日曜日、結婚式で演奏してきました。
いろいろ面白いことがあったのですが、
タマキャン関係者以外はよく分からないかも知れません。
主要登場人物は二人。
Tさん:タマキャンのチェロ引きのおじいさん。大学の先生。
Iさん:タマキャンでバイオリン引きのおじいさん。弁護士。
(どうやら二人は同じ歳らしい。)
話が来たのは水曜日。
直前だし、普通だったらきっと受けなかったと思うんですが、
朝、会社に行こうと家を出る直前バタバタしてるときにタマキャンVcのTさんから電話があって、
「日曜日の午後あいてますか?」
間が悪かったと言うか、
なんだか分からないうちに、思わず受けてしまいました。
当日の会場はホテルオークラ。
会場に着くと丁度Tさんが係の人と打ち合わせしてるところでした。
演奏側のメンバーは9人でほとんどTさんの知り合いらしく、
音大生から多摩キャンVnのI田さんまで幅広い面子。
ただ皆さん新郎新婦とは全然面識ない感じ。
後で考えるとこの時点からなんか違和感あったんですよね。
新郎は病院の息子で、その病院の事務局長(だったかな?)、新婦は弁護士の娘さんで元スッチー。
いかにも!ってくらいできすぎたカップル。
Tさんも大学の先生ということで、
「ゴンザレスとは一生縁がなさそうな『お上流階級な人たちの集まり』だなー」とかとか思いつつ式が進行し、
ディベルティメントとかアイネクとか定番どころを綱渡りして、なんとかミッション完了。
どうやら後日謝礼なんかも出るらしく。
さすがに誰の結婚式だかも知らないのもナンなので、
全部終わってから、Tさんに、新郎新婦は教え子の方ですか?
と聞いてみたたところ、
「全然知らない!」
えー---?
今回Tさんがみんなに声をかけて回っていて、現地でも仕切っていたし、メンバーもみんなTさんの知り合いみたいだし、てっきりTさんが「主犯」だと思っていたのですが。
後で分かった話によると、
多摩キャンI田さんが新郎の病院の理事(?)か何かをやっているらしく、
主犯はI田さん。
そして、なぜかI田さんの指令を受けた(?)Tさんがメンバーを集め、譜面をコピーし、諸々の準備をし、現地で会場の係の人との打ち合わせもやっていた、、ということのようです。
そーいえば、本番でも「I田さん率いる多摩アンサンブルの皆さんで~す」とか紹介されてたなぁ・・。
当のI田さんは、周りの誰もが「主犯」だと気づかない位、本番も準備でもナンもしてなかったし(笑)
みんな事情も分からずTさんつながりで3日前くらいに声をかけられた人達のようで、
演奏後にそんな背景が分かった時には、
「そーゆーことだったの!?」
みたいな、不思~議な、なんともけだるい連帯感が生まれまして・・・・・(笑)。
その後、式に出ているI田さんを除いた『I田さん率いる多摩アンサンブル』の8人で食事。
もちろん費用はI田○○事務所もち。
そりゃね。当然でしょ。
それにしても謎な、I田さんとTさんの関係。
ひょっとして弱みを握られているとか(笑)
普通そこまでジャイアンするかー?
いや、それともそれを受けてしまうTさんが偉すぎるのか。。
演奏はともかく、おもしろい経験が出来ました。
Tさんお疲れ様でした。