ASKAシンフォニックコンサート武道館10/9 メイン編(ネタバレなし)
今回は、ネタバレで書いておこうと思います。
僕らの席は、2階席の南スタンドだ。いざ席についてみると、そこはステージの真ん中だった。アリーナや、1階席と比べれば遠いけれど、真ん中というのはなかなか良い席だったように思う。
モラルの欠けているヤツというのがコンサート会場にはつきものだが、今回も残念ながら僕らの席のそばにいた。
左ふたつ隣のおばちゃんだ。目の前の座席が空いていることをいいことに、前の座席の背もたれに足を乗っけたのだ。
そして、ひたすらマッサージをかましだした。挙句の果てには、足の裏を背もたれに押し付けてのマッサージ。これがコンサート始まってからもやめないのだから、気になって仕方なかった。
「シンフォニックコンサートで足つぼマッサージ」なんてありえな~い。
あと気になったのは、四方八方から聞こえる、ビニール袋だか、紙袋だかを開ける音。バリバリ、カリカリといった甲高い軽い音。壮大なオーケストラの演奏を聴いているのに、ノイズがサラウンドで聞こえてくるんだから、ホント困っちゃうものである。
さて、いよいよ本編に参ろうではないか。
ステージには幕が下りているが、とても薄く透けるしようとなっている。薄い膜の向こうには、オーケストラの方が座る席が並べてあり、指揮台やピアノも見える。
照明が落ち、薄い膜にはオープニングムービーが映し出された。その向こうで、打ち込みかサンプリングされたドラム音とともにオーケストラの演奏が始まった。オーケストラの演奏がしっかり見えるのに、うっすらASKAの歌っている姿が映し出されているという、なんとも不思議で、素敵な演出でコンサートは始まった。
以前「予想ASKAシンフォニックコンサートセットリスト」で立てた予想とはまるで違うセットリスト
birth
GIRL
迷宮のreplicant
はじまりはいつも雨
good time
抱き合いし恋人
背中で聞こえるユーモレスク
帰宅
next door
蘇州夜曲
C-46
心に花の咲く方へ
UNI-VERSE
僕はこの瞳で嘘をつく
HEART
月が近づけば少しはましだろう
けれど空は青
PLEASE
伝わりますか
君が愛を語れ
声が不調で再演になったコンサートもあり、今回のコンサートは何よりASKAの歌声が心配だった。ところが、心配をよそにASKAの歌声は不安定な幕開けをした。そのせいで、ひたすら「どうかASKAらしい歌を聞かせてほしい」、「最後まできれいな歌声を聞かせてほしい」とずっと祈りっぱなしだった。ASKAの歌を素直に聞くことができなかったのが、なんとも悔しい。
中盤からは、声のツヤが良くなってきたので、多少は安心して聞くことができた。特にタクシーネタの長いMCを終えた後の「UNI-VERSE」では、一番ゴージャスなサウンドとともに、一切の曇りのない歌を聴くことができた。一番のパフォーマンスだったのではないだろうか。
逆に一番危うかったのは「HEART」だろう。一番のさびの前の早口な部分(Bメロ?Cメロ?)で突然声が出なくなった。尋常じゃない声の切れ方だったで終わったかと思った。文章で伝えるのは難しいが、本と普通ではない声の消え方だったのだ。
そのままサビに突入。ただでさえパワーの必要なサビなので、ごまかしごまかしでもほとんど声が出ていなかった。間奏をはさんでからの2番からは声がまた出るようになったが苦しそうで見ていてつらかった。
ちなみに、翌日のコンサートではこの「HEART」はセットリストから外されたそうだ。おそらく今回の出来事が原因であろう。
この時僕は一番祈った。祈って祈って祈った。「HEART」が終わってホッとした。その瞬間に、ステージの照明が暗くなりモニターに月が映し出された。無数のブルーのライトがステージから放たれて、「月が近づけば少しはましだろう」の演奏が始まった。ASKAソロの曲で一番好きな曲だ。歌自体も好きだが、この曲を歌っているASKAの姿が好きだ。
祈って祈って祈って安心したのと、真っ暗なホールに放たれた無数のブルーライトと、イントロのオーケストラの演奏とで僕は迂闊にも涙腺が緩んでしまった。
「まだ…、歌いだしていないのに…。」
いきなり感動してしまって、歌が始まってからも「伝える」歌い方を魅せるASKAに感動してしまいずっとウルウルしていた。
こちらもとても大好きな曲「けれど空は青」だが、演出が地味だったせいと、「月が近づけば少しはましだろう」のパフォーマンスが凄すぎたために、安っぽく聞こえてしまった。
「PLEASE」は光ゲンジに提供した曲だから、光ゲンジの話を出したのだろうが、提供した曲だということを知っている人は案外少ないのじゃないかと思った。宣伝みたいでいやだろうけれど、「提供した曲で…」といった方が良かったように感じた。
アンコールはなんだか強引な進行で、時間に追われて急ぎ足な感じがした。そのまま閉演。
コンサートが終わって僕の心に残ったもの。
「無事にコンサートが終わってよかった。」という安堵。
う~ん(-o-;)
来年のソロコンサートに期待!!ってことにしよう。
明日は、シンフォニックコンサートで思ったこと(辛口?)を書いてみたいと思います。
「予想ASKAシンフォニックコンサートセットリスト」
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/2b7757c2a309970cc7d44e101125acf4
今回は、ネタバレで書いておこうと思います。
僕らの席は、2階席の南スタンドだ。いざ席についてみると、そこはステージの真ん中だった。アリーナや、1階席と比べれば遠いけれど、真ん中というのはなかなか良い席だったように思う。
モラルの欠けているヤツというのがコンサート会場にはつきものだが、今回も残念ながら僕らの席のそばにいた。
左ふたつ隣のおばちゃんだ。目の前の座席が空いていることをいいことに、前の座席の背もたれに足を乗っけたのだ。
そして、ひたすらマッサージをかましだした。挙句の果てには、足の裏を背もたれに押し付けてのマッサージ。これがコンサート始まってからもやめないのだから、気になって仕方なかった。
「シンフォニックコンサートで足つぼマッサージ」なんてありえな~い。
あと気になったのは、四方八方から聞こえる、ビニール袋だか、紙袋だかを開ける音。バリバリ、カリカリといった甲高い軽い音。壮大なオーケストラの演奏を聴いているのに、ノイズがサラウンドで聞こえてくるんだから、ホント困っちゃうものである。
さて、いよいよ本編に参ろうではないか。
ステージには幕が下りているが、とても薄く透けるしようとなっている。薄い膜の向こうには、オーケストラの方が座る席が並べてあり、指揮台やピアノも見える。
照明が落ち、薄い膜にはオープニングムービーが映し出された。その向こうで、打ち込みかサンプリングされたドラム音とともにオーケストラの演奏が始まった。オーケストラの演奏がしっかり見えるのに、うっすらASKAの歌っている姿が映し出されているという、なんとも不思議で、素敵な演出でコンサートは始まった。
以前「予想ASKAシンフォニックコンサートセットリスト」で立てた予想とはまるで違うセットリスト
birth
GIRL
迷宮のreplicant
はじまりはいつも雨
good time
抱き合いし恋人
背中で聞こえるユーモレスク
帰宅
next door
蘇州夜曲
C-46
心に花の咲く方へ
UNI-VERSE
僕はこの瞳で嘘をつく
HEART
月が近づけば少しはましだろう
けれど空は青
PLEASE
伝わりますか
君が愛を語れ
声が不調で再演になったコンサートもあり、今回のコンサートは何よりASKAの歌声が心配だった。ところが、心配をよそにASKAの歌声は不安定な幕開けをした。そのせいで、ひたすら「どうかASKAらしい歌を聞かせてほしい」、「最後まできれいな歌声を聞かせてほしい」とずっと祈りっぱなしだった。ASKAの歌を素直に聞くことができなかったのが、なんとも悔しい。
中盤からは、声のツヤが良くなってきたので、多少は安心して聞くことができた。特にタクシーネタの長いMCを終えた後の「UNI-VERSE」では、一番ゴージャスなサウンドとともに、一切の曇りのない歌を聴くことができた。一番のパフォーマンスだったのではないだろうか。
逆に一番危うかったのは「HEART」だろう。一番のさびの前の早口な部分(Bメロ?Cメロ?)で突然声が出なくなった。尋常じゃない声の切れ方だったで終わったかと思った。文章で伝えるのは難しいが、本と普通ではない声の消え方だったのだ。
そのままサビに突入。ただでさえパワーの必要なサビなので、ごまかしごまかしでもほとんど声が出ていなかった。間奏をはさんでからの2番からは声がまた出るようになったが苦しそうで見ていてつらかった。
ちなみに、翌日のコンサートではこの「HEART」はセットリストから外されたそうだ。おそらく今回の出来事が原因であろう。
この時僕は一番祈った。祈って祈って祈った。「HEART」が終わってホッとした。その瞬間に、ステージの照明が暗くなりモニターに月が映し出された。無数のブルーのライトがステージから放たれて、「月が近づけば少しはましだろう」の演奏が始まった。ASKAソロの曲で一番好きな曲だ。歌自体も好きだが、この曲を歌っているASKAの姿が好きだ。
祈って祈って祈って安心したのと、真っ暗なホールに放たれた無数のブルーライトと、イントロのオーケストラの演奏とで僕は迂闊にも涙腺が緩んでしまった。
「まだ…、歌いだしていないのに…。」
いきなり感動してしまって、歌が始まってからも「伝える」歌い方を魅せるASKAに感動してしまいずっとウルウルしていた。
こちらもとても大好きな曲「けれど空は青」だが、演出が地味だったせいと、「月が近づけば少しはましだろう」のパフォーマンスが凄すぎたために、安っぽく聞こえてしまった。
「PLEASE」は光ゲンジに提供した曲だから、光ゲンジの話を出したのだろうが、提供した曲だということを知っている人は案外少ないのじゃないかと思った。宣伝みたいでいやだろうけれど、「提供した曲で…」といった方が良かったように感じた。
アンコールはなんだか強引な進行で、時間に追われて急ぎ足な感じがした。そのまま閉演。
コンサートが終わって僕の心に残ったもの。
「無事にコンサートが終わってよかった。」という安堵。
う~ん(-o-;)
来年のソロコンサートに期待!!ってことにしよう。
明日は、シンフォニックコンサートで思ったこと(辛口?)を書いてみたいと思います。
「予想ASKAシンフォニックコンサートセットリスト」
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/2b7757c2a309970cc7d44e101125acf4
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