めぐる屋

~藤丞めぐるです。『日本の残酷風習』連載中~

神主さんって平安装束だからさあ・・・素敵

2019-06-30 20:32:11 | 日記

数日前、祖母が亡くなり、お葬式に行ってきました。

98歳の大往生だったので、みんなでにぎやかに送ってあげました。

が、祖母の実家は神道だったので、お葬式は神式。

つまり神主さんが執り行ってくれるのですが

我が家を含め親戚たちは皆、仏式なので、作法がわからず

「どうすんの?どうすんの?」って感じでザワザワ。

でも式の初めに、神主さんが丁寧に教えてくれました。

仏式では焼香をしますが、神式では玉串(榊)を捧げます。

二礼二拍手一礼するのですが、拍手は音を鳴らさず「忍び手」。

神主さんの読み上げる祝詞も、しっかり聞いていると意味がわかりますね。

斎場の明かりを消して夜を表現し、ろうそくの灯りの中で故人の霊魂を白木の霊璽(位牌のようなもの)に移す儀式は幻想的で

身のうちが震える感覚でした。

最前列で、いい経験をさせてもらったなあ・・・としみじみ思っております。

神式のお葬式に参列するなんて、たぶんこれが最初で最後じゃないかな。

ありがとう、おばあちゃん。

 

余談ですが・・・

火葬場で最後の儀式をしていると、隣でも仏式の儀式が始まって

祝詞の声がお坊さんのお経に負けて聞こえない・・・!

「がんばって!神主さん!」

と、心の中で応援したが、結局負けてしまった気がする・・・。

坊さんの声って重低音だからなあ・・・仏教強し。

 

コメント
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