ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

「極悪祭」 アウトレイジ30周年記念

2017年07月25日 | 音楽
日本が誇るスラッシュ/パワーメタルバンド、アウトレイジが結成30周年祭りという事で
同じ80年代に注目を浴びたジャパニーズスラッシュメタルバンド、ラウドロックバンドと
尊敬するNWOBHMバンドを招聘して開催されました。
私、とあるツテで関係者として入場させて頂きました。

13:50よりアウトレイジのオープニング挨拶があり
14:00からオープニングのココバットのステージ。
やる!と聞いていたサブラベルズのカバー「デビルズロンド」からスタート。
お客さん、大喜びしていました。
普段より高い声を張り上げるヒデキ氏もこの曲がかなりマッチしていました。
そして初期ギタリストで今回ゲストの寿々喜氏のゴリゴリギターサウンドを中心に。
セットリストもミクスチャーというよりヘビー路線で。
普段カッティング的プレイをメインな音造りしているセイキ氏と音のセッティングが対比な感じで。
代表曲の「ココバットクランチ」もヘビーなギターでゴリゴリと。

現ギタリスト、セイキ氏やベース&リーダーの坂本氏のシェイプされた体
毎回、感心します。(そこかっ!)(観るの4回目)
坂本氏のベースもビンビンスラップも入れてました。

この後登場のカスバ迄30分のインターバル。
あちこちでオフ会が行われていましたね。
頻繁にライブに通っているとお友達になるみたいで。
私は友達と行ったのですが、偶然友人のお店のお客さんが来場していて
会話に入れて貰いました。

次、カスバが登場。

元々、地元が同じ(でも車で一時間程)のバンドで80年代、ロクfとかでは
葉書送ったらデモテープ送ってくれるバンドだったのですよね。
と、90年代を生き抜きロードランナージャパンからメジャーデビューして
15年の空白の後復活していたんですね。
と、初めて聞くカスバ。意外とポップ?なスラッシュで意外でした。
動画は少し観ていたのですが、ギターの音がダスクフェスのように
(いや、ダークエンジェルの時も)ゴリゴリというかギラギラ感があり
音は通るのですが少しダマにも聴こえる。
ボーカルの羽鳥氏のバスケシャツにヘッドホンが印象的で。

また30分のインターバル。
次のDOOMのドラムセット大変そう。
と、お話に入れて貰ったりコンビニで休憩したり。
30分後ホールに入ったらカーテン閉めたまま演奏している!
もしかしてリハーサル無しだったのかも?
と、DOOMの登場。
やはり個性は際立っていますよねぇ。
そして演奏が凄く上手い。
日本のジャコパストリアスとも呼ばれた故諸田コウ氏の後のベーシストも
フレットレスベースで完全諸田氏だし。
ガスタンクのPAZZもパンクでは無くプログレだし、
藤田氏もペンタトニックスケール主体ですが演奏が変態の様に上手い。
懐かしい曲等、聞けました。
DOOMから照明が豪華になりました。

そして30分のインターバル。
この辺りで私のエネルギー切れてきました・・・・(泣)
今年の7月は露骨に体調不良です。
ここで会話に入れて貰った時、ユナイテッドのギタリスト、吉田HALLY氏を紹介して頂き2ショット。
私、目が死んでるなぁ。(写真は後日消します)
他にもサヴァイブのメンバー達等、アンダーグラウンドのメタラーが会場結構行きかってましたね。
どこまでがファンでどこまでが現役メタルバンドマンなのか?
客層は圧倒的に中高年でした。

力が無いのでコンビニでお米を・・・。
そして私の大本命、80年前後NWOBHMの人気バンドに名を連ね
メタリカ、アウトレイジ達に影響を与えた英国のエンジェルウィッチ登場。

と、大本命だったのに、吐き気&眩暈でオエオエ、腰痛と背肩がガチガチ。
ボルタレンゲル塗りながら、しゃがみ込んでしまいました。
と、ボーカリストが殆どメインギタリストだったのですね。
全盛期の疾走感は落ち着きも持ちながら、曲が進行していきます。
やはりボーカルが弱いなぁ。
エンジェルウィッチだけツインギター(リードとサイドギター)と分かれておりました。
ギターのPUが二人共、ディマジオのスーパーディストーションのようなクリーム色。
最後は「エンジェルウィッチ」の大合唱でした。
体調不良を恨めしく思いながら・・・・
次のインターバルは20分という短め、
友人も別の体調不良を起こし、急いで近くのドラッグストアに駆け込み
ホールに戻った頃には主役のアウトレイジ、もう曲がスタートしていました。


1曲目は「メガロメニア」だったのかな?
主賓で大トリなのに友人二人共2時間の観戦に耐えられるか?心配に。
初期の曲も多くプレイしていました。
と、名古屋のアウトレイジが注目を浴びたのが19歳、DOOMやカスバは
先輩にあたるのですよねぇ。
やはりメインアクトは音量(音圧)をPAで上げていると思います。
ステージは進むのですが、ギターの阿部氏に機材トラブルのオンパレード。
クランクのアンプで鳴らしていたのでしょうか?でもエフェクターかシールド系統にトラブルが。
何度か無音になったり初めからやり直したり。
ビデオシューティングしていたけど、ここも残るのかなぁ。
ただメンバーは慣れたモノか?4人共ギャグ飛ばしながら、多くのエフェクターを外したのかしら?
その後ステージは順調に進行していきました。
私も不調と轟音スタミナ切れにフラフラ・・・情けない・・・。
(今も耳鳴りが)
一時間の本編が終わりました。

そしてゲストが招かれました。
まずユナイテッドのギター、大谷氏。
白のESPランディーVでアイアンメイデンの「プロウラー」を弾き始めました。
盛り上がっていました。

そして、そして次は、今でも個人的に「日本最強のロックバンド」と思っている
フラワートラベリンバンドのギタリスト、石間秀機氏がシタールギターを持って登場!

アウトレイジはフラワートラベリンバンドのカバーをしているので
本人達も大喜び&ブルってる?とか。世代を超えた超大御所ギタリストが
アルバム「メイクアップ」から「スローリー、バットサレリー」(多分)をプレイ。
石間氏の薄い歪みのクランチトーンからあのシタールギターの大きな揺れが。
生で観れて良かった。ジョー山中氏の在命中は観れませんでしたので。

次はココバットから坂本氏、カスバから羽鳥氏、DOOMから藤田氏、ユナイテッドから大谷氏
そしてアウトレイジでの合同セッション、メタリカの「ウィプラッシュ」をプレイ。
メタリカの方がデビュー早いですが、ほぼ同世代、同時期に注目された人達ですもんね。
オーディエンスも盛り上がっておりました。



少し間が空いてアンコールのコールが。
私、少しホールから出たのですが
オーラスで「マイファイナルデー」のイントロが流れ、轟音でプレイされました。
そしてカーテンコール。
私と友人は力尽きて、早めにホールを出ました。
私も40代後半になってしまいましたが、帰りの電車はクーラーの効いた電車で
終点迄行きたくなる程、憔悴(爆)
でも大変盛り上がりました。
80年代の更にコアなジャパニーズアンダーグラウンドのバンド達が
クラブチッタという大きな会場でフェスをやれる時代が来るとは思いもしませんでした。

今回、招いてくれた関係者さん、友人に感謝です。
有難う御座いましたm(__)m
そして、今回の個人的フェスレポ、長文を読んで下さった方々、有難う御座いました。

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