高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2016年4月9日(土) 自主巡回 「南高尾」

2016-04-12 23:38:16 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2016年4月9日(土) 自主巡回 「南高尾」 【 施設の点検、清掃 と ”春” を探そう!】

 
◆参加者: 7名(伊藤L)    ◆天候: 曇り時々晴れ
◆コース: 高尾山口駅前(9:15)~梅の木平~新中沢橋~西山峠(11:25)~三沢峠~峯の薬師(13:40)~三井大橋~クラブ前バス停===橋本駅 (解散)

久しぶりに高尾山口駅を降りると、5月のGWの頃と変わらない駅前広場の混雑模様に驚かされた。 川沿いの僅かに空いたスペースに移動し、ミーティングと軽いストレッチで体をほぐす。 今日の巡回のテーマは「施設の点検、清掃 と ”春” を探そう!」。
改装された「あおばばし」を渡り甲州街道を歩き出す。周囲の山々の景色がいつもと違い、所々に白色やうすい紅色が混ざって見える。ヤマザクラであろうか----。

 「梅の木平」で最初の施設点検。指導標の矢羽根がぐらついていたため、ボルトを締め付けるものの、サビついて動かない。 Tさん持参の潤滑剤を吹きつけ、ようやく固定できた。ここは「関東ふれあいの道」の起終点である。(以下 都環境局HPより)

  『関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)は、関東地方、一都六県 (東京・埼玉・群馬・栃木・茨城・千葉・神奈川)をぐるりと一周する長距離自然歩道です。
 平成22年度、栃木県コースの整備が完了したことにより、総延長1,799km、全160コースになりました。 東京都八王子の梅の木平が起 終点となっています。
 東京都コースは、高尾から奥多摩までの延長約74.4km、7コースが整備されています。
 美しい自然を楽しむばかりでなく、田園風景、 歴史や文化遺産にふれあうことのできる道です。』

 200m位先へ行くとまた指導標がある。こちらは矢羽根が色あせ文字が消えかかかっており、持参の白マーカーやペンキでなぞってみた。多少見えるようにはなったが、まだ十分ではない。別の対策が必要と思われる。 

  新中沢橋近くにある指導標の補修にも力が入る。

 ここから徐々に上り坂にになり、途中、ワイヤと滑車を”綾とり”のように張り巡らせ、森林の皆伐中の作業を皆で感心しながら眺める。
 冬期の降雪による倒木であろうか、登山道に横たわる木々の取り除き作業を5ヶ所ほど行い一汗かく。

 

西山峠までに3組(5人)の下山者に出合い、花の開花状況などの情報をいただく。
 西山峠でちょっと早い昼食。隣にいた40代位の男性の利用者から「サポートレンジャーって何をやっているのか?」の 質問を受け、「レンジャーカード」を手渡し説明すると、「日影沢でレンジャーさんを見かけたことがある」との返事が返ってきた。 『豊かな自然を守る仲間を増やそう!』を実感する。

 お日様は出ているものの、津久井湖から吹上げる風が冷たく、早々に三沢峠へ向け歩きだす。
 Kさんの提案でまき道は通らず「泰光寺山」に上る。ここには「三等三角点」があった。
 三角点はご存じのように三角測量にに用いる際に経度・緯度・標高の基準になる点のことである。
 設置間隔の距離により、一等から四等に区分されてる。 因みに高尾山頂にあるのは「二等三角点」、小仏城山は「四等三角点」があるという(実はまだ城山では見てない。今度に--)。それでは「一等」は? ---近場では「雲取山」にあるそうです。

 

 近くで、雨で汚れた「頭上注意」の貼り紙が落ちていた。その上を見ると垂下った支障木が風に揺れて
 おり、注意して通り過ぎた。


 「峯の薬師」までの道は春の陽を受けた”花街道”のよう。 津久井湖の眺めも良い。遠くから祭りのような音が風にのって聞こえてくる。
 峯の薬師で休憩、振返りを行い山を下りる。途中の田園風景に春を感じながら、三井大橋の「そよかぜ橋」を渡りバス停へ。

 神奈川県まで手足をのばし、皆様お疲れさまでした!
 所で、途中で地元の人からの声かけで買ってしまった「キヌカツギ」は、柔らかくひと味違う春の美味しさでした!

 

 <今日の花>

 

    (記録: 伊藤、  写真一部 川原田 )

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