FLAT TATTOO-ART ブログ

彫師のブログです。

不要な選択肢

2023年11月21日 | 仕事
かわちい

かわちいという言葉がもうかわちい

 
何かを強制的に選ばなくてはならないなんて夢を見ました

そこで思い浮かんだのが

 
舘ひろしと
阿部寛と
猫ひろし

その三者のうち一者になれるとしたらどうするだろうか

条件として

選んだ瞬間、即転生
赤ちゃんから再スタート

今世の記憶と自我は持ち越せるものとする
 

もちろん、誰に転生するかわからないが数年後に自分を見て

「お? これ阿部寛じゃね? 舘ひろしでもイケるか?」

そしてその数年後に

「…?あれ?猫ひろしだわ、あ、これ猫だわ」

となるかも知れない。

 
別に誰が当たりで誰がハズレかは個々の価値観であるけど、

今人生がどん底でいつビルから飛び降りても構わないような人には誰でも好都合であろう、

しかし、この3分の2の確率という微妙さを仕掛けるあたり、意地悪である

ゆえにこのチョイスをさせてくるタイミングも意地悪で、

別に今の人生に満足してるし、わざわざ舘ひろしになってまでしても人生やり直さないよ

って感じの人にこの機会は訪れるんだろうな

誰かを救うとかではないチョイスなのだ

そもそもが舘でも阿部でも猫でも必ずしも幸福であるとは限らないのである

実に意地悪で理不尽である。

 
実際、私は選ばない。 

平均寿命として残りの40年、いかに楽しく過ごすかに重きを置く。

 
遠い未来、もし人生に絶望した時、考えるのであろうか

「あん時チョイスして阿部か舘になってたらどうだったんだろうなぁ…」

「まあ、考えてみると猫も楽しそうだよなぁ」

とか。

 
やはりこのチョイスは業が深い

選んでも選ばなくても我々に消えない何かを残す。 

いっそこんなチョイスを突きつけられない方が幸せなのだろう。

 
というかこんな下らない事を真面目に書いても仕方がないのである

「もし、その3択のうちどれか1択が橋本環奈だった場合、俺どうしたらいいの? 
え?どうしたらいいの?」

とか、

考えても仕方がないことに思考を巡らせてしまうのです。

いかに無駄でしょうもないことばかり考えているかです。

意外と人生のほとんどが無駄で無意味なことばかり考えてるのかもしれない、

そう考えると人生の重さが軽くなるとは思いませんか?

そして、これを読んだ人にモヤモヤを与えることもまた文章の力なんだと思います。

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