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[映画] ドクター・ストレンジ

2017-01-27 | 映画
「ドクター・ストレンジ」を川崎109シネマズにて観て来ました

「アイアンマン(2008)」から始まり、「ソー」「ハルク」「キャプテンアメリカ」といった複数のヒーローたちが次々とクロスオーバーしていくMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と銘打たれたシリーズの最新作となる「ドクター・ストレンジ」なんですが…

個人的にはアメコミを全然知らないのと「ウィンターソルジャー(2014)」を見た辺りですっかりお腹一杯になってしまった感がありまして(^_^;)、以降のシリーズからは完全に脱落していたんですが、予告編で街並みが凄まじい変形をしてるシーンに度肝を抜かれたのと、カンバーバッチが主演という部分に惹かれて劇場に足を運びました

いやー、IMAX3Dにした事もあって ”映像” としてはガチで筆舌に尽くしがたい体験をさせて貰いました( ゚∀゚)o彡゚

バーチャル世界においてビルの壁面が ”波打つ”「マトリックス(1999)」から、夢の不条理さの象徴として街並みが ”折り畳まれる”「インセプション(2010)」を経て、今作の四次元的に縦横無尽な変形をしまくるビル街のシーンによって、遂に ”実写と区別のつかないCG描写” による ”究極” の表現にまで到達したのかもしれないなと感慨深かったです

CG技術の発達によって、もはやどの様な映像でも(人間の想像力が及ぶ限り)実現する事が可能になったのを改めて思い知らされたカンジですが、今作の場合はお話の方がちょっと微妙で、確かにもの凄い映像なんだけど一体何をやってるのかが終始よくわからなかったんですよ…

”魔法使い” のハナシなので設定としては何でもアリっちゃアリなんでしょうけど、その割には出来る事と出来ない事の境界が曖昧で、”悪” として定義させられてる勢力についても何だかモヤモヤするしかない描写になってて、こういう部分がアメコミの方を全く知らないオレみたいな立場からすると ”置いてきぼり” 感みたいなのに繋がってる気がしてならないんですよね…(-_-;)

まあ、そんな個人的な愚痴はともかく ”映像体験” としては2017年現在に味わえる最高峰なのは間違いないでしょうし、テレビやモニター画面で見るのとではまさに体験としての ”次元” が違うでしょうから、出来るだけ大きなスクリーンの劇場で見ることをオススメしたいです







以下ネタバレ感想:
ごく一部の人にだけしか伝わらないネタバレ感想(^_^;)

”魔法” で出来る事と出来ない事がよくわからなかったので、基本的な能力っぽい ”魔力” のみを使って剣や鞭やシールドを生成しながら戦うシーンがわかりやすくてカッコ良かったんですが、オレとしては往年の「GS美神」を思い出してしまいましたw

横島がサイキックソーサーを出すのに四苦八苦したり、謎の浮遊マントの補助役っぷりなんか ”バンダナ” そのものにしか見えませんでしたが、ひょっとして「ドクター・ストレンジ」の方が元ネタだったりするんですかね


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[映画] 沈黙 Silence

2017-01-21 | 映画
「沈黙 -サイレンス-」を川崎109シネマズにて観て来ました


ほとんどBGMらしいBGMすら無い中、161分もの間、江戸初期の頃の日本を舞台にポルトガル人の司祭と長崎奉行所の役人たちとの ”駆け引き” がひたすら延々と続く地味な作品なんですが、これがもの凄く引き込まれる映画でした

ハリウッド映画にありがちな ”カンチガイ日本” みたいな描写もほぼありませんでしたし、静謐な世界観に抑制の効いたストイックな演出はイーストウッドの「硫黄島からの手紙」を見た時と同様、アメリカ人に完璧なまでの ”日本映画” を作られてしまった(残念でありながら誇らしくもある複雑な)感覚にまた襲われるような作品になっていたのは間違いありません

主演はアンドリュー・ガーフィールド、その相方にアダム・ドライバー、彼らが日本に来るきっかけとなった(物語上では行方不明という扱いの)リーアム・ニーソンという結構な大物俳優たちがメインではあるんですが、日本側もイッセー尾形、浅野忠信、窪塚洋介、塚本晋也といった面々が全く引けをとらない存在感を発揮してまして、”宗教論” とでも言いますか、ただ相手を強圧的に否定するだけではなくて ”パラドクス” の難題に挑む哲学者的な苦悩を堂々と英語でやりとりする様は実に見応えありました

歴史的背景として徳川幕府が何故あの時代にキリスト教をあそこまで苛烈に弾圧して排除しなければいけなかったのか、西洋の植民地化政策の ”尖兵” である(と日本側が警戒していた)部分についてはこの映画ではスルーされていたので、”価値観の違い” だけであそこまでやる?と乱暴に受け取っちゃう観客が出ちゃわないかなとちょっと心配にはなりましたが…

そもそも、確たる宗教観も関連知識もロクに持たないオレみたいな観客が迂闊に感想とか書いちゃいけない映画な気もするんですが(^_^;)、ある種、人間が生きていく上での根源に迫る ”極限状態のサスペンス・ミステリー” としての面白さに満ちている作品とも言えると思いますので、ズッシリとした余韻や ”骨太” な演技合戦を求めている映画ファンの方々には是非ともオススメしたい作品です





以下ネタバレ感想:
ちょっとだけバレ感想

イッセー尾形、浅野忠信、窪塚洋介、塚本晋也の四人はとにかくみんな素晴らしかったですが、前半は塚本晋也が全て持って行ったカンジでしたねえ……昨年は「シン・ゴジラ」でもおいしい所を持って行ってましたがw、”味のある” 存在感とでも言いますか、往年の黒澤映画とかに出てても全然おかしくない風貌は(必要とされる作品は限られてしまうにしても)今の日本映画界にとっての ”宝” と言ってもいいんじゃないかとまで思いました

窪塚洋介は随分と久しぶりに見ましたが、”イノセントな小動物” みたいなキャラクターが素晴らしかったですね……主人公や観客を如何に本気で ”イラッ” とさせるかが命の存在でありつつ、ああ、でもこんなやつでも ”救わなきゃ” と(”神視点” からしたらすべての人間がキチジローなのではと)思わせなければならないなんて映画史上にも残る難易度の高い役柄だったのではないでしょうか


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コメント (2)
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[テレビドラマ] 「バイプレイヤーズ」が面白い

2017-01-14 | ドラマ
全く知らなかった…

昨年末の「勇者ヨシヒコ」の最終回の後で予告とかやってたっけ?…と思って、慌てて録画を見直してみたらEDとDVD告知の間で軽く予告されてた!
あの時は山崎貴監督のCGやまさかの堤真一の登場等wナカナカ衝撃的な最終回だったので、EDが流れ始めた早々にネットの感想を見て回ってた気がするので(^0^;)、完全にスルーしちゃってたなあ……不覚でした


ドラマ24「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」
http://www.tv-tokyo.co.jp/byplayers/


オレが番組終了後に慌てて公式ツイッターをフォローした段階では6000人?くらいだったのが、今見たら一気に1万人近くに増えてますな(…って書いてる内に1万人越えた!w)

昨夜はホントに何の予備知識も無く、たまたまテレ東を見てたら ”遠藤憲一 大杉漣 田口トモロヲ 寺島進 松重豊 光石研(あいうえお順)” といった面々が俳優として実名で次々に登場して、あれよあれよという間に奇妙な ”同居生活” を始めるという展開に唖然としてしまいましたw

タイトル通り ”名脇役” と呼ばれる6人の俳優達は例え名前は知らなくとも、顔を見れば日本人の誰もが ”知ってる” のが間違い無いレベルの方々ばかりで、果たしてどこからどこまでが台本なのか?……2017年現在、実在する俳優やテレビ局や番組の話題なんかも普通に会話の中で出て来るカンジで進行しますし、しかも本編の後で、ドラマ内のセットで ”台本ではない” フリートークをするコーナーまでがあって、視聴者としては ”現実と虚構” が完全に曖昧になってしまって脳が混乱しまくりなのが凄すぎですw

年齢、芸歴の長さ、主に出演しているコンテンツや媒体(テレビ・映画・舞台等)の ”格” によって、上下関係が複雑に入り乱れると言われる芸能界で、同じ ”名脇役” 扱いでも微妙なパワーバランスが垣間見える緊張感wが堪らなく面白いんですが、基本、”かわいいオジさん” 達が一つ屋根の下でどうにか共同生活を成立させようとあがくコメディなのでお気楽に楽しみたいですね

そして俳優としての自分自身をそのまま演じてる6人が、普段ならお互いに言えないようなことも ”役柄” を言い訳にセリフとして言えちゃうのはご本人たちも内心で凄く楽しんでそうなのが見てる方としても最高でしたヽ( ̄▽ ̄)ノ 


こんなシャレた注意書きで締められるラストw

第一回のゲストにまさかの役所広司が出て来て、次回以降も ”名だたる俳優” が次々と登場するみたいなので実に楽しみです

ただ、全くノーマークだった事から当然録画なんかもしてませんし、全員黒ずくめでシビれまくりの「レザボアドッグス」的なOP映像とか、舞台経験も豊富なメンバーによる抱腹絶倒な掛け合いなんかをまた見直したくてたまらないんですが……いやー、久しぶりに第一話を録画してない事を本気で後悔する作品に巡り会えましたね(ノД`)


170401追記:
最終話感想
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[劇場アニメ] 傷物語 <III 冷血篇>

2017-01-08 | 映画
「傷物語 <III 冷血篇>」を川崎TOHOシネマズにて観て来ました



傷物語 <I 鉄血篇>の感想
傷物語 <II 熱血篇>の感想



以下ネタバレ感想:



思いの外、厳粛なムードで幕が下りたのにちょっと面食らってしまったんですが、そういや初期(化物語)の頃の忍はひたすらどんよりとしたセリフすら無いキャラで、後のおしゃべりでミスドに狂喜乱舞するノリなんて微塵も無かったというのを今更ながら思い出させられました(^_^;)

…決戦を前にアララギに対して ”偽善” を看破するシーンで、年齢別のキスショットの演じ別けに驚嘆しましたが、平野綾が演じてたらどんなカンジだったのかな?とかつい余計なことも思い出してしまいましたがw


まあとにかく、これでようやく〈物語〉シリーズの ”原点” が見られて良かったです

相変わらず通常のアニメとは一線を画した独特の演出もたっぷり堪能出来ましたが、5~6年前に公開された最初の特報映像のラストで、シュポーンとシャンパンの栓が抜ける音と共にアララギの首が抜ける映像の意味不明さに戸惑ったのが懐かしいw……街とか回想シーンの城とか物凄い分量の3DCGにも圧倒されましたね


〈熱血篇〉の時に一番気になっていた、何でアララギがハンターの三人をあっさり撃退出来たのかについての説明には何だかモヤモヤした状態のままですが、それを言ったら〈物語〉シリーズ全体が、”何だかわからない理屈で何だかわからない現象の説明がつけられる展開” の集合体ですから、今更そんな部分に引っかかるオレがおかしいって事なんでしょうな(^0^;)


今回の〈冷血篇〉にて、自らも元・人間であったというキスショットの告白は後のシリーズでも全く触れられてはいなかったと思うので(ですよね?)、500年間ひたすらハンターみたいな連中と戦って来ただけの寂しさと空しさと、最初の ”眷属(=愛した人間)” を目の前で死なせるしかなかった事を後悔している態度は非常に親近感を感じさせるエピソードでグッと来ました(ノД`)

後にアララギとの関係性について忍が(主従関係と言いつつ)”互いに許せないし許さない” みたいなカンジで表現していた意味が身に染みて伝わって来ましたし、「終物語」でのその後の ”彼” の顛末も既に知ってしまっていることで切なさが倍増したカンジもありました


吸血鬼にとっての吸血行為がエネルギーの摂取行為であると同時に、”快楽” を伴う一種の性行為みたいなモノだというのは他の吸血鬼モノの作品でも見られた設定ですが(古典的な設定で ”美女や処女を好む” というのも性行為を暗喩してるが故だと言われてますな)、屋上でのアララギとキスショットが心を通わせるシーンでは ”着衣が乱れてる” というごく控えめな演出だったのと余りにも直接的な羽川のおっぱいシーンとの対比がもう凄すぎて凄すぎてw

絶望してもはや死ぬことしか考えてなかったアララギが ”生” への渇望に目覚める大切なシーンをこれ以上ないくらいwわかりやすく表現していたのは素晴らしかったんですが、なんでガチであんなにエロくするんだ、ひょっとして数多のグロシーンなんかよりもここを本格的にやりたいが為に ”劇場版” を制作したんじゃないかと邪推してしまったのはオレだけでしょうか (〃∇〃)

…それにしてもあともう少しあのシーンが続いてたら身体が反応してしまってヤバかったです(反応?w)

あ、あと羽川の怪異についても今作でちょっと展開があったりするのかと思いながら見てたんですが、羽川のラストカットで後の「猫」に続く振る舞いが匂わされるだけだったですな……まあ、”怪異持ち” である事は「化物語」の時点で既に明かされてるワケですし、”聖女” のごとき振る舞いの異常性も ”恋する乙女” の範疇として「傷物語」内だけでも成立してるとは言えますかね…



さて、ついにこうして「傷物語」を見終えた今、”続く”「化物語」以降のシリーズ作を改めて見直したくてたまらなくなったワケですが、忍野の底知れ無さなんかは更に増したカンジでしたし、やはり忍を見る目は全く変わって来るんだろうなあ…

唯一、戦場ヶ原のことを要らなくね?とか思ってしまうのだけは避けたいんですが、気持ちばかりは正直だから実際に見直してみないとわからないか(;´Д`)

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[映画] NERVE ナーヴ

2017-01-07 | 映画
「NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」をTOHOシネマズ六本木にて観て来ました

ユーチューバー(YouTuber)に代表されるように近年、ネットの動画サイトにて視聴数を稼ぐことでお金を稼ぐ(主に広告収入というカタチで)人達がいます

テレビショッピングに出演するタレントのごとく、市販されてる商品を面白おかしく紹介するような動画が主流ではありますが、中には ”ウケ” を狙う事に特化して、とにかく何でもいいから耳目を引く映像ネタをアップして視聴数そのものを稼ぐタイプの人達もいて、より派手で、過激なネタを追求する余りに ”事件・事故” にまで発展するケースが多発して世界中で社会問題化してたりするのが現状です

そして更には通信端末や回線インフラの充実によって、個人で手軽に行えるようになった ”生中継(ストリーミング配信)” のシステムを利用して視聴数を稼ぐ手法も一般的になって来ているんですが、生中継ならではの ”臨場感” と、視聴者と配信者が双方向的なやり取りをしながらの ”ハプニング性” を組み合わせたパターンがこういった配信コンテンツの(良くも悪くも)”最先端” と言えると思います

今作「NERVE ナーヴ」はまさにこういった”最先端”の配信コンテンツが際限の無い ”刺激” を求め続けて行き着く先を示唆してるかのようで非常に面白かったんですが、ティーンズ向け作品という事でオレが事前に想像していたよりもかなり ”ぬるい” 作品だったのがちょっと残念でした

いや、無責任な視聴者たちから次々と出される難題の数々にはスリル満点でガチで手に汗握る様なモノもあったんですが、そういう事ではなくて、どう考えても劇中で登場していたような ”裏サイト” の世界を本気で描写したら生半可なレベルの ”悪意” では済まされない描写になってたと思うんですよ(^_^;)……ネットでの個人情報の扱われ方とか、もっとヤバい方向性なんかがいくらでもありそうなのに、”寸止め” 扱いなので細かい不満がどうしてもたまってしまって…

日本でなら少年マンガですら(今作とは)次元の違うレベルで ”過酷” な表現も厭わないので、単にオレの感覚が麻痺してるだけなのかもしれませんけどね(^0^;)……流石に「ホステル」みたいな地獄レベルの ”残虐” 展開が見たかったワケではありませんが、昨今の行き過ぎた配信コンテンツの ”風潮” に諫言したいんならもうちょっと突っ込んで欲しかったというのが正直な感想です

まあでも平凡な若者が、”始めは軽い気持ちで~”っていうつもりだったのが、いつの間にか引き返せない所までズルズルと巻き込まれてしまう展開はとても王道的で、テーマ自体が普遍性を兼ね備えてる作品ではあっても、テクノロジーや題材が限りなく現代的なので果たしてこの映画を十年後、二十年後とかに見直してみた時にどの様に見えてしまうのかが興味深かったりもしますね


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[アニメネタ] 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第一章本予告

2017-01-06 | 雑記
第一章の公開が来月の25日にと迫ってきた「宇宙戦艦ヤマト2202」ですが、いよいよ本予告が公開されました




おおお!
たった30秒なのにこんなにゾクゾクさせられるとは!!( ゚∀゚)o彡゚


彗星帝国の大帝ズォーダーが語る ”愛” から始まりましたが、前作「2199」におけるデスラー総統も(全宇宙に平和をという)重責を背負わされたスターシャを救う為にガミラス軍を率いて星々を制圧していた~という ”愛の人” だったワケですが、”愛=正義” みたいな描写になるんでしょうか

それぞれが抱く愛(正義)によって、人は人を殺してしまうんだと…

勢力図的におそらく、彗星帝国とガミラスとの戦いの余波が地球側にも及んでくるといった展開になるんだと思われますが、デスラーが失脚したガミラスが融和路線に転換したものの、彗星帝国はお構いなしに攻め込んで来るといった構図ですかね


そして遂に登場したアンドロメダの ”凶悪” な描写がたまらんですな……ビジュアル的には完全に ”敵キャラ” ですw

”波動砲” という兵器が如何にヤバいシロモノなのか、「2199」全体を通してその危険性が延々とアピールされ続けて、挙げ句の果てには主役メカの決戦兵器にも関わらず ”封印” された状態で最終回を迎えたという前代未聞の扱いでしたからねえ……旧作の公開当時から大人気だった新造戦艦アンドロメダが、そんな波動砲を ”二連” でぶっ放すシーンのカッコ良さにシビれまくりなのと同時に、うわこれアカンやつや…という背徳感がない交ぜになってる演出がホント素晴らしいですなd(≧▽≦*)

…ただ、15秒版の特報や新たに公開されたメインビジュアルでは普通にヤマトの封印は解かれてますし、イスカンダルとの条約はどういう扱いになってるんでしょうか(^_^;)


テレサ役を神田沙也加が演じることが発表され、セリフを聞くと普通に上手いじゃんとか思ってしまいましたが、かの「アナ雪」だけでなく、結構イロイロと声優の実績もあるんですな……失礼しました

「さらば」における反物質人間、「2」における超能力者みたいな設定をそのまま流用するのは難しそうですし、”伝説の女神” 扱いされてる事からもどうやら「3」におけるマザー・シャルバートみたいな存在に近いカンジ…?
…となると ”「2」の島+「3」の揚羽” 的な展開になりそうですな


予告編のラストで真田さんが主砲発射の指示をしているようですが、コスモリバース関連で戦艦としての役割を終えていたヤマトを管理しているのが真田さんで、そこから無理矢理(命令違反?)発進させる展開とかになりそうで燃えます……「さらば」や「2」だけではなくて、「永遠に」の要素も混じってるカンジだと個人的には更に燃える展開なので期待したいです

他にも ”英雄の丘” や ”コスモタイガー” なんかも登場する様ですし、いやはや、第一章だけでご飯何杯食えるんだってくらい内容が詰まってそうでw、実に楽しみです!!


170120追記:
60秒バージョン公開されました!!


かつてイスカンダルが進んだのと全く同じ過ち!波動砲艦隊構想!!
既に一番艦に続くアンドロメダ型が四隻!!!(…ヘタしたらもっと?w)

確かに旧作「さらば」の時点で、当時の東西冷戦における大軍拡競争を繰り広げる人類の愚かさや傲慢さみたいな世相が作中でアピールされてはいましたが、まだガトランティス側がそんなにクローズアップされていないので、地球人類の鬼畜っぷりが際立ってしまってますな(^0^;)

2199の流れを引き継ぎつつ、”容赦しない現実”(とそこにある微かな希望)を得意とする福井晴敏のミリタリー志向が存分に発揮されそうで安心しました

ちなみにキーマンというキャラの横顔が、一瞬ビックリするくらいデスラーに似てたのは何かの伏線ですかね…?


170206追記:
まさかの沢田研二!!


英雄の丘のシーンがほぼそのまま再現されてるようですが、ヤマトの全シリーズを通しての屈指の名シーンにどうしても脳内で永井一郎さんの声で再生されてしまうなあ(ノД`)……いやもちろん千葉繁さんの声が悪かろうハズもないんですが、こればかりは30年以上の思い出補正込みでの感慨なのでもうどうしようもありません(T_T)

そして「ヤマトより愛をこめて」を劇場で聞けることになるとは…(゚д゚;)

完成披露試写会の評判も上々の様ですし、いよいよ再来週!
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