tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

北欧を予習してみよう

2016年08月11日 | その他


月末にはいよいよ家族旅行


ヘルシンキ 1泊
  ↓ 
タリン 1泊
  ↓ 
  ↓ クルーズ 1泊
  ↓
ストックホルム
  ↓ 
ベルリン 1泊
  ↓ 
ハンブルク 3泊
(リューベック等周辺都市観光。)



約1週間の旅程としては、かなり盛りだくさん!

前回、2013年の南ドイツ旅行では、やっぱり行き先が多くて
ひとつひとつの都市の印象が薄れてしまうという反省点がありましたが、またもや…。
でもせっかくだから…なんて、ついつい予定を詰めこんでしまう


旅行を満喫できるように、イメージトレーニングで感覚をつかんでおこうということで、
手軽に動画で都市の予習してみましょう。


※動画の音が出ないときは、スピーカーのマークをクリックしてね。







ヘルシンキといえばこの映画、『かもめ食堂』!

これって観光局が後押しするようなプロジェクトだったのかしら…、ムーミンとならんでフィンランド観光に貢献しています
たしか、ヘルシンキ~成田の直行便が運行するタイミングでの封切だったような。。
パンのCMなんかもタイアップでやっていましたよね。

今回は特にロケ地めぐり等をするわけではありませんが、この映画をみるとヘルシンキがとても身近に感じられます。







シナモンロールはフィンランドのみならず、スウェーデンやデンマークといった国々で愛されているそうです。

この辺りでは一般的にコーヒーの消費量が多く、シナモンロールや甘いペストリー類を合わせるということで、これはぜひ

そういえば、デンマークに遊びに行った食にうるさいクラスメイトが「菓子パン超うまい」って絶賛していたっけ。







タリンの旧市街は、かわいい家並みですね~
母は既にたくさん下調べをしているのでしょうか?

エストニア出身のクラスメイトが、ミネラルウォーターをおすすめしてくれました。
“Värska vesi”というもので、かなりの硬水、クセはあれどもクセになる、、というものだそうな。
“Vesi”が「水」を意味する単語とのこと。







船に関しては、エンターテインメントも多く楽しみですが、
どうかどうか大きく揺れることのありませんように。。








ストックホルムも美しい街ですが、あまり長くは滞在できないので、
ちょこっと旧市街を散策するくらい…?

ここは一説では、『魔女の宅急便』のモデルになった街なのですって!
どうですか?イメージが重なりますか?


王宮や教会、アカデミー賞関係等、見学ポイントは絞ったほうが良さそうです。
おみやげ等の買い物ならば、移動に使う空港内のショップが便利みたい。



ドイツのほうは2度目ですし、おそらく大丈夫でしょう。

あとは晴れてさえくれれば、、!
キールはいま20度を下回るくらいで、既に肌寒ささえ感じるのですが、北のほうはどこも同じよう。
昼間に日が差すと半袖で快適なのですが、朝晩はかなり涼しいです。
自宅の暖房装置が稼働を始めたくらい  まだ8月なのに…。

とはいっても、こちらで羽織りもの等は良いものが見つけられるので、気軽に出かけられると思います。





北イタリア旅行 食べ物編

2016年08月07日 | イタリア



イタリア、特に食べ物となると、撮ってきた写真が膨大でどうしたものかというところです


旅先は、ボローニャを中心とした北イタリアの諸都市でした。
美味しいものがいっぱい。。とりあえず、目についたものを取り上げてみます。











まずはフェラーラから。
歴代の君主は占星術の研究にも熱心でした。







お目当てのレストランがバカンス中だったため、近くのレストランに飛び込みで入りました。

名物のタリアテッレ(=フェットチーネ、平たい麺)の他、サラダや肉料理を注文。
オイルソースのきのこのタリアテッレは、何種類かのきのこがごろごろ入っていて、
噛みしめるとジュワーっと美味しい

とても陽気なオーナーの男性はアーティスト活動もされているようで、店内には彼の絵画作品が飾ってありました。


以前にフェラーラを訪れたとき、、いわゆる新婚旅行(!)では、
お城沿いのお洒落なテラスでタリアテッレをいただいたのですが、これがイマイチで…。
観光客が大量に訪れるお店だったので、まあそういうことなのかな…。

今回のレストランは、私たちのほかは地元の家族連れやお昼休みの一人客で、どうも全員顔見知りのような。。
値段も安く、オーソドックスな食べやすい味で近所の食堂的な感じでした。

それにしてもこのパスタは美味しかった。。うん、毎日でも食べられる。







続いては、古都モデナです。

かの名高い、オステリア・フランチェスカーナのブラッスリー、「フランチェスケッタ 58」。

定番のランブルスコで乾杯!
軽い口当たりの発泡性の赤ワイン、夏にぴったりです。
もっと甘いのかと思っていたのですが、これはドライで昼食の良きお供になってくれました







「アイ・ラブ・モデナ」メニュー











特産のパスタやチーズ、モルタデッラ、バルサミコを使ったソース等々、フルで楽しめます。
“ええ素材使ってまっせ~”というのがびしばし伝わってきます。

パルミジャーノ・レッジャーノを使ったチーズソースのトルテリーニ(写真下)は衝撃的な美味しさでした。。

お皿は一枚ずつ全て異なったものが使われていて、それがとっても可愛いのです。







お店のスタッフさんたちも感じが良いな~、と思っていたら、、
天才シェフとして名を馳せるマッシモ・ボットゥーラ氏がバイクを駆って来たではありませんか!

カメラにポーズを決めてくれて、めっさ気さくで良い人でした















モザイク装飾が至る所に残る街、美しいラヴェンナ。
小さな街なので、そぞろ歩きの寺院巡りに最適です。


ただもう暑すぎて、おちおち日向を歩くことができません。。
ここでも例に違わず、気になっていたレストランが軒並み休暇中で困りました


“Ca' de Ven”というワインバー兼レストランに入ってみることに。




ホームページより写真をお借りしました。


店内はとても良い雰囲気!
大きなテーブルが並び、皆さんわいわい食事を楽しんでいます!












前菜は、クラッテッロとメロン、そしてプロシュートとチーズのグリル。

クラテッロはパルマ特産の豚もも肉を使った生ハムです。
いわゆる「生ハムメロン」は今まであまり好んで食べるものではなかったのですが、
とびきり暑い日に食べたらメロンのジューシーな甘さとハムの塩気が何とも美味しく感じられて大好きになりました












パスタと牛肉のグリル。

グリル料理はレストランのスペシャリテのようで、見渡すと皆さん召し上がっていました。
炭火焼きもさることながら、付け合わせのポテトがまた絶品で、、
おいもの味が濃厚で、これがじゃがいも?とびっくりしてしまいました。










ちょびっとフィレンツェ。

シニョーリア広場に巨大な亀が置かれてる~;
暑さで朦朧とする頭で浦島太郎だと思いこんでいたのですが、写真をみたら亀の背に乗っているのは西洋の殿方のようですね。


フィレンツェでも老舗トラットリアはお休みのところが多かったので、ここも飛び込みで“La Cantinetta di Bolgheri”というレストランに入ってみることに。


ボルゲリって、スーパートスカーナで有名なワインの生産地区ですよね…。
もしかして、ここはワインメーカーがやっているレストランだったりするのかな。。
インテリアにワイングッズが多く使われていていました。














こてこてのトスカーナ料理!

イタリアは南に行くにしたがって料理の塩気が強くなる気がします。







旅の中心地、ボローニャ

街を歩くと食料品店が立ち並ぶ一角があって、まさに食の都です




ある日のお昼に入った郷土料理のレストラン、“Trattoria Leonida”。






やっぱりクラテッロ&メロンを食べていますね
ここのはハムの熟成が感じられて、メロンがジューシーでいっとう美味しかったな。。






“Torta di Formaggio”という前菜だったような…。
いうなれば、チーズいももち。。外れるわけないです。






トリュフとポルチーニ茸のラザニアと、奥に見えるのはもちろんラグー・アラ・ボロネーゼ!

どのお皿も手間が感じられてとても美味しい







ここはちょっと変わり種、
ホテルの近くでお昼が食べられないかな~と歩いてみたときに見つけた“Officine Degli Apuli”というお店。

南イタリア、プーリア料理のレストランのようです。

外観は、「飲み屋…?営業してる?」という感じなのですが、広い中庭があってにぎわっています。







ハム、サラミ、チーズの盛り合わせと、クリーミーなモッツァレラ・ブラータ!

ブラータがすごいです。幸せになれます





うどん状の麺にシーフードの旨味がからんで、、
味はどれも濃いめでガツンときます!







リストランテ“L'Arcimboldo”ここも素材の良さが存分に味わえるお料理でとても良かった。







トルテリーニは、店員さんが器の蓋をとるとフワッとスープが香り立ちます。

ラザニアも、ボローニャの真打登場といった感。






メインの定番、コトレッタも絶品でした











そして旅の終着地、ミラノ。







スポンティーニのピザはやっぱり外せません

お昼のラザニアも一緒に。
ボローニャのラザニアはとてもクリーミーな味わいが印象的でしたが、
こちらはトマトが効いたいわゆるイタリアっぽい感じ、、都会の味です。

これはこれで、美味しい。







ミラノ駐在員のあいだで語り継がれているというあのレストランにも入れました。

サルディーニャ料理のお店で、もちろんシーフードを注文します。
エビの前菜、たぶんコラトゥーラで炒めてあるのかな、とても味わい深いものでした。







カラスミのパスタ、海の幸のパスタ。
ああもう美味しいったら。。

店員さんたちも明るく気さくで良かった。







おまけ

おみやげのワイン。

湖水地方の風景

2016年08月05日 | イタリア






夏休みらしい風景をば、ひとつ。
北イタリアはコモ湖周辺です。











山に囲まれた湖はとても雰囲気が良いところでした
フニコラーレ(ロープウエイ)に乗って山の上まで行けますよ~








駅は木造調でレトロな感じです。

麓はとても暑かったので、
待合室で思わずカットスイカを買ってしまいました。
よく冷やされていて、渇いた身体に沁みこみました







フニコラーレが降りてきました!







車中からはちょこっとだけ景色が見えます。
のぼりは一番後ろ、くだりは一番前、、つまりは一番低い位置の車両が全面窓になっていて眺めが良いです。











外に出ると空気がひんやりして気持ちが良い!










散策コースが整備されていて歩きやすいです。

8月のあれこれ

2016年08月05日 | 生活



















イタリアより無事に帰国しました


あらためて、キールは涼しい!
陽光の感じもすでに秋めいて感じます。

自宅に帰ってきたものの、何となく避暑に訪れたような気分、、
近々仕事の締め切りがあるので、この気候はとても有り難いです


夏休みを満喫したぶん、月末まで襟を正してがんばります。