ＤＥＡＤ ＥＮＤ インディー期

中学生には、インディー作品は中々手に入りづらかったので
このデッドエンドのメジャーデビュー作を
地元のレコード屋に買いに行きました。

そしてＬＰに針を落として・・・・
ガクっ・・・・と来たモノでした・・・。
完全に自分の期待からは外れてました。
どんどん、ＰＯＰな路線になっていって
でも歌詞は気味の悪い・・怪しい歌詞で。
まず、モーリーの歌にガックシ来たのですね。
（存在はカリスマのようですが）
（ＴＭレボリューションの西川君なんか相当影響受けたそうで）
やはり中学生は感受性強いですから、ロッキンｆ読んで
期待が高まるのですよね。

ただ、足立裕二のギターはやはり素晴らしいなぁ・・・と思いました。
そして、メジャーデビューからメンバーチェンジして加入した
湊雅史のドラミングも素晴らしい。
９８年頃、茅ヶ崎の小さなライブスポットで見た
湊のドラミングは凄まじかったです。
大のビール好きで酔っ払っているのに、
チープなドラムセットであのバケモノドラミング・・・。
湊は氷室恭介や奥田民生を始め、色んなミュージシャンのサポートドラムをしている
名ドラマーです。ミュージシャンズ・ミュージシャンでしょう。
日本人では、そうる透、樋口宗孝・・以来の凄まじい衝撃のドラミングでした。
（近年では、シンディーブラックマンとか・・・）
(激しい系ですね」）

２年前、焼いて頂いたＣＤ－Ｒを頂きまして。
今とは全く違う当時のインディーズシーンで3万枚売り上げという
驚異的な記録を樹立したデッドエンドのデビュー作、デッドライン。
このアルバムでドラムを叩いているのは一応、病気脱退という事で脱退した
ＴＡＮＯが叩いていますが

インディー期の方が遥かにカッコ良いじゃないか！
と聴いて思いました。
最近、何故か、インディー、メジャーのデビュー２作を聴いています。
やはりドラマー達に人気高かったですね。
そして私より遥かに年下で音楽学校の後輩に当たる
アイランドヴィレッジ楽器店でバイトしていたウェンツ君は
足立裕二にほれ込み、他のギターは全部売り、
フリーダムの足立裕二モデル２本所有して、元、ジャパメタミュージシャン達と
セッションしていました。
（カレの頃はジャパメタ世代のミュージシャンが講師していたんですね）
（私の頃はほぼ皆無で、売名行為の学校でした）

音は確かに当時のインディーの音ですが
足立裕二のギターの音色にプレイは素晴らしいです。
マイケルシェンカーやウリロートに影響受けているだけあります。
当時はフェルナンデスで弾いたのか？当時の日本製スクワイアで弾いていたのか？
ギターはわかりませんが、メジャーデビュー期は
確かメサブギーマークⅢ（グライコ無し）を使っていましたな。
その後、グレコとエンドースし、アンプもリベラに代わっていたり。
そして、ＭＡＸＯＮのエフェクターが大好きな人ですよね。

DEADEND DEADLINE 01－ Spider In The Brain


アルバム全体のカッコ良さと、楽曲の良さはこのインディー作に感じます。
前任ギタリストの楽曲が多いのでしょうかね？

因みに、メジャーアルバム数作目（？）の「ＺＥＲＯ」で
確かブレイクしましたね。
普通の音楽バラエティーにも出演したり。
（デーモン閣下の番組でしたが彼らは殆ど無言だったような・・・）
音楽学校の同級生達は「デッドエンドを聴くと、歌いたくなるじゃん！」と
言っていましたが・・・。
その後、湊が脱退して何時の間にか解散してました。
（付き合いで行った氷室恭介のライブでドラム叩いていました・・・）

そして、昨年、再結成しました。
（継続的なモノかは？存じませんが）
Ｖシェイプの足立モデルと新たにフリーダムの足立モデルが
凄い高値で発売されていましたな。
（この人はシングルコイル党です）