私の生活圏の至る所にタデ科の花々が見られあす。
10月9日晴天に誘われて朝からタデ科の花々を撮影して回りましたが、その中からサクラタデと
シロバナサクラタデの写真を並べてみます。
タデ科は湿地か水辺の土手などに群落を作りますが、 サクラタデやシロバナサクラタデも休
耕田とか耕作放棄田などに大群落が見られました。
開花期になると花被(萼片)の色から淡紅色のサクラタデの群落と白色のシロバナサクラタデ
の群落とが明らかに区別できます。
両種の草丈には殆ど違いはないのですがサクラタデの花序が垂れ曲がったものが多いのに対し
てシロバナサクラタデの花序は真っ直ぐ立ったものが大部分です。
サクラタデ
シロバナサクラタデ
花の比較
花被の色はサクラタデでは淡紅色で、シロバナサクラタデでは基本的に白色。
花被のサイズはサクラタデは5〜7mm、シロバナサクラタデでは4〜5mm
葉のサイズ
披針形で先端の尖った形は類似していますがサイズに差があります。
茎の中央部から切り取った葉を比較したのが下の画像です。
サデクサ 12〜15 x 1.5cm シロバナサデクサ 7〜12 x 1.0~1.5cm