思うに、我が子のために
みずからを犠牲にして
最善を尽した生涯であった
土地を持たない百姓
夫の給与でやりくりし
「武士は食はねど、高楊枝」と
押し寄せる苦難に
恵みの給食、生活扶助、奨学金と
それらを、そっと断わっていた
そうした人生がここにある
思うに、我が子のために
みずからを犠牲にして
最善を尽した生涯であった
土地を持たない百姓
夫の給与でやりくりし
「武士は食はねど、高楊枝」と
押し寄せる苦難に
恵みの給食、生活扶助、奨学金と
それらを、そっと断わっていた
そうした人生がここにある
重荷を負うて遠き道を行くが如し
急ぐべからず
不自由を常と思えば不足なし
心に望み起こらば困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久のもと
怒りは敵と思え
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害
その身に至る
己を責めて人をせむるな
及ばざるは尚過ぎたるに勝れり
(辛抱、粘り強さの徳川家康)
けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは惨めな気持ちになる
子どもをバカにすると、引っ込み思案な子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
褒めてあげれば、子どもは明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは正直であることの大切さを学ぶ
子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子に育つ
やさしく思いやりを持って育てれば、子どもは優しい子に育つ
守ってあげれば、子どもは強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てれば
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
【子育てのありよう】から
とある会合で語る
物事を悲観的にとらえない
無から有への発想
為すことすべて良とし
意気と情熱を尊重
たとえ、道なかばであったとしても…
よく耳にするフレーズである。
これは一体、何を意味するか?
決して上手に話せというのではない。
むしろ上手な聞き手になることに重点がおかれている。
人間関係を築く前提は、相手にその気持ちを腹蔵なく語らせ
受け止めることに始まる。
これが人間の生活基本であろう。