クリンゲルベルガー 美浦に転厩

トップガン厩舎の５歳馬、クリンゲルベルガーが、
栗東の浅見秀一厩舎から美浦の高柳瑞樹厩舎に
転厩しました。

ＴＯＰの写真の仔がクリンゲルベルガー
（写真提供：キャロットクラブ）
父：スウェプトオーヴァーボード
母：ダイイチリカー（母父：リアルシャダイ）
芦毛の５歳牝馬です。

９／２０

周回ダートコースでダクを５００ｍとハロン２４～
２５秒のキャンター２０００ｍを行っています。
また、週３日は屋内坂路コースでハロン１５～１７秒
のキャンター２本を取り入れています。「乗り込みを
重ねても馬体重は４６８キロと維持できていますし、
この中間もいいリズムを保ったまま進めることができて
いますね。放牧当初の目標からは後ろにずれ込んで
しまっていますが、運動を重ねた分だけ良化しているの
がうかがえますし、早ければ今週中に天栄ホースパーク
まで移して、トレセンへの移動に備えることになりそうです」

ここから下はクラブの本音コメント？？？
↓
現在はＮＦ空港で調整を進めておりますが、同馬は浅見秀一
厩舎所属の他馬との兼ね合いから、コンスタントに競馬を
使っていくことが難しい状況です。具合がいい時にスムーズ
に入厩ができ、レースへ向かっていける厩舎への転厩が
最善の策と考え、美浦トレセン・高柳瑞樹厩舎へ転厩する
ことになりました。


９／２４

２４日に美浦トレセンへ帰厩しました。「台風の影響から
天栄ホースパークまでの移動にかなりの時間を要しましたが、
幸い熱発などで体調を崩すようなことはなかったようなので、
さっそく土曜日の検疫をすぐに押さえて本日帰厩させました。
長い輸送が続いて疲れが出る可能性もありますから、しばらく
は様子を見ながら軽めに動かしていきます。声をかけて
いただいて大変光栄に思っていますし、少しでも会員の皆様の
期待に応えることができるようにスタッフ一同、気を引き締めて
取り組んでいきたいと思っています。よろしくお願い致します」


ここまでの成績は、２０戦２勝（２着１回、３着１回）
クラスは、５００万下です。
この夏は、おそらく北海道で使う予定で、ＮＦ空港に放牧に
出たのですが、特にどこかが悪いわけでもないのに、４ヶ月
の間、完全に放置状態でした・・・。

放牧に出る前のコメントとしては、

「これまでの競馬と変化を付けるためにも北海道で滞在競馬
を試してみたいと思います。」

と書かれていたので、コメントと実態が完全に矛盾してしまう
ような形になっていました。

馬の能力、厩舎の事情、クラブの事情等、いろいろな問題が
あるのだとは思いますが、ここは誰が悪いとかを考えるより
今回の転厩を前向きに考えたいと思います。
これで、少なくとも出走の機会は増えると思うので、あとは
そのチャンスを生かして頑張るだけです。
クリンゲルベルガーは、５歳牝馬なので、規約による定年
までに残された期間は、あと半年しかありません。
良い形で引退するためにあと１つ勝ち星を加えたいところ
なので、何とか頑張ってほしいです！

高柳先生、よろしくお願いします。