木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

スケート選手の昇進

2010年03月03日 | スポーツの周辺
男子スピードスケート500mで銀メダルの長島選手、銅メダルの加藤選手に、所属の会社から特別報労金と、昇進が決定された。

長島選手は報労金が1000万円、加藤選手は600万円。
昇進は、長島選手が2階級特進の係長、加藤選手が主任へ。

特別報労金は分かるが、昇進のほうはどうなのであろう。
給与面の向上なら、特別手当か何かでアップすればいいような気もするが、部外者が余計な口出しだろう。

当然と言えば当然かも知れないが、メダルの色によって、昇進の度合いが違うのも面白いといえば、面白い。
こんなところでも、ライバル心を競わせるのだろうか。

二人が所属しているのは、一部上場会社である日本電産の子会社である日本電産サンキョー。
記者会見で両選手を従え写真に収まっているのは、日本電産社長で日本電産サンキョーの会長を兼任する永守氏。
個人筆頭株主でもある。かなりの実力者である。
両選手に「金メダルふたつなら社長だ」とハッパを掛けていたが、この永守氏だったら、金メダル獲得でもなったら、本当にどこかの子会社の社長に据えかねない。
でも、「日本電産スケート株式会社」などという新会社を設立してくれたら、楽しい。
日本電産は、かつて永守氏の社員にハードワークを強制するかのような発言が物議を醸しだしたことがあるが、居心地がいいのか、悪いのか、さっぱり分からない。

永守S ROOM

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