風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

優柔不断

2008-05-30 | Weblog

ANA 077 08.5.18 羽田空港

このところ何かと忙しかった。で、疲れ気味だ。畑の夏野菜の植付けや草取り、もちろんお仕事も。もう先々週になるのか・・、横浜まで遠出もした。日の過ぎるのはあっという間だ。
明日は休めそうなので、何処かへ行きたいと思うが・・・。
スズコは遅いか・・、あのヤマシャクヤクは咲いているだろうか・・、大山もいいな・・。どうしよう。

コウゾ(里山の春’08)

2008-05-20 | Weblog
和紙の原料としてミツマタ、コウゾは良く知られていて、当地でも佐治の三椏(みつまた)紙、青谷の楮(こうぞ)紙が特産品になっています。ただ、ネットで見たところ実際は両方を混ぜて使っているようですが・・。
3月にミツマタの花を取り上げたので、不公平にならないよう今回はコウゾの花をとりあげてみます。
コウゾの花は雌雄別々で、どちらもとても変わった奇妙な花です。特に毛むくじゃらの雌花は、初めて見たとき花とは気がつきませんでした。
コウゾはヒメコウゾとカジノキの雑種ということですが、ヒメコウゾの方に良く似ています。だだ、コウゾは雌雄別株で、ヒメコウゾは雌雄同株だそうです。確かに上の写真の株には雌花がありませんでした。良く見ると、雄花の着き方にも違いがあるのかもしれません。
甘いゼリー状の実ができるらしいので楽しみです。


コウゾ(雄花) 08.4.27 蛇山

こちらは、雌雄同株なのでヒメコウゾだと思います。


ヒメコウゾ(上雌花、下雄花) 08.5.6 鷲峰山

カキドオシ(里山の春’08)

2008-05-19 | Weblog

カキドオシ 084.27 蛇山

よく道端にも咲いていて、野草というより雑草扱いされる花の一つです。
小さい花ですが、一つ一つ見ていくと花色の濃淡や花弁の模様に変化があります。
ちょっとというより、かなりピンボケですが、目で見た記憶に近いような・・。

カルガモ(里山の春’08)

2008-05-16 | Weblog

カルガモ 08.4.27  

家の近くの休耕田にカルガモがいました。よく見ると、ちょっと離れてもう一羽いるのでつがいのようです。近くの溜池から仲良く食事に来たのでしょうか。
今年は、テレビや新聞で恒例のカルガモ親子の行進が見られるカモ。

ムラサキケマン(里山の春’08)

2008-05-12 | Weblog
ムラサキケマンも春を代表する花ですね。
昔、この花の名前を「ムラサキケンマ」と憶えて呼んでいました。今から思うと恥ずかしい。でも、さっき「ムラサキケンマ」で検索してみたら、同じように間違って憶えている人がけっこういて安心しました。

     
     ムラサキケマン 08.4.20 衣笠山

イワナ

2008-05-11 | Weblog
山の緑が美しい。
今日は山は山でも谷を詰める。谷筋には、まだイチリンソウやニリンソウが咲いていた。コケイランは咲き始めだ。
イワナは一匹持ち帰り、先ほどおいしく頂きました。


新緑 08.5.11 鳥取市


ニリンソウ 08.5.11 鳥取市


イワナ 08.5.11 鳥取市


コケイラン 08.5.11 鳥取市

トキワイカリソウ(里山の春’08)

2008-05-09 | Weblog
不思議と道沿いに生えていてよく目につきます。白から赤紫まで花色に変化があり、見ていて飽きません。

無心に山道をたどっていると、木漏れ日がイカリソウの花や若葉に差して、そこだけ輝いていることがあり、ハッとして我に返ります。


トキワイカリソウ 08.4.6 久松山 

タムシバ(里山の春’08)

2008-05-08 | Weblog

タムシバ 08.4.6 久松山

コブシによく似たタムシバは、山陰の当地では市街地の裏山から千メートル級の山まで見ることができます。まだ木々が芽吹く前、突然という感じで山のあちこちにお砂糖をこぼしたように咲き始めます。
私にとっては、桜より春が来た事を感じさせてくれる花です。

       
       タムシバ 08.4.6 久松山

野間の蕎麦

2008-05-07 | Weblog
もともと味音痴で、どこの店がうまいとかまずいとか、よくわからないのだが、蕎麦好きである。
なので連休中に蕎麦を食べに行った。
場所は、丹後半島の中央部あたり、旧弥栄町野中の野間亭である。実は、この店には20数年前にも行ったことがあり、昨年暮れに偶然前を通りかかり変わった蕎麦を食べたことを思い出したのだ。
渓流沿いに一軒ぽつんとあり、民家と見分けがつかない店構えは、昔と変わっていないように見受けられる。
店の中に掲げられた品書きには、
そば
ビール
缶ビール
の三品しかない。
そばは、写真の通りきざみ葱と自生わさびの薬味がついて550円である。

うまい。味音痴であるが、旨いと思う。


野間亭のそば 08.5.3 

ところで、これだけであれば、特にどうということは無いのだが、蕎麦をよく見ると切っていないのである。20数年前の「変わった蕎麦」という記憶の中身は、切らずにトコロテン式に押出して作った麺ということである。ずっと変わっていなかったようだ。
手打ち蕎麦の場合、ソバ粉に水を加えてこね、板状に延ばして切って麺にする方法が一般的だが、押出して麺にする方法も外国では知られている。行ったことも見たこともないが、内蒙古やブータン、ネパールなどで行われているという。韓国の冷麺も同じ方法だという。

ご主人にお願いして押出しの道具を見せていただいた。ご自身で考案し鉄工所に作ってもらったそうで、電動のミンチを作る機械によく似ていている。
ブータンの製麺の器具は、写真を見る限り木製のテコを利用した結構大がかりなもので、大人が体重を掛けて押出している。

お話を聞くと、昔からこの地方(野間)では押出し式で蕎麦を作り食べていたそうである。どんな器具で作っていたのかは聞き漏らしたが、ブータンやネパールと同じだったらなんとなく楽しくなるのだが。


野間亭のそば(拡大) 08.5.3

サルトリイバラ(里山の春’08)

2008-05-02 | Weblog

サルトリイバラ 08.4.27 蛇山

秋に赤い実をつけるサルトリイバラも花は黄色です。小さい花ですが、よく見ると透き通るような感じできれいです。
いつか書きましたが、当地では柏餅のように団子をこのサルトリイバラの葉で包んで食べる習慣があります。もう少ししたら若葉も大きくしっかりして使えそうです。

サルトリイバラは、漢方で解毒、消炎、利尿作用があるとされ、根茎を煎じて服用すると腫れ物、ニキビ、糖尿病、膀胱炎、尿道炎、尿毒症、腎臓病、心臓病、頻尿、夜尿症、関節痛、腰痛、神経痛、リウマチ、下痢、かぜに効果があるそうです。
万病に効くちゅうことです。

葉っぱにも薬効があるかは判りませんが、サルトリイバラの餅を作ってみようか・・という気持ちにさせられますね。

キブシ((里山の春’08))

2008-05-01 | Weblog
今日も結構暑かった。
今日から5月。初夏。夏なんですよね。
過ぎ行く春を惜しみ、「里山の春」を続けます。

暖簾が下がったようなキブシの花。群生していることが多いので遠くからでもよく目立つ。実は黒色の染料になるらしい。


キブシ 08.4.13 二上山