海老根藤沢市長、庁舎内で焼き肉パーティー
違法な「火災報知器(煙感知機)一時取り外し依頼文書」入手
すでに、新聞等で報道されている 藤沢市海老根市長主催による職員慰労焼き肉パーティーに際し、会場の食堂から煙感知機取り外してほしいとの依頼文書が同市管財課に提出されていたことが明らかになった。(情報公開にて入手した依頼文章は、下記のとおり)
同焼き肉パーティーは、海老根市長や新井副市長らが、職員イノベーション制度の提案者を招いて本年8月1日行われたもので、海老根市長は、もっぱら藤沢炒麺等を焼いて参加者に振る舞ったという。ところが、大量の煙が出て、2階の火災報知器が鳴り、防火扉まで作動したため、何故1階食堂の煙感知機が作動しないのかとの疑問が持たれ、会場の煙感知機が取り外されていることが発覚したもの。
この事件は、9月15日の藤沢議会でもとりあげられ、下記のような違法な煙感知機一時取り外し依頼文書が出されていることがあきらかになった。同議会の質疑で、2階の職員が大量の煙を出す焼き肉パーティーは中止するよう注意しに行ったところ「まあ一杯飲んだらどうか」などと海老根市長に勧められたが断ったとのこと等も質問者の発言で明らかになった。
煙感知機は消防法等で修理などの時以外は勝手に取り外し出来ない決まりになっているのに、市長主催の焼き肉パーティーだからといって勝手に取り外してよいものか。藤沢市は、全戸に煙感知機の設置を義務付けているというのに、市のトップのこのような違法な行為が許されて良いものではない。本件は、海老根市長による市政私物化の表れと言っても過言ではない。
しかも、このようなバーティーは、今回で4回目という事で、極めて常習的で在り、悪質と言わなければならない。市長、副市長は報酬10%・1ヶ月減給とのことであるが、防災のトップに立たなければならない市長が、この程度の処分で済まされて良いものか。鉢呂経産大臣は「放射能がくっつくぞ」との放言で大臣を辞める羽目になったが、海老根市長も来年の市長選に向け、どうけじめをつけるのか進退を明らかにすべきである。(k)
<情報公開された「職員食堂内煙感知器等の一時取り外し依頼」文書>
