写真は、篠山市宮田の一竜(いつる)くん、7月23日生まれ。
「困難にも負けずにたくましく、活発な人になってください。
初めての出産で不安で、痛かったけど、陣痛う時間は短くて良かったです。
毎食おいしかったです。夕食後のデザートが最高でした。」
赤ちゃんが生まれた7月23日は夏休みの最初の方でしたね。
この日は3人も赤ちゃんが生まれたのです。
ですが1ヶ月健診も終えて、もう2学期の時期になりましたよ。
みなさんも黒豆や稲刈りの時期ですか?
タマル産のシェフも、この時期は稲刈りで休ませていただいており、ご迷惑をおかけしています。
それでは今日は、昨日の神戸新聞の記事から解説してみましょう。
「子宮頸がん検診、神戸市が高精度の検査方法採用」と有りました。
要点を、かいつまんでみますね。
今年度から神戸市では子宮頸がん検診の検査方法を変えたようです。
子宮頸部を綿棒でこすって細胞を採ってくるところまでは一緒です。
次に、この綿棒をスライドガラスに塗りつけて、アルコールなどで固定して、
それから染色に回していたのです。
ここのところを変更して、採取器具の綿棒を塗りつけて捨てるのではなく、
綿棒ごとドボンと固定液に浸けてしまうのです。
はみ出た棒の部分は切ってしまって、この液体の容器ごと検査に提出するのです。
検査室では、この液体を遠心機にかけて、すべての細胞をやはりスライドガラスに固定するのです。
だからどうだと言われると、たくさん細胞が採れるというだけですね。
ですが、まあそれだけ精度は上がります。
それでは篠山市ではどうなのだ、と思われたことでしょう?
実はタマル産では、もう何年も前から、この液状処理細胞診(LBC)に変更しています。
本当は費用が100円余分にかかっているのですが、自腹です。
市で値段が決まっているので値上げはできませんからね。
少しでも、精度の高い方が良いですものね。
ちなみに子宮頸がん検診の自己負担は、神戸市は1,700円ですか。
篠山市は1,200円だから頑張っている方ですね。
いつもお話していますが、子宮頸がんになる女性は、毎年、ものすごい勢いで増加しているのですよ。
しかも20代、30代の若い女性の間にです。
ぜひ、性行為の経験が有る女性は、20歳にならなくても、全員、子宮頸がん検診を受けるべきですからね。
原因はもちろん、性行為で感染するヒトパピローマウィルスですよ。
18番とか16番のウィルスだと、とくにガンになりやすいですよ。
もう覚えましたね?