私の職場近くにあまり手入れが行き届いているとは言い難い大豆畑があり毎年ヤブツルアズキ
が混じって生えることが分かっています。
今年、実の熟すのを待って種子えお採集してヤブツルアズキご飯を作ってみました。
大豆畑の中に生えたヤブツルアズキは葉が似ていて紛らわしいが通常の大豆の花が紫色なのに対
してヤブツルアズキの花はアズキと同じ鮮やかな黄色なので容易に区別することが出来ます。
黄色の花と未熟な緑色の長い豆果とが見られます。
豆果が熟してくると莢が暗紫色に変わり、はじけて暗灰白色の種子が飛び出してきます。
種子はアズキよく似た楕円形ですが小さく暗灰白色をしています。
種子を水洗して10分ほど煮沸しました。
これを、うるち米3 :もち米1 、少量の食塩を加えて炊飯器で炊き込みます。
炊き上がったご飯をよくかき混ぜました。
茶碗に盛ったヤブツルアズキご飯です。
アズキご飯と全く同じ食感でした。ご飯の色も炊きたてはご覧のようなくすんだ白色ですが、
時間が経っとアズキご飯のような淡紫色調を帯びてきます。
来年はヤブツルアズキを使ったおシルコ作りなどに挑戦してみます。