だんなっちょんのブログ

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甲斐性無しの二児の父

1月18日日記 過保護

2012-01-19 12:46:09 | 生活漫談
先日、昨年当塾の卒業生の母親から電話が入った。
内容は以下のとおりだ。


・12月に私立のA高校を退学した(昨年単願で入学し偏差値は40程度)
・今年もう一度高校を受け直したい。
・希望する高校は県立のB高校(偏差値58相当)
・滑り止めに第二回私立受験でC高校を受けたいのだが時間もないので3教科型を受けさせたい。

まず退学事由は母親の甘やかしかなと思ったら、案の定その通りだった。
話を聞くと赤点連続で留年間近までいって
つまらなくなって行かなくなったことを許し、最後には退学さえも許したらしい。
親のいうことは正直間違いだらけでちんぷんかんぷん。
県立を第一志望しており、本番までわずか2ヶ月しかないのに
「私立を3教科型にする」とか訳の分からないこと言っているし(県立は5科目必須)
本当に県立行きたいのかって話。
だいたい高校の選択からしてメチャクチャ。
B高校は進学校の中では中堅に当たるが簡単には入れない(偏差値58)
実際途中退学を経験していること、しかも単願で受けた高校を途中抜けはマイナス要素強すぎる汚点を加味すれば、偏差値60前後の成績が最低限必要と考えるべきではないのか?
その辺わかって行ってんだろうか。
しかも昨年の夏や秋の段階で再受験を考えるならまだしも
1月のこの大詰めのラスト2ヶ月しかない状況をわかってるのだろうか。
いや全然分かってない・・。

取り敢えず現状を把握するために塾に呼んで
先月実施された模試を受けさせることにした。
昨日彼は塾に来た。

またこれが本人ヘラヘラしててイライラするんだ。
自分の問題なのにどことなく他人事っぽい表情。
昔から面倒なことから逃げる性格は何一つ変わってない印象。
模試を受けさせ、その答案をこっちが採点して模試データと参照させる。
結果は昔のまんまの偏差値40前後で正直進歩無し。

私立単願で無難なところを受験することが現状一番のオススメ。
県立はどこも絶望的だといっていいだろう。
確かに県立は彼が受かりそうな偏差値30代の高校もなくもないが
そういう高校の場合は学科試験と内申点の比率が軒並み5:5か4:6の割合で、兎に角内申書が大きく響いてくる。
学科試験でいかに頑張っても彼の場合は内申書と単願で入った高校を途中退学した点を加味すればかなり厳しい点数となるのは明白なのである。
じゃあ、だからといって学科試験の比率の高い高校となると進学校しかなくなる。
進学校は受かる力は現状ないし残り2ヶ月で巻き返せる状況でもない。
県立は諦めて私立単願で出すのが彼にとって一番のベター。
いや、私立単願でもギリギリかもしれないそんな状況と判断できる。
それを明日伝えるのだが・・。本人何と言うんだろうな。

というより下手すれば2留確定のこの時期にヘラヘラしてて
本当にわかってなさそうなのが頭来るんだよね。
激甘の母親にも原因はあるとは思うけど、16歳にもなれば母親なんか
もう言ってられないでしょう。本人の問題。
これぐらいの年になればいい加減、親に迷惑をかけることが「辛い」と
思うようにならなくちゃいけないし、2年も遅れをとってしまう
現実に直面していることを少しは考えないといけないだろう。

このままだとサポート校に行かざるを得ない状況になってしまうぞ・・。
かつて教えてきた教え子だけに、それは正直避けて欲しい道だ。









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