参加者11名(うち都レンジャー3名)
今日の活動場所は、小仏川沿いの裏高尾渓流線。
春にはアズマイチゲやヤマエンゴサクなどの春植物が咲き競い、
ここ数年で利用者の数が増えてきたコースです。
利用者の増加に伴い、踏みつけによる植生の荒廃も顕著になり、
駒木野地区は地元の方によるロープ柵の設置により植生が保護されているものの、
西隣の荒井地区は荒廃が深刻化する一方でした。
荒廃しつつある植生を保護し、回復させるために、今回は自然物である石を積む工法を採用しました。
これは、雲取山の植生保護でも実績のある工法です。
完成図。
回復には長い時間がかかるとは思いますが、楽しみに待ちたいと思います。
今回これと並行して行ったのが複線化対策。
このコースは私有地が多く、いわばお庭の中を通させていただいているようなもの。
土地所有者のご厚意でなりたっている歩道です。
複線化している個所を倒木を活用し一本化しました。
作業後。
利用者に理解を求める看板も設置。
巡回で歩かれる際は、マナー普及の声掛けをお願いします。
また、今回は自然物を活用したので、メンテナンスは必須です。
傷んでいる時には補修をお願い致します。
参加いただいた皆さん、暑い中お疲れ様でした。(都レンジャー/甲把)
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