瀬戸大橋開通30周年記念によせて
ちょうど、30年前に私は、どこにいたのでしょうか。
瀬戸大橋開通の記念式典が、橋の上に作られた香川県側の会場で、日本中にテレビで盛大に放送されていた。
空にはヘリが飛び、楽団が聞こえこれほど盛大な式典は、世界でも立派な橋ができた喜びで満ちていた。
開通の記念式典の通り初めのはさみを持ち、その祝ひもを切った数人の内のひとりに付き添った秘書として、その場に居たのだった。あれから30年の月日が過ぎた。
その間には、民営になる前の郵政の年賀はがきの応募コンクールに、香川県版で瀬戸大橋と讃岐富士で、また四国版で福寿草が選ばれてお年玉つき年賀状で販売されたのであった。
それから、今季また開通30周年ということで、4、5回取材のスケッチを行い、3点ほど水彩画を描いた。
さて、ここにその1枚を、今日の一枚とすることに。
今日の一枚、岡山県鷲羽山からの瀬戸大橋を望む。これは、小さい頃からの、私のお気に入りの場所からのスケッチです。