出穂

　関東・東北太平洋側では極端な日照不足が続いているようですね。お盆に東京から帰っていた娘（明日帰ります）や姉妹一家が「８月に入ってからず～と雨降りよ。」と言っていた矢先にテレビで１６日連続の雨降りを報じていました。こちら秋田も台風５号通過後、随分と涼しくなりました。天気もあまりパッとしません。稲の生育も相変わらず出穂が昨年より５日から１週間ほど遅れています。

ようやくほぼ出揃った砂地圃場の＜あきたこまち＞　ヘドロ（堆積土壌）圃場はもう一息、80％ほどでしょうか。

80％ほど出穂した＜ササニシキ＞　昨年の日報を見ますと１３日に80％となっていました。昨年＜ササニシキ＞とほぼ同じくらいだった＜ひとめぼれ＞はまだ走り穂もみられません。

こちらも70％～80％出穂した＜きぬのはだモチ米＞。こちらも昨年はお盆前には出揃っていたと思います。

先日農協の営農指導から今年は出穂間もなくの柔らかいお米の汁を吸うカメムシの発生が多く、注意情報が出されました。そして今日は数年前に大発生し、一夜にして葉を食い荒らされ大減収したヨトウムシの発生も見られるとのことでこちらも注意報が出ていました。そんな情報をもとに夕方の風がなくなるころを見計らってあちこちで殺虫剤の粉剤を散布する姿が見られました。今年はそんな光景をみるのも多くなりそうです。