風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

新緑の三国山(2)

2009-05-04 | Weblog
主稜線まで上がると、先を行っていた同行者から
「カタクリがあるよ!」との声。


カタクリ 09.5.2 三国山

三国山にカタクリが自生していると
何かで読んだか聞いたかした記憶はあったが・・・。
確かにありました。
でもほんの僅か、登山道の脇に20輪程度が咲いているだけで、
絶滅寸前です。
密生したネマガリダケの中にも
カタクリの葉が少し見えるのですが、花はありません。
このままでは、ネマガリダケに負けてしまうんじゃないかな。

稜線のブナは芽吹いたばかり、まだ空が見えます。


ブナ林 09.5.2 三国山

おっと!これはツルタチツボスミレ。
ブナ林に自生するという。横長の葉が特徴だ。
でも、花はまだ先のようです。


ツルタチツボスミレ 09.5.2 三国山

気持ちのいいブナ林を抜けると標高1251.9mの山頂です。
一等三角点の置かれた山頂からは、春霞の中でも、
今年登った鹿野の奥の無名峰、鷲峰山、高鉢山恩原三国山
去年上がった独標1142m(ゴーロ)などがすぐ近くに見え、
しばし新緑の山々の展望を楽しみました。


鷲峰山(奥) 09.5.2 三国山


無名峰 09.5.2 三国山


ゴーロ(左)・高山(右奥) 09.5.2 三国山


高鉢山(左)・河本山(右奥) 09.5.2 三国山

まだ続きます。

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