思わずニンマリ。
ひ、さ、し、ぶ、り！
４桁だ。２２２２。
ビンゴ！
駅の改札口を出た。
帰りのバス、乗ろうか乗るまいか、ちょっと迷う。
……しばらく逡巡。
ヨシ！ 心に決めた＾＾
バス乗り場に向かった。
すると、先ほどの決意が揺らいだ。
バスの運転手がいぶかしげに乗車口の僕を見ている。
スマホを出すか現金にするか。
会社からの帰り、このニコニコ本社のスタジオを通過するときは必ず右側に現れる。
いつもなら多くの若い女の子たちが渾然一体となっているのだが、この日はそういう気配はなかった。
ゲストが一人もいないというケースもたまにある。今日はその日なのかも？ ちょっと興味をそそられたので横目でチラっと見る。聴衆はパラパラ。
最初に、MCが目に入った。その彼の視線は正面を見つめていた。あれ？ いるのか。するとそこに五分狩り頭の若い男性が座っていた。笑顔をたたえ饒舌な話しぶりだ。
ガラス越しだったが、見たことのある顔だと思った。？ ……あ、これ、亀田興毅だよ。
混んでいるとこの日の１０倍くらいになるが、寂しい限りだ。
うむ。不思議だ。いや、これは不思議でもなんでもない。ここに集まる人種が違うのだ。
人が溢れている時の出演者はAKBのようなグループだったり韓国の男性グループだったりと、みな若い。そしてその聴衆たちもみな若い。ただ小生が彼らを知らないだけ。
閑散としている時の出演者たちは小島よしおとか坂東英二、つぶやきシローだったり、そして今回の亀田興毅だったり。そこそこ名も通っている。うむ、有名人は人気なくて、無名人が人気がある？ 過去と現実は大きなギャップだ。
その翌日は超混んでいた。全く知らない可愛い女の子が四人。アニメ少女らしい。今度は男ばっかり、意外とオジサンも、アニキン似の下心ありそうなスケベ爺さんも混じっている。
ルネサンス。どうしても月に一回かゼロか、なかなか行けてない。久しぶりに時間的余裕ができた時でも今度は億劫になって行かない。何をかいわんやだ。月謝も無駄だし、で、先月でやめた。
今日は、近くの市の体育館に行った。中に併設されているスタジオでエアロバイクやマシーンで汗かいてきた。これで使用料は１００円。安いものだ。
