tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

驚くアザラシ

2015年04月28日 | ドイツの街並み



 


キールの海沿いにある水族館、に併設されているアザラシのプール。

入館しなくてもアザラシの様子を見ることができるので、いつもにぎわっています




 


日向ぼっこをするアザラシに近づく水中の黒い影。




 


 


“ザパァァァ!”

“わぁぁぁぁ!!”



…アップにしても、いまいち伝わらないか。。







それを見ているもう一頭。



Laboe観光

2015年04月27日 | ドイツの街並み



 

ラボエの船着場。



昨年訪れた“Laboe”(ラボエ、ラーボエ)の写真が出てきたのでアップしてみます




 

船内にて。


この時は、中央駅脇の乗り場から定期船で行きました。
5月後半だったので、このくらいの服装だったのですね。

船では甲板に出ることもできます。
軽食や飲み物を売るスタンドもあります。

景色はもちろん楽しめますが、ラボエまでは結構時間がかかるので、
読み物等があると良いと思います。



 


ラボエで船を降りると、冒頭の写真の場所に出ます。
右手には漁船やヨット用の船着場があります。

小さな町なので、海沿いに歩けば迷うことはありません。
シーフードレストランの良い匂いに包まれながら歩くと、、




 


 


ビーチが広がっています!

青空だと、もっと綺麗なのですが、、
この日は天気がいまいちでしたね~

海風が強いので、薄いダウンやナイロンジャケットがあると心強いです。







さらに進むと、海軍記念碑やUボートの実物展示があります。
Uボートのなかに入ることもできます。









帰り道は、市街地を通ってみました。

可愛い街に可愛い市庁舎。
マリングッズのお店などがちらほら並んでいます。


こうして写真を見返してみると、夏がやってくるのが楽しみになります♪







白アスパラの季節 2015

2015年04月25日 | 料理、食材、レシピ


 


先日の記事のように春を実感したら、シュパーゲル(アスパラガス)のシーズン到来です
特にヴァイスシュパーゲル(白アスパラ)は春の味覚の代表格。


家庭でもよく食べられますし、4月後半~6月辺りまでは多くのレストランにメニューが登場します。


日本でも北海道産のものが流通するようになってきていますよね!
こちらに来る前に食べた感じを思い出すと、
日本のもののほうが柔らかくアクも少なめだったような。。


ドイツの白アスパラは外皮が固いので、厚めに皮を剥いてから料理します。
茹でたり、グリルしたりと色々なレシピに応用できます。




●代表的な調理法として、茹で方をメモしておきます。


繊維が固い根本を2~3センチほどをカットし、ピーラーや包丁で外皮を剥く。
頭の部分は柔らかいので、皮を剥く必要はありません。
穂先から1センチくらいのところから剥き始めます。
ピーラーだったら1周剥いただけではおそらくまだ足りません。
2、3周して固い皮を完全にオフします。


鍋に湯を沸かし、好みの味つけをして(※下記参照)アスパラを茹でていきます。
先に述べたように頭の部分は柔らかいので、最初から直接お湯につけずに鍋から出る湯気で蒸すようにすると均一に火が通ります。
アスパラを鍋に立てかけても良いですし、タコ糸などでまとめて縛り自立するようにして茹でてもOKです。

トウモロコシのような甘い香りがしてくるはず!


茹で時間は中火で10~15分ほどでしょうか。
「色よくシャキッと」茹でるという考えはこの際忘れます。
これはじっくり火を通すことで野菜の甘さを引き出す調理法。
しっかり柔らかくなるまで茹でますよ~
茹であがったらお皿などに上げるか、火を止めた鍋の中でそのまま冷やします。


※基本的な調味料は、一つまみの塩です。
レモン汁を入れるとアクがよくでるとされます。
白アスパラの場合は白さが綺麗に残るとも言われますが、
うーん、効果のほどはどうでしょう、、必須という訳でもないような。。

私は塩プラス、バターひとかけ、そして砂糖一つまみを入れるのが好きです。
白アスパラの繊細な味わいをよく引き立てる組み合わせだと思います。


剥いた皮を一緒に茹でたり、茹で汁をスープやリゾットに使うレシピもありますが、
このやり方は私は避けます。

皮はアク(=苦い!)が強いからです。
個体差があるのと、好みなので何とも言えないところもあるのですが…。




 


代表的な取り合わせ。
白アスパラのオランデーズソース。

アスパラの味が優しく淡泊なので、茹でるときの下味が効いてきます。
脇にあるのはパルマの生ハム。ハムの塩気がアクセントになって好相性です。


オランデーズソース(ソース・オランデーズ)は卵黄とバター、それに酢かレモン汁を乳化させて作るソース。
手づくりのほうがもちろん美味しいけれども、ドイツの卵は殺菌処理がされていないので、火を通さないのはちょっと心配…。
なので市販のソースを使っています。
粉のものを使うか、レトルトのソースであればフレッシュさが欲しいので、レモン汁を絞り、ナツメグを削ります。




 


温泉卵をからめて食べるのも美味しいです。
火が通るぎりぎりのところで半熟度合いを加減して。。

チーズをかけたり、ハーブを加えたりといろいろ応用がききます。




 


こちらはグラタン。
ハムを巻いて塩気を足しています。



 


ハムはこちらのシュバルツバルター・シンケン(シュバルツバルト地方風の生ハム)。
豚もも肉を使い、長時間スモークして作る生ハムです。
強いスモーク香が特徴で、ハムとベーコンの中間みたい。。

これは近所の農家で作っているもの。
大きさが伝わるでしょうか?田舎風の厚切りですごい迫力です!




 


溶かしたバターと岩塩をかけるだけでも美味しいです。
この日は、タラの肝の缶詰を加えました。




 


“ Dorschleber”として売られているタラの肝(タラレバー)のオイル漬け。
アン肝に似た味わいです。



 


中身はこんな感じ。



バターをフライパンで熱し、ニンニクを入れて、香りが立ったら缶詰を投入。
茹でておいたアスパラに塩をしてソテーします。

(アスパラは茹でずにソテーしても良いですが、アクが気になるので私はあらかじめ茹でています。)

お皿に盛ったらコショウとパセリを散らして、レモンを絞って出来上がり!




 


オムレツやピザの具にも!

この日は緑のほうのアスパラでした。
パスタを卵とじにするのは南イタリアの郷土料理に見られます。
フライパンで焼いても香ばしさが出て美味しいです。

茹でたパスタに卵、牛乳、チーズを混ぜて、アスパラを乗せてオーブン焼きにしています。

フェタチーズが余っていたので、これもトッピングにしました。





春の景色

2015年04月24日 | ドイツの街並み



 


4月も後半に差しかかり、ここ数日で「光」が変わりました。


季節が移るとき、日本では「空気」が変わると言いますよね。
ドイツだともっと言葉通り、はっきりと「目に見えて」季節が変わります


冬は景色が無彩色に近いように見えていたのに、
今では同じ景色がなんて眩しく、ヴィヴィッドに見えることでしょう!

木々が芽吹き、花が咲き誇るのも鮮やかさに拍車をかけます。




 


花は咲けども、まだ春の日が浅いとき。

実感としては、これが下図(↓)になる感じ。




 

 

 


ねっ、鮮やかさが全然違うでしょう?




 

 


同じ土地なのに、全然違う場所のようです。

そろそろサングラスが必要かなー…



Kieler Brauerei(キーラー・ブラウエライ)@キール

2015年04月23日 | 料理、食材、レシピ






クラフトビール(地ビール)探訪。
最初はやっぱりキールのブラウエライです

“Brauerei”は、ビールの醸造所、醸造業の意味で、
ブラウエライ、ブラオエライの間くらいで発音します。

醸造所に飲食できる場所が付いていることがあり、それをブラウエライ・レストランといいます。



レストランの名前はそのままキーラー・ブラウエライ(Kieler Brauerei)。







レストラン内部の様子。
奥に見える銅製のタンクで醸造されたビールが味わえます!

濁った暗めの色味をしていて、ほろ苦く風味豊かな味わいが特徴です。


※ビールの基本的な製法に関しては、ビール酒造組合HPで分かりやすく紹介されています。


さらに詳しく説明すると、こちらのビールは上面発酵(表面発酵)によるエールタイプ。
きりっとして喉越しが良いラガービールと違って、エールビールは素材の配合や発酵温度によって味や香りの個性が強く出てきます。


お店のサイトに載っている情報によると、
キーラー・ブラウエライのビールは伝統的な製法に則り、
仕込みの後の濾過、煮沸を行わないことで酵素の動きを止めずに
独特の濁った色味と豊かな風味をつくり出しているのだそうです。









シュニッツェル(ドイツ風カツレツ)2種。
上の「ブラウエライ風シュニッツェル」は、衣にパン粉ではなく麦芽が使われています。
なるほど、、だから「ブラウエライ風」なのね。。
カリカリ、サクサクとした歯ごたえでとても香ばしいです。


サーブされた直後の冷えたビールはもちろん美味しいのですが、
少しぬるくなると風味が際立ってきて、料理と一緒に最後まで飽きずに飲めます










麦芽が発酵している様子が鏡に映るようになっています。







店員さんがいろいろ説明してくれるイベントも開催されているようです。





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Kieler Brauerei
住所:Alter Markt 9, 24103 Kiel
営業時間:全日10時~ レストラン11時~
電話番号:+49 431 906290
ホームページ:http://www.kieler-brauerei.de(ドイツ語、英語)
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〈おまけ〉







ビールを運ぶトラック。
街なかでとてもよく目立ちます。










クラフトビールのイベントに行ってきました。

2015年04月19日 | 料理、食材、レシピ



今日は朝からソワソワしていまして、、







クラフトビール(地ビール)のイベントに行ってきました

“KIELER CRAFT BEER DAY”

キール(近郊の)クラフトビール・デー!


小規模ながら特色あるビールの醸造所が集まって、
来場者は飲み比べを楽しめるというものです。


クラフトビールって何か定義があるのかな?と思って調べてみたところ、
日本ビアジャーナリスト協会ホームページ
アメリカのビール醸造関係者の組合が提唱している概念が分かりやすくまとめられていました。


サイトの記載によると、クラフトビールとは以下の3点を満たしているものだそうです

・小規模であること
・独立していること
・伝統的であること


ふむー、、何となく分かるような曖昧なような。。

どこまでが伝統的な製法であるのかといった線引き、
例えば醸造の際に木樽を使うのか、ステンレス製の樽は「伝統的」と言えるのか、
企業から資金援助を受けていたり、他の機関とのコラボレーションという形態の場合にはどうなるのか、、

ともかく、大企業の製品に対抗する概念ということなのかな。


ドイツの街を歩いていると醸造所兼ビアレストランを目にすることがあります。
生産量が多くなく流通も地元に限られているので、
こういったイベントは、近隣の醸造所の情報が得られるチャンス!







会場へ入場しましょう。







受付で入場料(4ユーロ)を支払うと、手にスタンプが押してもらえます。
一度外に出ても、これを見せれば再入場できます。







デポジットを払い、グラスを受け取ります。
グラスを返せばデポジット分の料金が戻ってきますし、そのまま持ち帰ることも可能です。

ジョッキもあったのですが、グラスのほうが雰囲気が出るかな?










会場は熱気がすごい!盛況です。

それぞれの醸造所や生産者のブースがあって、そこで好きなビールを注文します。
基本的には、0.1リットルで1ユーロ、0.3リットルで1.5ユーロ。

ビールだけでなく、ウィスキーやリキュールが並んでいるブースも。
種類がたくさんあって、選ぶのが難しい~










キール市内の醸造所は3か所ほどだったでしょうか。
北ドイツ各地やデンマークの作り手の方も来ていました。

売り手のお兄さん、とっぽい(死語?)ですね~
小規模生産のものは、お洒落なイメージやBioやスローフード的なライフスタイルと親和性が高いですが、
ドイツだと割とこんな「ちょっと不良っぽいカッコよさ」というイメージも入っているような気がします。

Bioショップに集う人々が皆見事に革ジャン、モヒカンだったことがあって、あらここはどこの世紀末都市かしら?
なんて。ふふっ







白ビール、ピルスナーといった明るい色のビール。
黒糖のような、ミルク味のある、という風に、驚くほど香りに違いがあります。







同じ黒ビールでも色味が全然違いますね。
ローストされた味わいが強かったり、コクがあったり、こちらも特徴がはっきりしています。



ひと通り試してみて、気に入ったものもあったのですが、
写真がたくさんあり過ぎてどれがどれやら。。

各醸造所のパンフレットを持ち帰ってきたので、時間があるときに訪ねてみたいです。
地ビール醸造所の一覧を作れたら良いな







帰り道。

ワンちゃんにも上機嫌が伝わっているっぽい。



ZARAのシルバースリッポン

2015年04月18日 | 







スリッポンシューズを買ってみました。


暖かくなったので、軽やかな靴が履きたくなり、
バレエシューズで長時間外を歩いていたら、足にダメージが来てしまったみたい…。

道路事情のこともあり、やっぱり底の薄い靴は限界があります
分かってはいるけれど、時々やってしまうのです。。


ならばこれならどうかということで、スリッポンに挑戦です。
ちょうどメタリックカラーが気になっていたこともあって、ZARAのものにしました。

春の装いは光を取り入れたくなりますよね!
キラキラした素材とか、明るい色の化粧品とか。。
日に日に明るさが増す空気感のせいでしょうか、
シルバーの靴なんていいなと思っていたところ、ぴったりのイメージでした。

適度な底の厚みとクッション性があって、見た目もすっきりしているし、
パンプスよりもスポーティーな軽やかさが出そうです。


問題は、安価故か靴のかかとやサイドの皮膚に接触する部分の処理が甘いこと。。
いきなり外に履いていくと靴擦れしそうなので、まずは家の中で慣らしてみます。

Fischbar@キール

2015年04月12日 | 料理、食材、レシピ







海岸沿いを散歩していて小腹が減ったら、、

お気に入りのスポットが今年もオープンしました


“Fischbar”(フィッシュバー)。
フードトラックかワゴン屋台というのかな?

冬の間はお休みしていて、暖かくなるとお店が始まります。
フィッシュ&チップスや各種魚のサンドイッチ、飲み物を売っています。

魚(白身魚やサバ)のフライは北ドイツの名物で、街では屋台をよく見かけます。
ハンブルクのフィッシュマルクトが有名でしょうか。
典型的な屋台ももちろん美味しいけれど、ここでは洗練されていてちょっと凝ったものが食べられます








必ずオーダーしてしまう“Fisch Frikadelle”(フィッシュ・フリカデッレ)。

お魚のメンチカツにタルタルソースを絡めたもの。
カリッと揚がっていて、とても美味しいです


お店の横に座っても良いですし、遊歩道にはベンチがたくさんあります。
海を見ながら食べるとさらに美味しく感じられます。





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Fischbar
Camp 24/7, 24105 Kiel
(営業時間は売り切れまで?)
http://myfischbar.de
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ハンブルクの休日

2015年04月12日 | 生活






暖かな光に包まれるハンブルク、エルベ河畔。
















用事があって、、というのは建前で、本当の目的はこっち?

“Kaffeerösterei”(カフェローステライ)というカフェ。
名前の通り、コーヒーの焙煎所にカフェが併設されている感じのお店です。
運が良ければ、大きなロースターが稼働しているのが見られます。

「おすすめコーヒー」を注文すると、カップ2杯分が出てきます。
紅茶のジャンピングポットのような容器が面白いですね。


実は港町ハンブルク、現在でも世界的なコーヒー貿易の拠点となっているのです。
街には魅力的なカフェがたくさんあるのですよ

ローストしたての香り高いコーヒーを堪能して、お土産も買って。。






 
あっ、桜が咲いています!
3分咲きといったところかな?