ここに知り合いはいない。まさか、僕の方を向いているとは思ってもいなかったから、携帯への入力動作は止めなかった。10秒以上も動かないで、そこに立ち止っているのは明らかにおかしい。気になって、顔を上げた。アンパンマンのように、顔がまん丸のマスクをした男が、仁王立ちのようにして立っていた。マスクの向こうに笑顔が想像できる。僕のことを知り合いと思っているようだ。
彼の目を見つめ、誰だったか懸命に考えた。
僕の頭脳のCPUは、MS-DOSより古い。出てこない。……応対に困っていると、
「じっと俯いていれば判らなかった。動いたから、違う人と判った」
――何言ってるんだ。どういうこと？　わけおやじだ。突然、僕の前に現れ、わけの分からんことを並べ立て、立て板に水のごとく喋っている。口を挟む余地がなく戸惑う。なんとか返そうと考えていたら、急に彼は話を終え「じゃっ」と言って去っていった。頭の中は、・・？・・？・・？がいっぱい。……知らない、絶対に知らない人だ！＾　＾；；
どうやら僕のことを知っている人と間違えていたらしい。だから、照れを隠すために、ペラペラ喋りまくっていたのだろう？　素直に、すいませんとひと言言えばいいものを。

結局、病院を出たのが14:40。約4時間で領収書は340円。

今日の予報は一日中曇り。東京地方は午後晴れ間も、とあった。
……だのにぃぃぃ、雨が降っている。それも寒い。なんだ、なんだ～～!!!!
出かけるのが億劫になる。まさに、まいったぱ～～～ん、だ!^　^;;