加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成29年 凧・絆プロジェクト(4)

2017年03月11日 | 3・11 凧絆プロジェクト
平成29年3月11日 東日本大震災の発生から6年を迎えました。
新聞報道では1万5893人の方が亡くなり、2553人の方が依然不明であると書かれています。
6年を迎えても被災地の完全復興にはまだまだ時間がかかかりそうです。

きょうの天気は晴れマークになっていましたが、毎年慰霊の為に凧揚げをしている白山市の徳光海岸は曇り空で風も2m/s位で凧揚げには少し弱いくらいでした。
「鎮魂」と書いた慰霊の凧を揚げていたのですが風が弱いので凧は静止しません。


10時には妻のネットの友達が凧揚げに参加してくれ、東北の方に向かって一礼し凧揚げを行いました。
連凧を20枚づつ持って並び一斉に手を離すと連凧は大きなアーチ型となり、そして先頭凧がゆっくりと曇り空に上がって行き、やがて風に揺られながら揚がっています。



参加してくれた子供に連凧の根元の揚げ糸を持ってもらい感想を聞くと「重い、引っ張られるが楽しい」といっていました。


風は強くなっており4㎧位でしょうか連凧は上に下に、右に左にと激しく揺れ動き、見ている人からは龍のようだという言葉が聞こえます。


参加者に連凧を持ってもらっていたのですが、天候も下り坂になってきたので、降納しました。


参加した方母娘からは来年もできれば参加したいと言われ嬉しくなりました。また、震災の出来事を忘れないで明日に繋げて行く活動につながればと心新たにした一日です。
今日の天候は曇り一時小雨がぱらつく、気温は5.5℃、風向は北東の風で約4m/s。
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