ケーキ作りは もう何年になるでしょうか。
家族の誕生日、クリスマス・・・・など毎年5~6個は必ず作るので もう150個以上は作っているでしょうか。
でも、ケーキ作りの教室で習ったことがないので 本当に自己流! なかなか上手にならないマイペースなッケーキ作りです。
作るたびに美味しくなっていく・・・というのではなく 毎回味が変わって 出来上がりがドキドキする・・・・ケーキ作りです。
「今日は(!)おいしい~」と言ってくれる時もあれば 「・・・・・・・」 沈黙・・・の時もあります。
7月は子供の誕生日で シフォンケーキを焼きました。
このケーキは 「おいし~!!」・・・・・できばえでした。
毎年夏は レモンクリームパイなど冷たいケーキにするのですが 実はこんな本を見つけたのです。
小沢のり子さんの『シフォンケーキのプロが教えるスペシャルレシピ』
私が知っている 今までのシフォンケーキの作り方とはちょっと違ったので一度この通りに作って見ました。
メレンゲの作り方から詳しく載っています。
・・・この通りにしたら 今までにない 本当にしっかりとしたメレンゲができました。
これはブルーベリーシフォンケーキの作り方なので生地の色が紫色ですが 一番注目したのは・・・・・
卵黄生地を作るところでした。
今までは 粉はさっくり混ぜる・・・・か 粉っぽさがなくなるまで混ぜる・・・・だと思っていましたが この本では 「粘りが出るまで混ぜる」のです。
そしてベーキングパウダーも使いません。
ハンドミキサーの低速、中速、高速を使い分けて ボールに対してハンドミキサーを直角にして空気を入れないように 油と水と卵黄を乳化させるのだそうです。
そして粉を入れて粘りが出るまで練って 粉のグルテンを引き出し油と混ぜることで 柔らかく弾力のある生地になるそうです。
粉は「混ぜる」のではなく 必ず「練る」のだそうです。
読んだだけでは、ほんと~・・・・と思いましたが これがほんと~・・・・でした。
型に入れたまま一晩冷蔵庫に入れたシフォンケーキは しっとり弾力があって ふんわり美味しい!
私は 粉にココアパウダー シナモンパウダー 粗引きのコーヒー豆を入れて作ったので コーヒーとシナモン、チョコの香りで美味しかったですよ。ちょっと大人な香り。
誕生日なので メロン、キウイ、ブルーベリー、ミントをデコレーションしたので重みで崩れかかっていますが
チョコを飾って ココアパウダーをふるだけでもシンプルでよかったかもしれません。
・・・それにしても もうちょっと生クリームを綺麗に塗らないと・・・・・すぐに気を抜くからダメなんですよね。
でもでも、今まで思ったように膨らまなかったシフォンケーキでしたが この作り方で 目から鱗・・・・・でした。
なんでも、自分の概念だけで作ろうとしてはいけませんね。
いろんな方法を知ることも大事・・・・・勉強できました~♪
小沢のり子
『シフォンケーキのプロが教えるスペシャルレシピ』
旭屋出版 1200円
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私もシフォンケーキは良く焼きます。なんと言っても、材料費がもの凄くお安いから♪
作り方は、私も「粉っぽさが無くなる程度。さっくりと。」でしたが、うちのお隣さんが持っている本には「粘りが出るまで混ぜる」と書いてあったので、その通り作ったら「・・・(冷や汗)」だったのだそうです。
分かったつもりで作ってしまうより、『初めて作ります!』のように、手順通り作れば、ビックリするほど美味しいケーキが作れるのですね。今度は私も、この本を探してみようかとおもいます。あ、私のシフォン型には”クリームタータをメレンゲに入れる”と書いてありましたが、それってなんだろう?と業務用のお店でも見つけられませんでした。
クリームタータ・・・・って 私もお菓子作り専門店で材料を買ったとき シフォンケーキを作るならぜひ・・・とすすめられて使ってみました。メレンゲがつぶれにくくなるそうです。
でも、やはり今回のきっちりとした方法で作ったメレンゲの方がしっかりと作れました。
やっぱりその通りにきちんと作ってみる・・・って大事ですね。自己流だといくら作っても上手にできないですね。改めて思いました。