老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

原発うごかすな!実行委員会のblogをお借りしています。
連絡先:saikadouyamete@yahoo.co.jp

老朽原発うごかすな!ニュース (第17号)2020.09.26

2020-09-30 16:23:21 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
9月6日を 老朽原発廃炉の日に(報告とお礼)→ コチラ


9.6記録映像は → コチラ

賛同いただいた団体・個人 → コチラ


■■ 9.6大集会に連帯する高松行動 ■■

老朽原発うごかすな!という行動は関西だけの問題ではない。全国の問題だ!
という想いが結集して今回四国高松で連帯行動を、8月30日におこないました。
もうすぐ9月だというのにまったくおさまらない灼熱の中、緊急行動にも関わらず
遠く愛媛からの参加もあり、「老朽原発動かすな」「全ての原発今すぐ廃炉」
「金より命」の声を遠く関電まで届けと響かせました。



40年超えを許さなければ新たな莫大な資金投入が出来なくなり、
電力資本は40年を待たずに廃炉の決断をせざるを得なくなります。
40年超え原発の運転を許さない闘いに、全国の力で絶対に
勝たなければならないものだと確信しています。

コロナ禍で起きた四国電力の伊方原発2号機の消火配管での水漏れ。
3号機の配管からの水漏れはどちらも経年劣化によるものとしか思えません。
放射能を浴び続けている原発が古くなればボロボロになるのは当たり前
ではないでしょうか。定期点検など形だけで、壊れるまで放置し続ける
原発を何十年も使い続けるなど犯罪でしかありません。

想定外の地震が起きるたびに基準地震動が引き上げられる。
こんな出鱈目を平気でできる電力資本です。40年の次は60年。
次は100年と金儲けのためには際限なく伸ばしていくのではないかと
疑わざるを得ません。運転期間延長を許せば次は安全対策の引き下げなど
次々と自分たちの都合良いようにしていくことは明らかです。

今こそ労働者市民の力で原発を終わらせましょう。

(脱原発アクション in 香川  名出真一)


■■うつぼ公園でも、名古屋・栄でも / 廃炉の想いを伝える■■

9・6大集会への40年廃炉訴訟市民の会の取り組みについて簡単にご報告いたします。
うつぼ公園での集会には、名古屋からは5名が参加しました。
市民の会共同代表の草地さんがスピーチの時間をいただき、
規制委員会が原子炉容器の監視試験片の原データを見もしないで認可を
出していた問題につき、裁判では裁判所に文書提出命令の申し立てを
おこなったことについて報告しました。

他方、名古屋・栄でのスタンディングには25名ほどが参加。
ツイキャス配信で参加者一人一人の思いを伝えました。



通行人に音声で呼びかけるべきではないかとのご意見もありましたが、
大きな音を出していると近寄り難くなってしまうというデメリットもあります。

今回のスタンディングでは、通行人の方とお話もできたりして
よかったのではないでしょうか。

同時間帯のSNSデモは、当会アカウントの発信力不足のせいか、
主体的に参加してくださったのは1名という結果でした。
(当会ツイートをリツイートしてくださる方はいらっしゃいましたが。)
引き続き、♯老朽原発うごかすな の発信を続けていきますので
よろしくお願いいたします。
(老朽原発40年廃炉訴訟市民の会 柴山恭子)


■■「老朽原発うごかすな!」ビデオ視聴会&「脱原発奈良でも行動」■■

「9・6老朽原発うごかすな!大集会」ビデオ上映と交流会を
9月11日15時10分から、奈良市生涯学習センターにて27名の参加で
開催しました。

ビデオは1時間余に編集し、中嶌哲演師あいさつ、木原壯林実行委報告、
各地並びに「奈良のつどい」アピール。そして御堂筋パレードと
最後の大雨にもめげす難波元町まで貫徹!きれいな画質とクリアな音で再生。



その後の交流会では参加者へのねぎらいと「奈良の地でも粘り強く運動を続けねば」
との発言。「つどい実行委員会」の団結の強さへの褒め言葉も頂き、
最後に「誰もが反対再稼働、老朽原発うごかすな」の赤とんぼ替え歌を歌って
17時散会。

18時からのJR奈良駅前「老朽原発うごかすな」スタンディングアピールと
18時30分からの、403回目「脱原発・奈良でも行動」に合流、
29名の関電奈良支社へ抗議の往復デモ、と充実した1日でした。
(差引この日の参加者は41名でした)

これからも肩肘張らず粘り強く!!
(原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい実行委員会 榎本恭一郎)


■■堅田駅前で、「老朽原発再稼働の阻止」を訴え■■

「原発を考えるびわ湖の会」はかねて「高浜原発1号機は特別に危険な老朽炉」
と題する説明チラシを作成し集会等で配布してきました(下の写真)。



昨年は老朽原発名古屋行政訴訟北村栄弁護団長と
弁護団顧問の小岩昌宏京大名誉教授を講師に「老朽原発の廃炉を求める集い」を開催。

高浜原発から関電本店までの老朽原発うごかすなの行動にもできるだけ参加しました。

オール福井をテコに文字通り、オール関西が総結集して開かれる画期的な
「5・17老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」は新型コロナ禍で
延期されましたが、9・6大集会のチラシも広く運用し、
立地自治体への申し入れハガキも独自に印刷して配布しました。

7月下旬から新型コロナ感染第2波が大阪では留まるところを知らない勢いに、
滋賀に住む私たちは、市民に広く大阪集会への参加を呼びかける状況にはない
と判断し、参加可能な人は大阪集会に参加するよう呼びかける一方、
同じ日の夕方に堅田駅前で大集会に連帯する市民アピールをおこなう
こととしました。



びわ湖の会のほか、キンカン行動や小野駅前メモリアル行動からも参加があり、
大集会から戻った人も2人参加。大集会のポスターを掲げ、
手作りの「老朽原発うごかすな」のボードを胸に、説明チラシを配り、
老朽原発の再稼働阻止を訴えました。
(原発を考えるびわ湖の会 野口宏)


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第17号』
 ダウンロードは → コチラ


『自治体あて要請ハガキ』は → コチラ
『関西電力あてハガキ』は → コチラ

facebookイベントページは
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老朽原発うごかすな!ニュース (第16号)2020.09.23

2020-09-26 11:46:20 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
9月6日を 老朽原発廃炉の日に(報告とお礼)→ コチラ

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■■ 9.6大集会に、福島から連帯 ■■

今日の大阪の天気予報を見る。台風10号の接近でハラハラですが、
何とか持ちそうですね。良かった!しかしながら…コロナで
東京や大阪行きの実質禁止を仕事先からいわれているため、私は残念ながら
参加できません。泣。

せめてと、9月4日郡山駅前での金曜行動で「老朽原発動かすな!」の
プラカードを作り、連帯のマイクアピールをしました。全4人。

特に私が話していたのは、京都や大阪から「倦まず弛まず」若狭現地に
足を運び、チラシの戸別配布をしてくださった方々の熱意と行動力、
そしてリレーデモのことです。現地の人々の反応が、最初から比べれば
全然違うものとなって良くなってきていることなどに、私たちの運動に
必要なダイジなことが詰まっていると感じているからです。



さて、ご存知のようにフクシマは、健康被害、汚染水・汚染土問題、
中間貯蔵施設、補償打ち切り、被ばく労働、オリンピック、
「復興」キャンペーン…とたくさんの問題噴出で、すべてを枚挙する暇が
ありません。
  
最近の福島での動きを、一つだけ報告させてください。

「トイレなきマンション」の行きつくところ、経済産業省設置のALPS小委員会が
汚染水海洋放出案を出しました。とんでもないことです。
私たちの根気強い議会各派への働きかけ(議員との学習会等も)で、
「風評」被害の文言を入れられるなどもありながら(風評ではなく実害である)、
郡山市議会は、ともかくも全会一致で海洋放出反対意見書を可決しました。

8月末現在で県内自治体21カ所。県漁連断固反対、農林水産団体も。
これから秋の議会でも反対意見はさらに増える可能性ありです。
あきらめずにやってみることですね!

フクシマを繰り返すな!すべての原発を廃炉に!
明日の“その日”のために、コロナを超えて共に力強く歩んでいきましょう。
(原発いらない福島の女たち 黒田節子)


■■福井県高浜町でも呼応した行動が■■


「9.6大集会inおおさか」への福井のみなさんの連帯行動を伝える毎日新聞


■■ 老朽原発うごかすな!と 安定ヨウ素剤の事前配布■■

「彦根・愛知・犬上 原発のない社会をつくる会」は、大阪集会に連帯し
9月6日(日)11時から、彦根城中堀の交差点で、マイク宣伝と
チラシ配布をおこないました。マイクを握った3人は次のように呼びかけました。



いま、原発そのものの良し悪しは別として、2つのことが大事になっている。
1つは、老朽原発を動かさないことだ。隣の福井県では今4つ原発が稼働
しているが、加えて、運転歴45年の高浜1号機、44年の高浜2号機、
43年の美浜3号機の3つを、来年の初めから動かそうとしている。
このオンボロ原発を、更に20年も動かせば事故の危険が格段に高まる。
これだけは止めましょう。

もう1つは、事故の可能性がある限り放射能から身を守る方策をとることだ。
高浜や大飯で事故が起きると、風速4mで、4~5時間で放射性ヨウ素が
彦根に飛んでくる。私たちは、彦根市と愛荘町、豊郷町、多賀町、甲良町
の議会に「安定ヨウ素剤を学校と家庭に事前配布」することを請願している。
放射性ヨウ素が飛んで来るまでにこれを飲んでいれば90%甲状腺ガンを
防ぐことができる。飲んでいなければガンになりやすい。しかも、
1粒10円以下のわずかな予算だ。飲む飲まない、どちらを選ぶのか、
市町の議員さんと首長さんは問われている。この9月4日に甲良町議会は、
この請願を8対2で採択した。

スピーカー音を聞いていたお店の女将さんが出て来たので
「すみません大きな声で」と、安定ヨウ素剤のチラシ2枚を渡すと
「ああそうですか。はい、はい、どうぞ」と好意的な様子でした。
途中、台風の大雨が降りましたが、めげずに宣伝を続行しました。
(彦根・愛知・犬上原発のない社会をつくる会 事務局長 杉原秀典)


■■ 老朽原発うごかすな!大集会に連帯して ■■

自立労働組合連合は結成以来、総会を9月の第1日曜日と決めており、
40年間変わることなく開催してきました。5月17日に予定された集会が
延期になった時から、9月6日の集会には参加できないなぁ、と残念に
思っていました。でも、実際に参加できなくても、ツイッターデモや、
各地での連帯行動もできるよね、というアイデアが流れてくる中、
私たちも何かできるのでは!と思い、ささやかですが、大会終了後に
「老朽原発うごかすな!」のスローガンを掲げて連帯アピールすることに
なりました。



新型コロナの影響で、運動に様々な困難がでていますが、動画配信や、
同時行動などで、それぞれに工夫をこらして、連帯する動きは続いています。
人間が、すべての生物が、安心して生きられる世界を作りたいという情熱は、
どんな壁も乗り越えて心をつないでいくのだと思います。
連帯の力を信じて、これからも共に歩みましょう。
(自立労働組合連合 中央副執行委員長 服部恭子)


■■ 実行委員会が開催され、闘いの継続が決まる ■■

9月20日、「9・6老朽原発うごかすな!大集会 inおおさか」の総括と
今後を決める第7回実行委員会が開かれました。

来年初めにも美浜原発3号機と高浜原発1号機の再稼働を目論む関西電力を前に、
9・6集会の成功は、闘いの始まりでこそあれ、これで終わるわけにはいかない
だろうという代表的な意見のもとに、この実行委員会を続けていくことが
全体の意思として確認されました。
そして名称は「老朽原発うごかすな!実行委員会」とすると。

具体的には、大阪を出発点として、若狭に向かうリレーデモおよび
美浜での集会の実施が大枠として確認されました。
また、その過程の前に、10月1日を期して各地で「老朽原発うごかすな!」と
集会などを企画する期間を「キャンペーン月間」とすること、
本「ニュース」の発行をそのために継続する。
関西電力が取締役会を9月28日に美浜の原子力事業本部でおこなうことに対し、
明らかに(老朽原発再稼働にむけての)地元対策であるということで
緊急の抗議闘争を企画することなどが確認されました。
(M)


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老朽原発うごかすな!ニュース (第15号)2020.09.18

2020-09-22 12:58:54 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか

9月6日を 老朽原発廃炉の日に(報告とお礼)→ コチラ


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■■老朽原発うごかすな!大集会に参加して■■

台風10号、新型肺炎ウィルスコロナ、熱中症の心配もある9月6日でした。

台風の影響は何とか集会の開始よりは遅くなりそうで、ほっとした気持ちで
奈良を出発しました。うつぼ公園に着いた頃は、誰もが木陰を求めているような
暑さで、参加者は少ないかもしれないなぁと思えました。

デモや集会は楽しくなくちゃと、替え歌を作って、その歌詞を
大きなのぼりに作った仲間の森本忠紀さんが、集会開始前に歌うというので、
奈良の仲間の集合はちょっと早めでした。

プレイベントの音楽が始まるころには、
2月末を最後に様々な講演会や集会が中止になり、久しぶりに会う
関西一円の仲間の笑顔がたくさんありました。

川口真由美さんが他のイベントが中止になったからと
集会開始前のプレイベントでピアニカを演奏して一緒に歌ってくれたことは
嬉しいハプニングでもありました。

この集会への参加を決めてから、実行委員のメンバーが何度も集まり、
奈良での広報活動や、木原さんや中嶌哲演さんとの団体への要請行動を
おこないました。それぞれの組織がおこなっていた脱原発行動を共有し、
老朽原発を何としても止めていかなくてはという力をいただきました。
その思いが力強くデモでのシュプレヒコールに現れていたように感じました。

facebookなどを通して、参加していなかった人たちからも、
「YouTubeで見てたよ」「たくさん集まっている様子でとてもよかったよ」
という声を聞きました。

もちろん集会が成功したからと言って、老朽原発が止まる保証はありません。
原発を止める方向に動かすのは、政治の力でもあると、
脱原発の行動だけでなく日々の政局の動きに目を凝らし、動きを止めずに
行こうと思ったことでした。
(原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい実行委員会  堀田美恵子)


■■関西の人たちに 元気をもらいました■■

靭公園の入り口に着いた時点で私の心は明るくなりました。
なぜならこのコロナ下の中で久しぶりに大勢のデモに来ている人たちの
顔が見えたからです。その顔は全員といっていいくらいみんな明るく
エネルギッシュでした。そして演壇で話をする人たちもそうで、
参加者がデモ行進している時もやはりみんな明るくエネルギッシュでした。

東海第二原発の再稼働をとめる会・披田信一郎さん

そのデモ行進はかなりの暑さにもかかわらず、みんなそんな暑さを
ものともせず、それを見ている私も暑さなんて気にならなくなっていました。
そして私が驚かされたのはこれだけではありませんでした。

この次の日、「再稼働阻止全国ネットワーク相談会」にも私は参加したのですが、
その知識レベルと意識レベルの高さにも驚かされました。ここの相談会では
「若狭の原発を考える会」の木原壯林さんのお話しも聞けましたが、
まずその時配られた資料に驚きました。

その資料には一般論的な原発危険論をはるかに超え、原発の危険性を
かなり深くミクロなところまで掘り下げたことも書かれていました。

詳しいことはここでは省きますが、
原子炉の鋼材が脆くなる説明としての「脆性遷移温度」、
原子炉で使われている金属が壊れる説明としての「応力腐食割れ」、
原子炉に使われている配管が壊れる説明としての「エロージョン・コロージョン」
などのことがこの資料には書かれています。 

これらのことは実は私自身が約2年前に、難しい専門書を2か月かけて
読んで習得したことだったのです。このような難しいことはそれこそ
その項目だけで1つの資料にもなり得るものなのです。

また、関電マネーについての具体的な詳しい資料も配られましたが、
その際の説明は他ではなかなか聞けそうにない、かなり詳しいものでした。

私はこういった関西で脱原発運動を頑張っている人たちの知的レベルの高さ、
および、それを達成させる意識レベルの高さも、今回の大阪大集会において
およそ1600人もの人が集まり、大成功を収めた要因なのかな、と思いました。
(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会  志田文広)


■■9.6大集会の成功に呼応した各地での取り組み / 福井でも■■

8月8日、コロナの感染拡大が広がる中、9・6大阪集会をやるかどうか
3時間におよぶ議論がおこなわれました。私は、大阪の医療従事者の
「大勢で集まることはさけてほしい」との発言に、人口が少なく世間の狭い
福井県では、「感染すれば町に住めなくなる」と言われますが、
大阪でも同じだと感じました。

このような状況にもかかわらず、集会は1600名以上が集まり大成功を
おさめました。それは、対策工事に土日祝日返上で作業員を動員し、
作業の進捗に影響する傷病の労災隠しを下請けに押しつけ、コロナ感染対策も
不十分なまま再稼働を進める関電に対し、「危険な老朽原発の延命を許さず、
福島の惨禍を繰り返させない」「子や孫の未来を守りたい」と決意した
実行委員をはじめ、多くのみなさんが呼びかけに応えたことにほかなりません。

大阪集会の成功は1600名以上が集まったことにとどまりません。
集会参加者のほとんどがデモに参加して市民にアピールし、
SNSでも発信しました。YouTubeの同時動画配信を見た人からは、
「コロナ禍の中でもたくさん集まって感激した」などの感想が寄せられました。
また、全国で大阪集会に連帯した行動が取り組まれ、関電への抗議・要請行動が
おこなわれました。

福井でも「コロナ禍で大阪の集会に参加することは、家族に反対されているので無理」「参加を呼びかけることに責任がもてない」などの意見が多く出て、
「参加は各自の判断で」と決まりました。そのため、福井から大阪集会に
参加したのは、私が知る範囲では3名でしたが、大阪集会に連帯した行動が、
同日、福井市と原発立地の高浜町でおこなわれ、のべ56名が参加しました。

9.6大集会に呼応しておこなわれた福井駅前でのスタンディング


9月6日、高浜原発前でのスタンディング

今回、コロナ禍の中で新しい運動の創意工夫がされ、運動の規模と質が
大きく広がったことを実感しているのは私だけでないと思います。
11月には若狭の原発がすべてストップします。
こうした運動を今後さらに広げ、若狭の原発の再稼働を阻止しましょう。
(原発住民運動福井・嶺南センター  事務局長・山本雅彦)

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老朽原発うごかすな!ニュース (第14号)2020.09.14

2020-09-17 12:06:39 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
9月6日を 老朽原発廃炉の日に(報告とお礼)→ コチラ

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■■お互いのパワーを交換し合い 元気の出る大集会!■■

コロナ禍と猛烈台風10号襲来が重なる悪条件をものともせず、
「老朽原発うごかすな!」を合言葉に全国から続々と大阪うつぼ公園に
仲間が集まってきた。

最初は炎天・灼熱で乾ききった広場には人影がまばらだったが、
開会と同時に周囲の木陰で涼を取っていた沢山の参加者と幟(のぼり)旗が
ドッと広場を埋め尽くし圧巻だった。

ふぇみん大阪の手作りの可愛い旗も見える。
私は「さいなら原発・びわこネットワーク」のブルーののぼり旗を
しっかり握りしめた。

前で青いのぼりを持つのが筆者

司会は二木洋子さん。容赦なく太陽が照りつける特設舞台(車の荷台)の上で
1時間半にもわたり、笑顔で良くとおる声で何十人にも及ぶあいさつ・報告・など
スムーズにテキパキとこなされた。ほんとうにお疲れさま。
どなたかが日除けのため彼女に傘をさしかけていた光景も、
市民の集会らしくて微笑ましかった。

大集会の中身はまさにダイバーシティ(多様性)。
いろいろな団体、運動、立場の人たちが、様々な切り口で
「老朽原発うごかすな!」と熱い言葉で訴えかける。
それぞれの言葉が胸に響き深く伝わってくる。私たちは独りじゃない、
こんなに沢山の闘う仲間がいる。お互いのパワーを交換し合い、
元気が出る大集会になった。

閉会後、御堂筋デモに出発。
滋賀は第1グループで私はバッグを背負い雨傘とのぼり旗を持ち歩き出す。
ふと前を見ると、びっくり! そこにはスニーカーを履き身軽ななりで
小ステッカーをかざし歩く井戸謙一弁護士の姿が。
西山美香さんの裁判でも無罪を勝ち取られ、八面六臂で活躍される超多忙の
毎日なのに、今日1日を全て「老朽原発うごかすな!」に費やしてくださっている、
感激だ。

発言する井戸謙一弁護士

難波を過ぎて突然土砂降りに遭いずぶぬれになった時、恐れ多くも
私ののぼり旗を気さくにサッと持ってくださり歩かれた。
とても嬉しく井戸弁護士の人となりを垣間見ることができた素敵な一瞬だった。
(岡田啓子 / 脱原発市民ウォークin滋賀呼びかけ人・ふぇみん婦人民主クラブ共同代表)
 

■■「連帯」「リスペクト」で 老朽原発うごかすな■■
■■ 総がかり行動に ■■■■■■■■■■■■■■■


9・6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか、1600名もの参加で、
集会も御堂筋デモも終えることができた。
コロナ、酷暑、台風など、次から次へ立ちはだかる壁を乗り越えての大集会、
開催準備で長期間にわたり奔走して下さった実行委員会の皆さんに、
心から感謝したい。

当日、私の役割は司会、万が一の時はとピンチヒッターを引き受けていたのだが、
4日前に司会の方のご都合が悪くなり、まさかの「万が一の時」になった。

コロナ禍での初の大集会、しかも連日の酷暑で、どれだけ参加者が
あるのだろうかと私は不安だったが、参加者の皆さんも同じ思いだったと思う。

炎天下のうつぼ公園に集まってこられた方々は、最初は木陰におられ、
舞台前には誰もおられなかった。しかし、開会の時刻が近づくにつれ、
舞台前にのぼり旗を持って集まってきてくださった。

そして、のぼり旗が増えるのに比例して、次から次へと続く発言者の訴えに
参加者の視線が釘付けになっていき、会場の雰囲気が不安から
「そうだ!老朽原発うごかすな!」の自信に変わっていくのが、
舞台からは手に取るように感じられた。

司会者として、こんなに心強いことはなかった。大きな集会は、
準備作業とともに発言者、参加者一人一人で創り上げるものだということを
あらためて実感した。 

2015年の戦争法反対以来、「戦争させない・9条壊すな総がかり行動」が
全国で取り組まれ、安倍政権下での改憲を阻止した。高槻市でも
リスペクトと連帯を大切にして取り組んできた。

関電本店があり電気の大消費地である大阪での今回の集会を一つの橋頭堡とし、
若狭の地元の皆さんとともに、「老朽原発うごかすな総がかり行動」で
若狭の老朽原発を何が何でも廃炉に追い込みたい!

集会の司会をする二木洋子さん


最後に、私が司会をできたのは、実行委メーリングリストを通じ、
会議には参加できないメンバーとも多くの情報の共有をして下さったからだ。
開かれた実行委に感謝!   
(二木洋子 / 反原発自治体議員・市民連盟関西ブロック)


■■参加者一人一人の「意志」に関心を寄せて■■

「お願いだから、大勢で集まることはやめませんか?」
8月8日の実行委員会で、思わず参加者に問いかけた。
その時、大阪民医連の病院診療所では、4月以上のCOVIDー19に対する
緊張感が漂っていた。

** 感染とは全く関係のない症状の方から陽性者が出て、集団感染を
   ぎりぎりのところで食い止めた。

** 病棟で感染経路不明の感染者が現れた。接触、対面したほとんどの
   職員、患者のPCR検査を実施した。

3時間に及ぶ実行委員会の中での議論では「老朽原発うごかすな」の運動の重要さ、
不安、とは言ってもすべてやめてしまうのではなく多角的に・・・などなど、
この運動に対する熱意が伝わってきた。

「感染が広がっているからって、何もしないとどんどん(再稼働は)進んでしまう。
ものの言えない世の中になる。私は嫌だ」という発言に対し「私も嫌だ」と思った。

私は発言するときできるだけ「私たちは」という表現をしないことにしている。
「私は」と言うことにしている。「私は嫌だ」という訴えに強く共感した。

原発ゼロの会・大阪を代表して庄司さん

9月6日、「老朽原発うごかすな集会」は予定通りおこなわれた。
参加の有無や行動の有無はそれぞれの「私」にゆだねられた。
参加者は1600人。自分の意見が集会を小さくしてしまったのではないか?という、
うしろめたさもあったし、どうか感染が起こりませんようにと願う気持ちもあった。
前後日の行動やSNS発信も広く呼び掛けられた。


意志を表示することをこんなに悩んだことはあまりなかった。
参加者一人一人の「意志」に深く関心を寄せることができたことは、
これからの仕事と運動の貴重な経験になった。

大阪市で暮らすものの責任だと思うし、原発立地の人々の人権侵害を
止めなければならない。これからも微力ながら「老朽原発動かすな」の運動と
「原発をなくす」運動にしっかりと「私は」参加してゆきたい。
(庄司 修 / 原発ゼロの会・大阪 事務局長)


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老朽原発うごかすな!ニュース (第13号)2020.09.11

2020-09-13 19:47:36 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
9月6日を 老朽原発廃炉の日に(報告とお礼)→ コチラ

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■■老朽原発うごかすな!大阪集会 1600人 参加■■

コロナ、酷暑、台風接近を乗り越え、9月6日、
「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」が大阪市内うつぼ公園で開催された。



近畿・福井・名古屋や全国の原発現地から駆けつけた市民・労働者
1600名が参加し、34万円を超える会場カンパも寄せられた。

司会は、反原発自治体議員・市民連盟関西ブロックの二木洋子さん。

主催者を代表して福井件小浜市・明通寺住職の中嶌哲演さんが、
「40年超えの高浜原発1、2号機と美浜原発3号機を何としても延命阻止し、
福島の惨禍を繰り返さず、後から来る可愛い者たちのためにも、
老朽炉の廃炉と原発ゼロの社会をめざそう」と力のこもった挨拶をされた。

続いて木原壯林さん(9・6大集会実行委員会)が、
「老朽原発廃炉を突破口に原発全廃を勝ち取ろう」と提起。
「原発は、事故確率の高さ、事故被害の深刻さ、事故処理や使用済み核燃料処分の
困難さなど、現在科学技術で制御できる装置でないことを、福島原発事故が
大きな犠牲の上に教えています。その原発が老朽化すれば、危険度が急増します」
それなのに関電は美浜3号機を来年1月に、高浜1号機を同じく3月に再稼働強行しようと企んでいるとし、
相次ぐ不祥事を逆手に再稼働阻止、人の命と尊厳が大切にされる社会をめざそうと訴えた。

関電の原発マネー不正還流を告発する会・末田一秀さんは
「3371人の人が裁判を起こしている。原発はヤミの金がないと動かないということがハッキリした」と訴え。

40年廃炉訴訟市民の会・草地妙子さんは、
「原子炉容器片の原データについて規制委員会は、関電は品質保証があるから
大丈夫だと正式に評価せず合格を出していた」と告発。

福井原発訴訟(滋賀)井戸謙一弁護団長からは、
「原発安全神話は二つある。一つは、規制委員会は世界最高水準である。
もう一つは、甲状腺癌200人の発生や、全国に汚染土はばらまくという。
いかに杜撰で間違っているか」と報告された。

老朽原発の地元から、福井県高浜町住民、美浜町住民、東海第二原発の再稼働を止める会
が発言(前2者はメッセージ)。
カンパの訴えが9・6大集会実行委員会・会計の橋田秀美さんから力強くなされた。

7年続けている若狭での「アメーバデモ」で聞いた地元の声を木戸恵子さんが報告。
原発賠償関西訴訟原告団、全国の原発現地からの参加者自己紹介、関西各府県の市民団体の決意表明
が続き、「1450万人の命の水源・びわこを守ろう」と原発のない社会へ2020びわこ集会実行委員会の
畑明郎さんが発言した。400回を超える関金行動を継続する脱原発はりまアクションの菅野逸雄さんも報告した。

そして、フォーラム平和・人権・環境、全国労働組合総連合(全労連)近畿ブロック、
おおさかユニオンネットワークという労働3団体が勢ぞろいし、それぞれの
代表あいさつがあり、集会決議提案・採択の後、全参加者による「老朽原発うごかすな!」の
いっせいポテッカー掲示で集会を締めくくった。

ある参加者は、「活気と暖かさのある、良い集会でした。デモの最後に大雨に遭い、
電車に乗るのが申し訳ないくらいびしょびしょになりましたが、最後まで、元気に
コールして、町行く方々に思いを届けることができたと思います。発信の大切さ、
今日もいっぱい感じました」。「現在、実稼働中の原発は僅かに2~3基。
酷暑の中でも電気不足になっていないことは、原発が無くても電力は足りている
ことを証明しています。」と。


第1グループ(滋賀、福井、全国)のデモ / 先頭左が筆者

コロナ蔓延で1万人超参加の達成は今後の課題となったが、集会後の
大阪御堂筋1時間半のデモは、後半灼熱の太陽が一転して、台風の影響による
土砂降りに見舞われ、歴史に残る想いで深い取り組みとなった。

大弾圧と闘っている連帯ユニオン関生の沢山の旗が、ひときわ見事に風に
たなびいていたのが印象的だった。

この日、滋賀県内では
JR堅田駅前と彦根の繁華街で集会連帯のスタンディングアピールがおこなわれ、
10月7日には第89回脱原発市民ウォークイン滋賀と
10月24日の「老朽原発うごかすな!滋賀講演会」も、
9・6おおさかに連帯して開かれる。

(さいなら原発・びわこネットワーク 稲村守)
【「さいなら原発・びわこネットワーク」ニュース43号より転載。一部、省略。】


■■ 関西電力に原発を動かす資格はない ■■

「9・6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」は、
数々の困難を跳ね返しての集会でした。

まず、当初準備していた「5・17集会」がコロナで変更を余儀なく
されるところからの再出発であり、よく言われる「集会は開催するより、
中止の方が難しい」だったと思います。
実行委員会の皆さんの努力に敬意を表します。

◇関電の政・財・官への現ナマ工作は常態化

昨年9月発覚の関電幹部の原発マネー疑惑は、内部告発でやっと表に出たもの。
関電設置の第3者委員会発表(今年3月)では、収賄は75人に計3億6千万円以上
にも上り、最高1億以上の現金から菓子箱の中に小判、一着50万円のスーツ等々。
地元自治体などへの金権癒着は、30年前からとも判明。

このような関電に原発を動かす資格はありません。

◇福島の子どもの命を守ることは、私たち大人の責任

兵庫の活動と今日の集会の事です。昨年11月初めから、12月8日の
関電包囲大集会に合わせて「姫路から関電大阪本店」への
「老朽原発うごかすなリレーデモ」は、9日間で延500名が94㎞を歩き通した。

このデモは、兵庫の「こわすな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO
(43の市民団体加入)」の力と共に、今日の集会にも参加してくれている、
社民党、共産党、緑の党、新社会党等の協力と思っています。この集会を機に、
更に市民運動と立憲政党のつながりが深まればと考えています。

私たちの活動です。2012年夏から始めた「関電姫路支店」への
毎週金曜日抗議行動400回、私の地元加古川での「福島原発事故を
忘れない毎月11日行動」も100回に。私たちは常に
「福島原発事故を忘れない」を胸に活動し、福島の子どものいのちと
健康を守る事は、私たちの責任と思い、街頭や集会での福島の子ども支援カンパを
訴えて来た。8月末計177万円となり、毎月福島の子どもキャンプ支援に送っている。

関電を追い詰めるためには、それぞれの地元で声を上げると共に、
まず新電力に変えることも関電への抗議です。
すべての原発を廃炉にするまで闘いを強めよう。
(脱原発はりまアクション 菅野逸雄)


9.6集会で発言する菅野さん(中央右)と兵庫のみなさん


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第13号』
 ダウンロードは → コチラ

『自治体あて要請ハガキ』は → コチラ
『関西電力あてハガキ』は → コチラ
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