兵隊よりも士官になろう

私はリーダーは天性のものではなく、教育によって量産が可能であると考えています。

裏切られた小沢一郎(外国編)

2010-09-06 03:30:00 | 世の中の動き



昨日のコラム『裏切られた小沢一郎』は、国内編だったが、本コラムは海外編である。


 自民党がダメ、民主党もダメとなると、日本の政治が混乱する。
 日本人にとっては厳しいことでも、外国にとっては、メシウマ状態だ。
 日本を巡る諸外国の利権争いの中で、北朝鮮、南朝鮮、支那については、『はしごを外された小沢氏』(2010/08/27)、『小沢氏敗北が濃厚になる』(2010/08/29)で述べたところだ。

外国の動きを整理すると、こんな感じだ

<動けない:中立>
 アメリカ:中東戦争敗北の後処理のため、極東戦争まで手が回らない。
 イギリス:小沢支持したくても自国が破産寸前のため、資金が出せない。

<菅支持>
 支那 :菅直人の方が小沢一郎よりも御しやすい ⇒菅支持

<小沢支持:裏切る可能性大>
 南朝鮮:小沢支持を継続中だが、勝ち馬にのる主義のため、要注意

<小沢支持から菅支持に転向した>
 ロシア:エージェント鳩山を使い、小沢を選挙に引きずり出した時点で、民主党の
     内部分裂を含んだ混乱状態を生み出した。
 北朝鮮:朝鮮学校無償化の約束をとりつけた ⇒小沢支持から菅支持に転向

<菅不支持=小沢指示>
 沖縄 :普天間問題でグチャグチャにされた ⇒ 小沢支持
    (外国ではないが内地の動きと違うため、あえて外国の一員とした)


極東周辺国で上記のリストに入っていない国が1つあるのが判った人は、冴えている。
そう、台湾の事情がないのである。
それは、わたし自身、台湾について詳しくないから、書くのを控えたためである。
そういう場合は、台湾について、詳しい方のコラムを紹介するのがよいだろう。

蓮舫はどう動く? (2010/09/06:団塊ジュニアの周回遅れ'70s/'80s開拓録)

ウォンバットさんの指摘では、民主党党首選挙の争点は、「沖縄の基地問題」としている。

(引用開始)
何とか米軍に現状維持のままいてもらおうとする現政権に対し、小沢は沖縄からの米軍撤退を示唆している。これこそ、今回の民主党代表選の一番の争点ではなかろうか。
(引用終了)


台湾は、沖縄と異なり、米軍が沖縄に引き続き駐留し、いざというとき助けにきてもらえる現状維持を望むだろう。というわけで、台湾は菅支持である。


天下分け目の関ヶ原の戦いが1日で西軍が敗れたのは、2つの要因だった。

(1) 内応済みの吉川広家が動かなかったため、毛利秀元・長宗我部盛親・長束正家・安国寺恵瓊らが参戦できなかったこと。
(2) 小早川秀秋の裏切りに加え、小早川秀秋が裏切った場合に備えて配置された、松尾山のふもとにいた4人の武将(脇坂安治、小川祐忠、赤座直保、朽木元綱ら)も裏切ったこと。

この歴史からの教訓を参考に、今回の選挙を巡る外国の事情をあてはめると

小沢一郎を助けない外国
 吉川広家 ⇒ イギリス、 毛利秀元 ⇒ アメリカ、欧州

小沢一郎を裏切った外国
 小早川秀秋 ⇒ ロシア&鳩山
 脇坂安治、小川祐忠、赤座直保、朽木元綱 ⇒ 南朝鮮、北朝鮮、台湾、支那

という構図となる。

ひこにゃん戦場に立つ


小沢一郎は、民主党党首選挙に出馬表明をした時点で、敗北が決まっていたのだ。
小沢が選挙に負けて、政治的に死んだ方が、日本にとって、世界にとって、新しい時代を作るのに都合がよいからである。
永田町だけで権力闘争している連中にとっては気の毒な話だが、そういうことだ。
これが世界の事情である。

小沢支持を続けているブログ運営者のみなさん、納得していただけたかな?(ニヤリ

2010/09/06 橘みゆき 拝


政界の動向を知りたいのなら、世界初の左翼政権であるフランス革命政府が、どんなことをしたのか、歴史から教訓を見出すのが、よいだろう。
お勧めサイトは、フランス革命大解剖 である。

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1 コメント

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外国に投票権なし (通行人)
2010-09-06 10:31:36
そもそも外国には投票権がありませんから、通常の選挙になりません。民主党内の人たちが、外国の利権など考えることもないでしょう。

関ヶ原の戦いに農民が参加しなかったのと同じです。菅に協力しても、弾圧されずに、現状維持がいいところですし、菅では、分裂を恐れ、弾圧もできないでしょうし、内閣のメンバーは入れ替えなしでしょうから、菅が勝った場合、戦後の論功報償なしです。石田三成と同じです。

対して、小沢は、新内閣を発足するでしょうから、今回の選挙の論功報償をやれるわけです。裏切りが出るとしたら、菅陣営の方でしょう。小沢は徹底的に、菅陣営の弾圧に乗り出すはずですから。地方だって、次の選挙の予算配分を考えれば、口では菅支持といっても、懐を考えれば小沢に寝返らざるを得ないでしょう。
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