5日目。最終日/1月2日。
朝7時55分発の飛行機に乗り込むため
5時起き・・・。
嫁さんが絵葉書を出すためにフロントで20元支払ったら
ホテルの人がやたらとお札を透かしたり触ったりしている。
中国では偽札が多いので、露天や商店での買い物は極力しないように気をつけてくれと言われていたのを思い出した。
しかし、今回は両替はホテルに入っている中国銀行の窓口のみ。
お金を支払って20元札のお釣りを貰ったのもホテル内の施設と、
ツアーで連れて行かれた国営のお土産店、王府井の国営デパートだけだった。
ホテルのスタッフはなかなかお札を受け取ろうとしない。
かといって偽札で使えないとも言わない。
ひたすら紙幣を透かしてみている。
迎えに来たガイド氏がホテルスタッフにクレームをつけ
最後は自分が持っている紙幣と交換して憤慨していた。
「一般的に普通に流通しているもので問題ないのに、お前は変だ!!」
と物凄い剣幕で怒っていた。中国の人って声が大きいから迫力有るなぁと妙に感心した。
その紙幣が本物かどうかは言葉を濁して教えてくれなかったが
金額的には小さい20元札なのに、それでも偽物が出回ってしまう中国にも驚いた。
まだ暗い北京市内をスイスイ走り抜け30分ほどで北京首都国際空港到着。
お世話になったガイドの鄭さんとお別れし、
出国手続き後に朝食を食べた。中国料理以外が無性に食べたくなり
ミートソースパスタを選んだが、麺が柔らかすぎてかなり不味かった・・・・。
定刻どおり7時55分に出発。相変わらず搭乗時間は早い。30分前には全員乗り込む。
帰りの飛行機は日本人が多かった。
今回は手荷物の収納も問題なくスムーズに進んだ。
離陸前から後ろの席のおじさんが大きな変な音の咳を絶えずしていたのが気になってたんだけど、
寒さにやられたのか何かウイルスを貰ってしまったのか
とにかく異常な様子だった。
おじさんは自分の体調が悪いのをあくまで認めたくないらしく
頑なに「オレは具合は悪くない!」と家族に主張していた。
あまりに咳が酷いので、おじさんの奥さんと娘と思われる人は
「移さないでよ」と後ろに空いていた席へ移動していった。酷い(´Д`)
最初は可愛そうだと思ったが、辺りかまわず自分の頭ごしに
遠慮なく咳をするのでさすがに最後はちょっとイラッときた。
自分の体はヤワではないと威厳を保ちたいお父さんとして、オレは病気などならん!と家族に強く主張したいんだろうけど
絶対病気だって。間違いない。すぐに病院行くべき。
機内ではマスクぐらいするべきだ。移らないか冷や冷や。
ほぼ満席の飛行機の場合逃げ場が無いから辛い。
12時50分 新千歳到着。
5日間はあっという間に終了。
万里の長城を一度見てみたかったから満足な旅行。
次回の中国旅行は大都会ではなく
青海省西寧から青蔵鉄道でチベット自治区の拉薩に行きたい。
ダライラマのポタラ宮や五体投地を行うチベットの人など
上海・北京とはまた違った雰囲気を味わえると思う。