べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

【教育ニュース】2011年からの新指導要領と家庭学習のポイント(3)

2010年04月23日 | 私から保護者へ
 前回はこちら。これから子供たちに必要とされる「生きる力」とは、社会の大幅な変化に対応できる力です。今回は、この「生きる力」をのばす家庭学習の具体例を提案します。

 右肩上がりの経済成長で変化の予想がしやすかった以前と変わり、現在は変化の予想がつきにくくなりました。まずは基礎学力と継続できる学習習慣、そして基礎体力が大切です。その上で変化に合わせた「思考」や「判断」を自分で出来る力を身につけたい。また、市場や労働など取引先が海外を含めた広いものとなり「表現力」や「論理的思考」も必要とされます。

 前回自転車に乗ることを例にあげましたが、簡単にはできないことを乗り越え身につけていくには、現在の自分の力量と技術をすり合わせていく「試行錯誤」の時間が必要です。また、試行錯誤での失敗であきらめず継続するには、自転車でみんなと出かけようなど「具体的な将来像」が必要です。

 この二つがあれば最初の難関を乗り越え自ら問題を解決する力が身につくと思います。これには時間がかかりますから、少しずつ何回にも分けて構いません。自然に自覚が芽生える子はまれですが、ちょっとした後押しがあれば失敗と経験の積み重ねが出来る時間がとれるからです。子供とともに将来像を描き試行錯誤が出来るのは一番身近な親御さんなので、その具体案を提案しサポートが出来るのが当塾だと考えています。(塾長)

 自分の将来像を描けるよう働きかけ試行錯誤させる、その具体例に関する当ブログの関連記事のリンクです。下線部を選択してクリックしてください。

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