ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

バイオテクノロジーと社会

2016-06-25 18:55:50 | 日記

 私のような高齢者でも、学ぶことは楽しいことです。特に、今まで自分の知らなかった専門外の分野の興味ある事柄を知る機会があれば、ワクワクする。それは、私だけではないはずです。幸い私の住居の近くには、今、世の注目を集めている、勢いのある大学があります。

 近畿大学工学部(広島キャンパス)では、地域貢献の一環としての公開講座を開いています。私、このたび一般向け講座として、次の講座を聴講させていただきました。

近畿大学は「近大マグロ」でもよく知られ、今、大変輝いている大学です。地元にこのような若々しい学府があり、高齢・無知な住民であっても、その知識の一端に触れさせていただく機会に恵まれ、大変ありがたいです。

   バイオテクノロジーと社会

平成28625日(土)10001200 

講師:化学生命工学科准教授 鈴木克之先生

講座内容:医療、食料、エネルギー資源、地球環境等の分野で、私たちの生活と密接に関連するバイオテクノロジーの現状と今後の展望を紹介

 近畿大学工学部化学生命工学科では、食品、天然資源、微生物など、「生命」につながる多様な研究を実施していますが、今回講師の鈴木克之先生は「生体分子工学研究室」において、遺伝子の進化に着目し新たな酵素を開発、すなわち、生物進化をまねた方法で新しい酵素の開発をされていて、現在は特殊なカビが作り出すセルラーゼの遺伝子や放射線耐性菌ゲノムの解析を行っておられる方です。

 近畿大学工学部(広島キャンパス)は、緑豊かな広々とした敷地に機能的にいくつもの校舎が配置されていますが、今回講座に使われたC棟は、駐車場から陸橋を越えたらすぐの場所にある、多分一番大きな校舎でした。

 受講生は、だいたい私のような高齢者ですが私と違うのは、皆さんインテリ・高潔という雰囲気の方々でした。

 バイオテクノロジーという分野は、大変広い分野なので、とても2時間で説明できるものではありませんが、私のような浅学の輩には今日のような短時間の概論がピッタリです。

お話しと沢山の資料をいただきましたが、特に私の印象に残った資料とお話し要旨をピックアップします。

 Bio:生物の、生物的な ですが、カタカナで「バイオ」と言えば、大変広い意味になる。

 バイオテクノロジーは、人類の歴史の中で使われてきが、現代では、大変注目を集めていて、未来の社会で益々重要になる。人類が解決すべき食料問題、医療、資源エネルギー、環境問題に重要な技術である。

 もっとも、ヒトは200年生きられない。どんなに医学が進歩しても、人はいつどうして死んだらいいか、バイオテクノロジーでは解決できないという側面もあります。








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