あいあいネットワークofHRSのブログ

人間関係づくり・人間力育成の授業

2012年3月 このページは深美隆司の情報メモ&ブログです

2012-03-01 22:47:00 | コラム
   

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2012/3/29

【「デブ、死ね、臭い! を乗り越えて」細山貴嶺 を読みました】

デブ、死ね、臭い! を乗り越えて  

デブ、死ね、臭い! を乗り越えて

価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2012-03-08

TBS、金曜日20:00から放映されている「金スマ」で紹介された細山くんの手記です。細山くんは、子役として活躍し、今は高校2年生なのですが、彼の小学校から中学校にかけてのいじめの体験を綴った本です。私は、子役の細山くん自体は、ほとんど知らないのですが、「金スマ」での紹介で知ることになりました。私は、いじめ体験の手記を数多く読んできましたが、彼ほど、いじめの本質をついた手記に出会ったのははじめてです。彼自身が、自殺未遂をし、そこから生還してきたという事実や、「(腹が立つことがあっても、すぐに反応するのではなく)3日寝かせなさい」というお母さんの教えがあったからかもしれません。近々にHPの「topics」で、フィードバックを書くつもりです。

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2012/3/26

【長崎のまちを歩きました】

今日は、朝から松原第七中学校の若手教員2人とともに、長崎のまちを一日かけて歩きました。ホテルで路面電車の一日券を500円で購入し、浦上天主堂からグラバー園まで長崎市内を縦断するコースに挑戦しました。若手2人の案内役ということもあったので、途中でギブアップしないように密かに願いながらのスタートでした。なにしろ、長崎は坂が多いので、単にウォーキングといっても、ちょっと覚悟がいります。松原第七中学校のオリエンテーリングは、二十六聖人殉教の地を境目にして、平和ゾーンから多文化・歴史ゾーンへの追い立て型のコースにしています。少ない教員で、長崎市内を縦断させようと思うと、チェックポイント閉店・追い立て型が最適です。そうすれば、教員もともに長崎市内の雰囲気を味わうことができますし、生徒との共有もできます。若手二人が非常に熱心にそれぞれのポイントでの案内を読んでくれるので、如己堂から出発して坂本外人墓地に到着したのが昼を回っていました。そこで、車部隊に来てもらって、昼食場所の慶華園へ向かいました。慶華園の専務さんの揚さんが、実は多文化コースの講師をしていただく方で、その打ち合わせも兼ねて寄らせていただいたのです。もう、10数年前の事ですが、私自身が長崎へ修学旅行の引率で来たときに、その時、中国コースの講師をしていただいた四海楼の副社長(当時)の陳さんと御友人だそうです。いっしょに、獅子舞をしておられて、唐寺の国宝崇福寺の中で「龍馬伝」のロケでも実演されたそうです。お二人は長崎だけではなく、国内華僑のリーダーとして頑張っておられます。今回の修学旅行本番では、お忙しい中、お時間の都合をつけていただいて、フィールドワークをしていただけることになりました。「地域を越えて人とつながる」という目標のもとに、様々な方々のご協力を得ながら、修学旅行ができあがっていきます。ほんとうに、感謝のひと言です。

Diamond_princess

 

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長崎港には、ダイアモンド・プリンセス号という巨大な客船が停泊していました。船というより、巨大なビルです。ほんとうにびっくりしました。

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2012/3/25

【Peach航空に乗って長崎に到着しました】

Peach

 

 

 

 

 

 

 

 

3月25日、日曜日、関西国際空港から今話題のPeach航空で長崎に到着しました。今回の長崎行きは、松原第七中学校の新三年生の修学旅行の下見のお手伝いです。松原第七中学校では、修学旅行においては、総合的な学習のまとめとして、「地域を超えて人と出会う」というテーマを掲げて、コース別学習に取り組んでいます。その学習の講師陣の方々との打ち合わせと、長崎市内オリエンテーリングの教員への案内役として、ついて来ました。ただ、私は現職ではないので、別行動で長崎入りをしたのですが、少しでも予算節約ということで、Peachに挑戦ということになったわけです。テレビのニュースなどで紹介されている様子からは、何かすごく貧弱な印象を受けていたのですが、なんのなんの、関西国際空港のエアロプラザの2Fは、ほとんどPeach専用フロアかと思わせるくらいの賑わいでした。今日は、関空-長崎便の就航日ということもあったのでしょうか、龍馬やハウステンボスの着ぐるみのキャラクターが記念撮影ということで、乗客の皆さんをお出迎えしていました。検査保安場も、独自のものを使用していましたし、待ち合わせ場所、喫煙所、売店も専用のフロアがありました。ところが、搭乗する時にだけ、バス移動でしたので、そのバスの待合所が実はテレビで映されていたプレハブ風の部屋だったのです。テレビのニュースも、もっと整った場所を映してあげればいいのに・・・と思いながらの搭乗でした。フロアには、Peachの社員さんもたくさんいましたし、心配して早めに到着していたのですが、何のトラブルもなくスムーズでしたよ。私のような立場の人間は、こんな料金体系の飛行機はほんとに助かります。

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2012/3/14

【ポジティブ心理資本という考え方】

今日配信のyahooニュースからの話題です。東京大学総合教育センター准教授である中原淳先生が、今の社会に必要なキャリアの概念として「ポジティブ心理資本」という考え方を提起しています。

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20120314-00000001-president-column

「100社受けても通らない・・・」という大学生の就職状況や、本来なら新しい概念や規準というものを、新たに生み出していかなければならなかった1990年以降の状況を、「失われた20年」と定義している「成長社会」への懐古的な考えから抜け出すことのできない現実が、今の「閉塞的」な社会状況というものを生み出しています。

1995年以降というものは、デフレの進行、産業の空洞化、少子高齢化、高度情報化社会というものが同時に進行している時代です。その一方、生活保護世帯の急増、虐待相談件数の急増、不登校生の実質増加というように、教育の課題においても、人間の心の空洞化につながる要素が急速に進んでいる時代なのです。

中原先生は、この記事の中で

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第一に、しなやかに問い続け、そこから逃げないこと→キャリアや価値観を絶対化、標準化せず、柔軟に、しなやかに考えなくてはいけません。

第二に、組織の枠で物事を考えないことです。→ 「大企業だから大丈夫」「ベンチャーだから挑戦できる」などと組織のサイズでものを考えない。

第三に、自分自身の業務経験を「ひとつのストーリー」として語れるようにしておくことです。→「いろんな仕事をしてきたけれど、結局、仕事人生を通じて追求したかったこと、大切にしてきたことは何か」ということを見出す作業です。

第四に、社外のネットワークをつくることです。→枠にとらわれず経験や人脈をつくり、成長機会を求める。

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としています。これからの社会は主体的に生きるということの、具体的な方法を指し示してくれているのではないでしょうか。

 

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2012/3/9

【大阪の二児置き去り死事件の公判が始まっています】

一昨年7月に起こった大阪の二児置き去り事件について、大阪地裁で公判が始まりました。衝撃的な事件でしたので覚えておられる方も多いと思いますが、当時の産経新聞の特集記事から見てみましょう。→リンク(あいあいネットワークofHRSのHPへ記事を流し込んでいます。) このとき、私はある地方でファシリテーションを行うべく移動をしておりました。そして、到着しまして、相手の先生方とお話をしていました。大阪の実情を知ってもらうために、この置き去り事件について話題を出したところ、逆に私が、被告の父親が教員であることを知ったのです。悲壮な話です。「なぜ。どうして。」という思いは、お互いが隠しようのないほどの動揺であったと思います。産経新聞の特集ですら、当時は、この事件の背景というところまでは迫りきれていませんでした。

しかし、今回の公判においては、被告の父親の証言から、虐待が持つ「連鎖性」というものをありありと感じさせられることになりました。→リンク(実名はイニシャルに変えました。)

私たちが取り組んでいる不登校生への支援も、多くの場合「連鎖性」が存在します。この「連鎖性」を断ち切るには・・・保護者を越えた「保護」と「愛情」が必要なのかもしれません。それは、かなり「おせっかい」であったとしてもです。

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2012/3/1

【「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を観ました】

今日は、朝から確定申告です。昨晩は、山ほどたまった領収書やレシートを整理して、計算して、必要経費の合計をして、確定申告会場へ向かいました。確定申告は今年で2回目ですが、わからないことだらけ。しかし、担当の方に懇切丁寧に教えて下さって、1時間半ほどで終了しました。確定申告、すごくプレッシャーになっていたので、やっと肩の荷が下りました。

ということで、午後からは、映画の日でもあったので、いつものTOHOシネマズ泉北へ映画を観にいきました。良い映画だと聴いていたので「ものすごくうるさくて、ありえなほど近い」を観ました。

http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/index.html#/home「ものすごくうるさくて、ありえなほど近い」公式HP

ホームページから「あらすじ」を・・・

「最愛の父を失った悲しみから逃れられない少年オスカーは、父が遺した一本の鍵にメッセージが込められていると信じ、ニューヨーク中の鍵穴を探す旅に出る・・・
大切な人を失った悲しみ・・・誰にでもいつか必ず訪れるそのことに、人はあまりにも無防備だ。覚悟した別れでも受け入れがたいのに、ましてそれが突然で理不尽な別離だとしたら・・・。
オスカーと父は、親子であると同時に親友だった。父は少しばかり繊細で生きることに不器用なオスカーを、その個性を壊さずに導いてくれる頼もしい師でもあった。そんな二人を優しく見守る母。ところが・・・9.11が最愛の父を奪ってしまう。オスカーは父が遺した一本の鍵に、最後のメッセージが込められていると信じ、鍵穴を探す旅に出る。鍵の入っていた封筒に書かれた文字に従い、ニューヨーク中の“ブラック氏”を訪ね歩くオスカー。やがて謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人をつなぐ大きく温かい輪になっていく。ついにオスカーは、鍵の真実とめぐり会うのだが・・・。」

実際に映画を観ると、このあらすじ以上に深いものを感じました。アスペルガーを疑われている主人公オスカーに関わるまわりの人々、そして、オスカー自身が感じるまわりへの恐怖と○○、それが「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」ものだったのではないでしょうか。オスカーは勇気を振りしぼり、彼にしかできない「冒険」と「チャレンジ」を続けます。この映画、個としての尊厳が認められているアメリカだからできたのでしょうね。日本では、考えられません。

涙は一滴も出ませんでした。そのかわり、オスカーから大きな勇気をもらいました。

書籍も出ています。購入しました。

 

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
価格:¥ 2,415(税込)
発売日:2011-07-26

 

 

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