べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

主は山鹿の骨なし灯篭 よへほ よへほ(2)|大阿蘇さやかに、菊池の流れ

2009年08月04日 | 社会
 山鹿市は、その阿蘇からのびる山や丘と菊池川を中心に広がっています。

 山や丘の地域では、お茶の栽培や肉用牛の飼育がされています。以前は、(こうぞ)の木の栽培とそれを使った和紙や、(くわ)を栽培しカイコを育ててつくる生糸(きいと)といった商品作物も生産されていたそうです。

 また、菊池川の水は水田や畑で利用され米作りがさかんです。輸送にトラックが使われる以前、菊池川では船を使った河川輸送が行われ、山鹿は米の積み下ろしが行われる重要な港でした。豊前街道惣門(そうもん)には積み下ろしのための石畳の舗装(ほそう)が残り、米を扱う米蔵酒蔵(こうじ)を扱う味噌蔵も続きます。

 そして、阿蘇から地下を通って流れてくるお湯が、坂が平地に変わる湯の端公園あたりでわきだして温泉街になっています。周辺の農家の人たちが疲れをいやしに集まり、芝居小屋や映画館などの遊び場も栄えたそうです。いまも民謡(みんよう)の唄や三味線や踊りを教える先生もいて、生徒さんたちが八千代座などで発表会をしています。

 →to be continued (塾長)


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