グリム童話と民間伝承に関心ある方の対話の広場

「奈良民話祭り」(毎週更新)(http://blog.goo.ne.jp/namin_2010)も
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★グリムと民間伝承研究会(グリミン)★武蔵大学:5月31日★グリムとベヒシュタインそして柳田國男★

2015年05月05日 | Weblog
★グリムと民間伝承研究会(グリミン)★第62回例会案内★

                 2015年5月5日

 大型連休がやがて終わり、新緑の季節を迎えます。
 皆さま、お元気でいらっしゃいますか。

 さて今回は、日本独文学会の春季大会に合わせて、
大会2日目午後にグリミンの例会を開催します。
平素参加しにくい方々も是非奮ってご参加下さい。

★今回はお二人の先生にそれぞれ、大変興味深いテーマでご発表いただきます。

 会場校に長年お勤めだった武蔵大学の鈴木 滿先生には「ルートヴィヒ・ベヒシュタイン──人と仕事」 と題して、

 また成城大学の横山ゆか先生には「柳田文庫所蔵ドイツ語文献調査 -昔話研究を中心に」と題して

 ご発表いただくことになりました。 




●日時: 2015年5月31日(日)午後1時30分から(時間厳守)
     午後1時30分~4時 研究会(時間厳守)
     午後4時~5時 懇親会(大学近辺の喫茶店・自由参加)
●会場:
武蔵大学 江古田キャンパス  8号館  8701教室
   (〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1)
道順:山手線「池袋」乗換え→西武池袋線「池袋」乗車→「江古田駅」下車→徒歩6分
キャンパスアクセスガイド


●内容:
 
★特別講演 13:30~14:40

   武蔵大学 名誉教授(比較口承文芸論) 鈴木 滿

   「ルートヴィヒ・ベヒシュタイン ── 人と仕事」

  【講演概要】  
Ludwig Bechstein (1801-60) は量的には19世紀ドイツ語圏最大の昔話・伝説収集者に
して編著者。『ドイツ伝説集』Deutsches Sagenbuch (1853) 、『ドイツ昔話集』Deutsches
Märchenbuch (1857) が代表的編著といえよう。口承文芸研究・民俗学の泰斗ルツ・レーリヒ
は次のように述べている。「世紀転換頃まで、ベヒシュタインの『昔話集』はグリムの
KHMより更に人気を博し、更にに広範に普及していた」(> Lutz Röhrich: „und weil
sie nicht gestorben sind... 2002.)。こうした文人の生涯と仕事の一部をご紹介する。

  ★研究発表 14:50~16:00

    成城大学非常勤講師(同大学民俗学研究所研究員)  横山 ゆか

   「柳田文庫所蔵ドイツ語文献調査 ― 昔話研究を中心に ―」

   【発表概要】
柳田國男は民俗学を構築していく際、欧米諸国の研究から影響を受けたと言われている。
しかし、柳田は参考文献を明示していないことがほとんどで、
いかにして西欧の研究成果を自身の学問に取り入れたのか、その過程を探るのは容易ではない。
そこで本発表では、柳田の欧米諸国の研究の渉猟とその過程を探る上で直接的な手がかりと
なりうる柳田文庫(成城大学民俗学研究所所蔵)より、独語文献の中でも特に書き込みの
多いグリムのKHM第七版(原書)、ボルテ/ポリフカのKHM注解、マッケンゼン編『ドイツ
メルヘン辞典』(HDM)に見られる書き込みを紹介し、柳田が昔話研究を行うにあたり、
何を主眼としてきたのか、その一端を覗いてみたい。
   
●参加費 500円


■次回グリミン例会予告■

★第63回例会: 2015年度日本独文学会秋季研究発表会
           [ 鹿児島大学 10月3日(土)~4日(日)]
            の二日目:4日(日)午後に開催します。
  上記の例会の研究発表を募っています。
  特に大学院生はじめ若い研究者の積極的なアプライを期待しています。
  希望者は世話人までご連絡ください。
                  世話人:竹原威滋:bambus@kcn.jp
                      野口芳子:noguchiy@mukogawa-u.ac.jp
 
------------------ 

■学会情報■
★日本独文学会春季研究発表会
  2015年5月30日(土)~31日(日)
  武蔵大学 江古田キャンパス  
    詳しくは学会のプログラム参照


★日本口承文芸学会 第39回大会
 2015年6月6日(土)~7日(日) 
 國學院大学 渋谷キャンバス
 ●公開講演 6日(土)午後
 昔話と唱え言― 話型と伝承的表現  廣田 收
 ユーラシアの叙事詩研究の方法をめぐって  荻原 眞子
 比較民話学のすすめ ― 柳田國男のグリム研究再考― 高木 昌史
 ●シンポジウム7日(日)午後 テーマ 「口承の記憶と継承」 

★日本昔話学会
 2015年7月11日(土)~12日(日) 
 立命館大学 衣笠キャンバス
 ●シンポジウム 12日(日)午後 テーマ 「声の文化を語りつぐ」 

 
■新刊情報■
『カラー図説 グリムへの扉』 大野寿子編  勉誠出版 2400円(予価)
  グリム童話誕生200年祭記念出版  
  執筆陣:ツィンマーマン(チューリヒ大教授)、ラウアー(グリム兄弟博物館長)ほか
  グリミンの関係者(大野、高橋、田口、竹原、西口、野口、溝井)
  グリミン例会で紹介します。
『グリム童話とドイツ伝承文学における父親像と母親像』 野口芳子編 日本独文学会研究叢書102号
   執筆陣:グリミンの関係者(金城、竹原、野口、溝井、山本)
『グリム童話の旅 グリム兄弟とめぐるドイツ』 小林将輝 小澤昔ばなし研究所 1500円
『グリム童話全集 : 子どもと家庭のむかし話』 シャルロット・デマトーン絵 橋本孝/天沼春樹訳 
   西村書店 3600円
『異界のものたちと出遭って 埋もれたアイルランドの妖精話』 エディ・レニハン編著 
   フューシャ(荒木孝子ほか)訳 アイルランドフューシャ奈良書店 1800円
『中世後期のドイツ民間信仰 : 伝説 (ザーゲ) の歴史民俗学』 ヴィル-エーリヒ・ポイカート著  中山けい子訳
   三元社  2800円
『民俗学のかたち - ドイツ語圏の学史にさぐる』 河野眞 創土社 12000円
『ナラトロジー入門――プロップからジュネットまでの物語論』 橋本陽介 水声文庫 2800円
『シルクロードをつなぐ昔話 中国のグリム童話』 三弥井書店 2800円
『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』 大塚ひかり 草思社 1500円
『子どもと本』 松岡享子 岩波新書 820円
『入門 説話比較の方法論』  廣田收 勉誠出版 4800円
『語り伝える吉野の民話』 丸山顯徳編 金壽堂出版  750円 
   詳しくはここをクリック
『村上郁再話 子どもと家庭のための奈良の民話』 青木智史・竹原威滋編  
  京阪奈情報教育出版  第1巻:人の世の話 900円
第2巻:動物の話  840円  第3巻:こわい話と笑い話 840円
   詳しくはここをクリック
『超域する異界』 大野寿子編  勉誠出版 6500円
   詳しくはここをクリック
『卒論を楽しもう―グリム童話で書く人文系卒論―』 野口芳子著
    武庫川女子大学出版部 1575円
    詳しくはここをクリック


Boehncke,Heiner/Schmidt,Phoebe Alexa: Marie Hassenpflug.
   Eine Maerchenerzaehlerin der Brueder Grimm.
   Darmsatdt: Philipp von Zabern 2013.
Stauff, Beate: Von Strassenmusikanten und anderen Vertriebenen.
   Marburg:Tectum 2010.
Roelleke,Heinz /Schindehuette,Albert: Es war einmal... Die wahren Maerchen
   der Brueder Girmm und wer sie ihnen erzaehlte.
   Die Andere Bibliothek Eichborn:Frankfurt/M. 2011.
Freyberger,Regina: Maerchenbilder - Bildermaerchen.
   Illustrationen zu Grimms Maerchen 1819-1945.Athena:Oberhausen 2009.
200 Jahre Grimmische Maerchen. Ein deutscher Welterfolg und seine Autoren.
   Die Brueder Girmm. in: Die Zeit. Geschichte 4/12
Uther, H.-J.:Handbuch zu den "Kinder-und Hausmaerchen" der Brueder Grimm.
   Entstehung-Wirkung-Interpretation. 2008 (Gruyter) E 58.00
Schede, Hans-Georg: Die Brueder Grimm. Biographie. (CoCon) Hanau 2009
Mieder, Wolfgang: "Maerchen haben Kurze Beine" Moderne Maerchenreminiszenzen
   in Literatur, Medien und Karikaturen. (Praesens) Wien 2009.
Wildhaber, R. / Uffer, L.: Der Schweizer Maerchenschatz.(Diederichs) 2007
Burgard, Matthias: Das Monster von Morbach. Eine moderne Sage des
   Internetzeitalters. (Waxmann) Muenster 2008. E 19.90
Martus Steffen: Die Brueder Grimm. Eine Biograhie. (Rowohlt) 2009 E 26.90
Jaeckel, Karin: Deutschland, eine Maerchenreise. (Herder)
   Freiburg 2010. E17.90

■グリムと民間伝承・論文情報■
横道 誠:グリム兄弟による「歌謡エッダ」(古ノルド語)のドイツ語訳(その1)
   ―「青年シグルズの歌」を例として―
   京都府立大学ドイツ文学会『AZUR(アツール)』7号(2015.2.) 所収
中山淳子:翻訳と考察『ドイツの伝説 ― グリム兄弟編集』から「コーボルト」
   文芸誌『KORN』3号(2014.8.)所収
間宮史子:200歳を迎えたグリム童話―その現代における意義―
   『口承文芸研究』 37号 (2014.3.) 所収  
丹菊逸治:国際口承文芸学会16回大会参加報告
   『口承文芸研究』 37号 (2014.3.) 所収
川原美江:「フォルク」のいない文学
    ― ヘルダーからグリム兄弟にいたる民衆文学の構築 ―
   『ドイツ文学』148号 (2014.3.) 所収
中丸禎子:人魚姫が浮かび上がるとき ― アンデルセン『人魚姫』における
    主体的な女性とデンマークの人魚モチーフ文学作品における原型 ―
    『ドイツ文学』148号 (2014.3.) 所収
植 朗子:『ドイツ伝説集』における<人間が生る木>伝承と神話的樹木
    『ドイツ文学』148号 (2014.3.) 所収
鈴木満:ルートヴィヒ・ベヒシュタイン編著『ドイツ伝説集』試訳(その1~6)
    武蔵大学人文学会雑誌第44巻~46号 (2012.11~2014.10)所収

Roelleke,Heinz: Wess-Rot-schwarz:”Die drei Farben der Poesie”.
   Zu Farbspielen in Grimms Schneewittchen-Maerchen und anderwaerts
   in: "Fabula" Band 54, Heft 3/4 (2013)

★和書・洋書を問わず、グリムと民間伝承に関する新刊情報をお寄せください。

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Prof. Dr. Takeshige TAKEHARA
 Baika Women's University

「竹原・語りの文化研究所」ホームページ
 
語りの文化を楽しむブログ。原則毎週末に更新。


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