有頂天ホテル。。

　日曜日に「ザ有頂天ホテル」を見に行った。
　映画はトーホーシネマ（入会時はバージンシネマだったけど）で見ることにしているので、6回見ると1回はタダ。今回は、めでたく無料で見ることが出来た。
　なかなか評判がいいみたいだったが、会場にはいってみると、一番大きいホールは満席だった。（15時30分の回）最近、満席の光景を見てなかったので、人気の高さを実感した。
　上映中、映画館は笑いに包まれていて、見終わった感想は「あ～楽しかった！」というしかない。
　＜僕の気に入ったところ＞
①アシスタントマネージャー（戸田）の副支配人（役所）に対する優しい眼差し。
②芸能プロ社長（唐沢）の胡散臭さ。
③演歌歌手（西田）釣バカ日誌的可笑しさ。
④桜チェリー（You）の歌。
　キャスティングがいいのか、三谷幸喜が天才なのか判らないが・・

ドトールコーヒーの憂鬱。。

　僕はスタバとかタリーズみたいな店を「カフェ」と呼んでいる。
　なんだか気取った感じなので、この呼び方はすきじゃない。
　学生の頃、喫茶店は「さてん」と呼んでたから、「さてん」でいいのかもしれないけど、スタバとかは「さてん」のイメージではない気がする。
　で本題だけど、「かふぇ」（カフェと書くより恥ずかしくない）のコーヒーの中で一番ドトールのブレンドが好きだ。ドトールはハワイの自社工場で日本人向けにコーヒー豆を作っているそうで、僕のみかくは典型的日本人ということだろう。
　ほんのたまーに、エスプレッソの強さが恋しくなることもあるけど、お茶として美味しいと思えるのは、ドトールだけだ。
　でも残念なことに、僕はめったにドトールには行かない。
　それはドトールの店内が煙たいからだ。一応店内は分煙されているが、それはまったく意味が無い。
　店内が狭く、椅子をぎっちり詰め込んでいるので、通常の空調設備では室内の空気をきれいに出来るわけも無く、煙った空気をかき回しているだけだ。禁煙と喫煙席の間隔が殆ど無いので、分煙もマーク自体がむなしいものに感じる。
　外資のかふぇが全面禁煙か完全分煙なので、日本企業のプライドをかけて喫煙者のために、同室分煙を貫いているのだろうから、日本人としてあまり文句もいいたくはないのだけど、タバコの煙が嫌いな日本人も、せめてコーヒーを楽しむ間くらいは、きれいな空気を吸わせてもらえませんでしょうか。ドトールさんお願いします。
　

今年はじめて。。

　景信山に行った。
小仏からは先週降った雪が残っていた。天気は快晴。気温も上がって歩きながらどんどんぬいで、結局、Tシャツ一枚で歩いた。
　お昼すぎ頂上に到着。茶屋の前は食事をする人たちで賑わっていた。
　僕たちもお弁当にする。
　茶屋でなめこ汁を買って、階段下のベンチに戻る。せっかくなみなみついでもらったけど、2割ほどこぼす。皿のような金属のお盆には、なめこ汁でべたべたとなった割り箸が浮いていた。もったいないけどなめちゃうわけにもいかないので、そのままでおにぎりをほうばる。なめこ汁もうまい。
　食べながらきょろきょろしていると新しい看板を発見。
『売店利用のお客様の優先席』と書いてある。
「前にこんなのあったっけ？」とあらためて周りを見渡した。パウチした張り紙タイプもあった。
　周囲では大勢の人たちが食事をしていたが、茶屋を利用する人はまばらみたいだった。

「看板を見て購入を強制されているようで、気分が悪いと感じる人もいるかもしれないわね」
「でもベンチやテーブルを茶屋の人たちが、作ったり修理してるのであれば、何かしら利用するのがマナーじゃないの？」
「そういえば城山の茶屋のベンチは私有地って看板あったよね」
「景信山の茶屋も私有地なのかしら？」
「判らないけど、そんな事は問題じゃないと思うよ。茶屋が前からあって、お客さんを見込んで、ベンチとかテーブルとか用意してたら、最近になってテーブルとかベンチは使うけど、茶屋は利用しない人が増えてきたんじゃないかな。だから看板を出した・・・」
「なんでも持ってこれるからね、お湯も沸かせるし」
「でも常連ぽい人は、何かしら茶屋を利用しているみたいだよ。なめこ汁とかビールとか」
「それがマナーなのかもね」

　僕たちは、教育番組みたいな話しながら昼食を終えた。1時を過ぎると殆どの人たちが出発して山頂は急に寂しくなった。気温が下がると凍った雪道が怖いので、高尾山はあきらめて、城山から日影バス停に下りて帰ることにした。
（城山から日影までの林道は、ところどころ道がつるつるに凍っていて、とても怖かった）

大雪の日。。

　今週こそ遊びにいくぞ！と気合を入れていた週末、起きたら雪が降っていた。

　まだ道路には積もっていなかったが、屋根とか人通りがない場所は白くなっていた。暖かいへやから眺めていると、子供の頃のように心が弾んでくる。

　車だと事故が心配なので、散歩に出掛けることにした。

　降雪は勢いをまして、見慣れた光景を一変させている。

「このままどんどん積もって、雪国のようになったら東京はどうなるんだろう」

　くだらない事を考えながら、暖かいカフェでお茶を飲んでいた。

　首をすぼめて足早に歩く人たちを観察する。

　傘をささない人がけっこういる。雪の中を歩くのは楽しいし、東京の湿った雪でもコートを湿らすには時間がかかるからだろう。

　店の入り口は大理石風で滑りやすく、数人が足をとられている。まだ転んだ人はいないが、このまま見ていたら転倒シーンを見ることになると思った。

　夕方になって気温が下がった。通りの一部はすでに真っ白になった。

　自分が転んで救急車を呼ばれる前に引き上げる事にしよう。

今日は『氷壁』の日。いま踏みしめている雪は、K2 の雪とはまったく違う。

　いつか雪山にいけるのだろうか。

だめだぁぁぁ。。

　今週末の予定は、①桧原村に凍った滝を見に行く。②卯の花ドーナツを食べる。③映画を見に行く。④『氷壁』を見る。だったが・・・。

　すべて実行出来なかった。さいきんめっきり行動力が低下している。新年そうそうこんなんことではまずいよなぁ。