DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[12センチ / 山崎あおい] これでいい!自然体なあおいちゃんに戻った感じ

2015年03月08日 | 音楽レビュー
山崎あおいのメジャー2ndアルバム聞かれましたか?
2年半前ぐらいに『ツナガル』のレビューしたときは、これはすごい逸材が出てきたと感じたのですが(⇒レビューはコチラ)、昨年1月に出たメジャー1stアルバム『ナツイロ』は、どうもメロディが歌詞と合っていないと感じる部分が多く、無理やり音を上げ下げして作曲したような、私的には聴いてて辛い感じの作品でした。(⇒関連記事はコチラ)

それ以来、住岡梨奈、Rihwa、片平里奈、chay、植田真梨恵など、女性シンガーがシーンが盛り上がってきて、山崎あおいから少し心離れていたんですが、本作『12センチ』を聴いて、やっぱりこの人いいな、と再確認しましたよ♪

12センチ (初回限定盤)
クリエーター情報なし
ビクターエンタテインメント

今作はメロディがすごく自然で美しく彼女らしい感じがしました。これこそ、山崎あおいの魅力だと思います。
「ふたりで歩けば」が一番彼女らしい感じがして好きです。

●ふたりで歩けば / 山崎あおい


●スクランブル / 山崎あおい


いきものがかりの「恋詩」のカバーで注目度抜群の安田レイ(⇒レビューはコチラ)など、女性シンガーシーンは群雄割拠な感じになってきてますが、山崎あおいちゃんには、彼女にしか出せない味があると思うので、そこを見失わずに突き進んでいってほしいなと思いますね。個人的には馬場俊英さんのように、素朴でナチュラルな良い歌を歌い続ける歌い手さんになっていってほしいなと思います。(⇒馬場さんレビューはコチラ)

●『恋詩』/ 安田レイ


アルバム『12センチ』の全曲フラッシュがあったので、ぜひ聴いてみてくださいね。

●『12センチ』全曲フラッシュ


《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》


コメントを投稿