光山鉄道管理局・アーカイブス

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レイアウトの「模型屋さん」のはなし

2024-04-04 05:44:29 | ストラクチャー
 前回、ストラクチャーとしてのパン屋さんをネタに取り上げましたが、今回もその関連で。

 今回は「模型屋さん」を取り上げます。

 メーカーとしての遊び心として「模型屋さん」のステッカーが付属するというのは昔はよく見かけたものです。

 前回も取り上げたTOMIXの商店では「ユモト模型」というのがありましたが、やや遅れてリリースされたGMの商店にはそのものずばりの「グリーンマックス」のステッカーがあって当時は笑わせてもらいました。

 TOMIXの商店はわたしもかなり早い段階で購入していたので、ステッカーも「ユモト模型」を使ったものです(笑)
 グリーンマックスの方はごく最近、組み立て済みの中古モデルの中から見つけましたがメーカーらしい遊び心を感じたものです。

 わたし個人はレイアウトの中にGMの3階建てビルをベースにした「レンタルレイアウト付きの模型店ビル」なんかも組み込んだりして(笑)

 模型屋さんの建物はその構えが時計屋や眼鏡屋、洋品店などに似ているせいもあって既存の商店モデルを転用しやすい題材と思いますが、それでも店内やショーウィンドウの意匠にひと手間掛ければ模型屋さんらしさを倍増できる物です。
 (そういえばわたしもジオコレのビルをステッカーチューンで「MODELS I〇ONの光山店」に仕立てた事がありましたw)
 逆に言うならこれまで既存のストラクチャーで明確に模型屋さんとして製品化されたものは殆どなかったとも言えます。
 そんな中でみにちゅあーとが「TamTam岐阜店・仙台店」をペーパーキット化したのは面白い着眼だったと思います。


 特に岐阜店の構造は郊外型のホビーショップの外見を再現した物としては出色でした(これとよく似た構造の店としてわたしの知る範囲でも「新清〇鑑定団」や「ハード〇フ盛〇上堂店」なんかがあるのでそっちに転用するのも容易だと思います)ただ、出来は良いのに半ば限定品みたいな販売だったせいで今からだとなかなか入手しにくいですが。

 どちらかというと模型店に関しては製品の登場を待つよりも既存製品をユーザーレベルで改造して楽しむのが向いている様な気もします。

 今と違って昭和の頃までは模型屋さんと言えば「商店街の中にある物」というのが通り相場でしたが今では郊外の大型店のテナントになったり家電量販店の1コーナーとして出店している事が増え、一種の絶滅危惧種に近い存在ではないかと思います。その意味からすればレイアウトの中に「子供の頃の思い出のショップ」を出店させるというのもアリではないかなとも思います。


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