ラ・レーヌ・ビクトリア
La Reine Victoria(B)
我家に来て3年目のバラですが このバラの一番の特徴は、「香り」
濃厚で 友人は香水の「JOY」の香りに似てる・・・と言っていました。
5~6cmの小さなディープカップ咲きで、コロンとしていて なんともとても可愛いバラなのに 香りは大人な香りです。
細い枝に 柔らかい黄緑の葉、ピンクのコロコロの花・・・・と、全体の雰囲気もまとまっていてバランスのいいバラです。
このバラの枝変わりが薄いピンク色の「マダム・ピエール・オジェ」です。
ラ・レーヌ・ビクトリアは イギリスの女王の名前からつけられました。
今の エリザベル女王の5代前のビクトリア女王に捧げられたバラだそうです。
1872年にフランスで作出されたということですから もう130年も前から咲き続けているかと思うと歴史を感じます。
バラは およそ7000万年前、白亜紀末 ヒマラヤ山脈のどこかで最初の野バラが咲いたと言われています。
そんな ティラノサウルスやトリケラトプスと同じ時代からバラの歴史は始まったのですから 130年前なんて・・・・。
このバラは鉢で育てています。
毎年 3月頃から裏庭の正面の花壇の中央に置きますが そこはミモザの木の下で 日当たりがあまり良くありません。
でも、庭の正面に置きたくなるほど全体の雰囲気がいいのです。
7月には 日当たりのいい場所に移動させますが それまでに 毎年うどん粉病になってしまいます。
夏は 細い枝がよく伸びて うどん粉病なんてなかったかのように元気に旺盛に育ちます。
確かに 私の「バラ図鑑」には 「日当たりを好む」・・・・と書いてありました。
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