癒しの100円 -キャンベルタウン野鳥の森-

『癒しの100円　-キャンベルタウン野鳥の森-』


長いこと引っ張ってきた彼女との3ヶ月を振り返る企画。

今回は、彼女がはじめて僕の家にやってきたときのお話です。

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11月14日。仕事が終わってからだから、日付が変わって15日の早朝4:00ごろ、彼女は僕の車で我が家にやってきた。

嫌な予感はしていたが、彼女の心の準備ができていないうちに早起きの父親といきなり遭遇。

早朝4:00に「はじめまして」の挨拶とはなかなかないシチュエーションではあ～りませんか。

そして、朝。あらかじめ予告されていた通り、家中に甲高い声が響き渡っている。妹の娘、みーちゃん(小2)が遊びに来ているわけである。

みーちゃんは元カノに大変親しんでいたので、危険度MAXの要注意人物だが、何事もなくやり過ごせたのはホントよかった。

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天気が良いこともあり彼女は「お散歩したい」と言い出した。

お散歩かぁ…。

田んぼばかりで何もないなぁ…。

いや、ある。

地味だが、ある。

一度も行ったことがないが、ある。

その名も「キャンベルタウン野鳥の森」。

徒歩15分程度のところにある三角の黒いテント。

確か入園料は100円だったような。

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「キャンベルタウン野鳥の森」
　http://www2.ocn.ne.jp/~yacho/

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話を聞けば、彼女は鳥が大好きで、実家でインコを飼っているとのことだ。

おお、ラッキー(゜∇^d)


さっそく野鳥の森に向けてお散歩に出かけた。

場所は知っているものの入り口を知らなかったために、無駄に歩くはめになってしまった。

その途中でハト達が戯れていた。どうやら、そこにいる子供たちがエサをまいているようだ。


「ハトたちがいっぱい戯れててかわいいねっ」

と気のきいた言葉をかけたら「私、ハト嫌い」という返答が返ってきて、僕は開いた口がふさがらなかった。

…「鳥が大好き」って言ったばかりじゃん(-o-;)

聞いて見ると、ハトだけは嫌いらしい。こうして餌をくれって図々しく寄ってくるところと、首をクックッて動かすところがいやなのだとか。

ヘ(x_x;)ヘ おてあげ。。。

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100円の入園料を払って中に入ると、エントランスでは虹色の鳥が待っていた。さらにモルモットとウサギの触れ合いコーナー。

彼女はウサギを抱きたいと言い出した。「モルモットは抱けるけど、ウサギは…」と飼育員のお兄さん。それでも、抱きたいという彼女にお兄さんは渋々ウサギを捕まえ……られなくて、必死に追いかけてる～(笑)

ゲージの中を何周も追っかけまわしてようやく兎を捕まえたお兄さんは、ウサギを彼女のもとに渡したけれど、速攻逃げだして…ジ・エンド。

ε-(￣ヘ￣)┌ ダミダコリャ…


テントの中は緑がたくさんで、そこに鳥さんが放し飼いにされていて、大変癒される空間だった。

100円でこれだけ癒されるのなら安い安いっ!!


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その帰り道に、地元で大人気のカフェ「珈琲OB」に寄った。

「珈琲OB」の話は次回。


【つづく】