ふくろぶうgallery

花鳥風月∞日々あれ是日記

ようこそ美輪さん

2010年09月11日 | 音楽

ようこそ美輪さん

わが街に美輪さんがやって来た♪

市民会館久しぶりだな~。20年以上前かな、私より古いんじゃないの。音響悪~!

でも美輪さんの唄声には、どんな所だろうが関係ないみたいだね。

8割くらい女性の満席状態。どこの開場に行ってもお馴染みの風景。

3時間たっぷりの歌とおしゃべりの美輪さまワールド。

益々、毒舌絶好調だ!ダウンタウンの浜田のことををミソクソ言ってた。

やっぱり美輪さんの歌は最高だ!

最後はお馴染み金色に輝く観音様となってエンディング。

ミワラーの皆さん総立ちで拍手喝さいで楽しいひと時は終わった。

美輪さんほんと人気者だなぁ。

ようこそ美輪さん


佐渡カルメン

2009年07月26日 | 音楽

佐渡カルメン
佐渡カルメン

どこか遠くで花火大会がにぎやかだ。昼からどしゃ降りの大雨で大変だったろうな。

佐渡裕さんプロデュースオペラ「カルメン」に行って来た。

「題名のない音楽会」司会ですっかりおなじみ指揮者となった実力者。

佐渡さん指揮ぶりは初めてで大変楽しみにしていた。

席が4階だったので、たいして指揮姿は観られなかったけれど、カルメンどっぷり楽しんだ。

オペラは何かとお高いんだけど、お安い席でも十分臨場感たっぷりに楽しめるのだ。

カルメンは小澤征爾さん指揮以来2回目。

演出が違うだけでずい分印象変わるもんだと、今時流行りの演出おもしろく観た。

個人的には小澤さんの時のどろくさ~い芝居の方が好き。

ソリストの皆さんは文句なしの上手さ!酔いしれたわ~♪

何時聴いてもミカエラの歌は切なくて美しくて堪らん・・。カルメンよりわたしゃ好き!

オペラ最高~!


スペインの風

2009年07月11日 | 音楽

スペインの風
スペインの風

岐阜市のサマランカホールでスペイン・ビルバオ交響楽団の演奏会聴く。

まぁ、りっぱなホールで音響抜群。こんないいホールがあるのに主催演奏会さっぱりない。

もったいないねぁ・・。地方にりっぱなホールいっぱいあっても、どこも似たような状況。

ヴァイオリン:南紫音さん、ギター:荘村清志さんを迎えてのオールスペインプログラム。

グリーディ:サルスエラ「農場」前奏曲 サラサーテ:カルメン幻想曲 ファリャ:「三角帽子」

ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 ラヴェル:ボレロ これ以上ない、どスペイン! 

荘村さんはどっしり貫禄の演奏。さすがだねぇ。

ビルバオ交響楽団員の中にスペイン人が何人いるのかしらないけれど、

やっぱり、おらが国の曲は自信持って演奏してるんだろな。

イメージだと、もっと荒々しい演奏かと想ったら実に丁寧な音色に酔いしれた。

のりのりの指揮者と共に、私もスペインの曲の楽しさ新たに発見があって面白かった。

ツアー最終日だそうで、アンコールたっぷり充実心地いい演奏会だった。

期待以上の満足感!エスケリカスコ(ありがとう)!ビルバオ!


さすがの小山さん

2009年07月05日 | 音楽

さすがの小山さん
さすがの小山さん

もうすっかり円熟のベテランピアニスト、小山実稚恵のリサイタルに行って来た。

おもしろクラシック・シリーズとかで、碧南市芸術文化ホールの企画で毎年恒例企画らしい。

といって二人のおっさんが間で話がちょっとあるだけで、小山さんピアノ演奏が中心。

2.000円で小山実稚恵さんのリサイタル聴けるなんて、ちょ~お得感♪ありがと碧南市。

前半シューマン2曲、後半ショパンワルツ集。

小山さんショパンは大好きなので、願ったり叶ったりのプログラム!

小山さんのピアノはピアノへの情熱ヒシヒシ感じて、どの曲もほんと素晴らしい。

まだまだ精力的に演奏活動されてて、ファンとしては嬉しい限りですよ。

これからも応援して聴き続けますよ!


感動リサイタル

2009年06月26日 | 音楽
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先週休日に続いて神尾真由子さんの演奏会。今回は名古屋初のリサイタルとのことで

気持ちも入って聴きごたえ十分ありそうで楽しみにしていた。

お客さんもずい分な入りで人気のほどがうかがえる。

ブラームス、サン・サーンス、ブゾーニ、ワックスマンのヴァイオリンソナタ。

演奏は相変わらず見事で、一音一音際立ちたっぷり心にしみ込んだ。

演奏終わっても鳴りやまない拍手に、こみ上げて来たのか涙拭いてた姿が印象的だった。

前回のチャイコフスキーの演奏終わった後の万来の拍手にも、うるうるしてたもんなぁ。

写真で見ると勝気そうな印象の子だけど、純に音楽してる想いが聴き手もうれしい。

会場後にするお客さんの会話も、賛辞でにぎやかだった。

ここのところホント感動する思い出に残るコンサートが続くなぁ・・。

クラシックファンであることの喜びひしひし感じる今日この頃だ。

幸せだ~♪

 


ドイツオケ万歳

2009年06月25日 | 音楽

ドイツオケ万歳

人がいなくて有給休暇取るのもままならず・・会社一時間早びけしてコンサートへ行く。

今年すっかりお気に入りとなった、小菅優さん神尾真由子さん二日続けて名古屋で

演奏するってんで楽しみにしてた。

ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー。指揮はすっかり人気者となった大植英次さん。

長い間音楽監督やってた間柄。気心しれた演奏で観てても心地よかった。

大植さんは大きな手振り身振りで、エンタティナーですわ。

オールベートーヴェンプログラム:エグモント序曲・ピアノ協奏曲3番・交響曲7番って

これでもかっ!てくらいベートーヴェン代表曲漬けだ。

聴いてても分かるけど、やっぱドイツのオーケストラはおらが国の作曲家の曲は

自信満々演奏してるよなぁ。酔いしれてる演奏してる姿観てるだけでもこっちも気持ちいい。

ドイツ地方の放送局公務員オーケストラだけど、まぁよく鳴ってる。十分よ。さすが。

ここんとこ席が一番前ばかりで、目の前で演奏聴く観る臨場感はやっぱ凄いわ!

小菅さんもホント3メートルも離れてないところで、一級のピアノ演奏聴けて大感動!♪

吐息鼻息唸り声!こんな気合入ってピアノ弾いてるなんて、この距離でなきゃ分かんない。

気持ち入りまくりまくりで、こっちも聴かなきゃまずいっしょ!よっしゃ!

大満足の演奏会だった。


チャイコフスキーLOVE

2009年06月21日 | 音楽


午前中に御嶽山麓散策して、気にも留めず帽子被らなかったら、しっかり日焼けしてしまた。

山の日射しは強烈だぁ。コンサートへは真っ赤な顔して少々恥ずかしかった・・。

長野県伊那文化会館での、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団演奏会。

すっかりお気に入りの神尾真由子迎えての、これ以上ない組み合わせ!

オールチャイコフスキープログラム。

なんといっても目玉は神尾さんのチャイコフスキーヴァイオリンコンチェルト。

席が一番前のはじっこでコンサートマスターに被っちゃって見え隠れして観づらかったけど

強烈な音色がビシビシ伝わって感動しっぱなしだった。やっぱLIVEだよ!この感覚!

実は今週も名古屋でリサイタルがあって行くんだよねぇ♪神尾さんのヴァイオリンに惚れた!

新鋭のロシアオーケストラで巷ではいいこと言う人少ないんだけど、指揮者がいいから

十分聴きごたえあったよ。

ほんとチャイコフスキーに酔いしれた一夜の演奏会だった♪


おめでとう!

2009年06月09日 | 音楽

東海地方もやっとこさ梅雨入りだそうだ。

12日遅いそうで水不足が心配だとニュースで言っている。

でも、記憶する中ではこんな始まりの梅雨は、後半ドカッと豪雨被害が出ると思ったけど・・。

昨夜からバン・クライバーンコンクール優勝した、辻井伸行くんのことが大賑わいで嬉しね。

彼の実力、音楽性は誰もが認めるピアニスト。頑張って来た結果だね♪

これを機会に世界に彼を知ってもらえるようになるのは、ホント喜ばしいことだ。

応援して行きたいね。


毛皮のマリー

2009年06月06日 | 音楽

毛皮のマリー
毛皮のマリー

寺山修司代表作戯曲、美輪明宏さん主演の「毛皮のマリー」を観劇。

なんとまぁ、女性のお客さんばっかし、音楽会の時は老若男女さまざまだったけど。

一人おっさんがなんかバツが悪いなぁ。まぁまぁ気にしない。幕前の周りからこれでもか!

と耳に入ってくる井戸端会議が、まぁ苦痛だこと。

摩訶不思議世界の寺山ワールド。サイケデリックどろどろ闇世界のイメージだったんだけど

そこは美輪さんにより美しく演出された、寺山修司の世界だった♪

美輪さんの為に書かれた舞台劇なんだから、寺山さんもだれも文句は言わなか。

やっぱり最後は美輪さん神様になっちゃった。こんどはマリアさま。お客さんは熱狂だ。

美輪さんは芝居も声も善く栄える。やっぱり舞台の人だな~と実感する。

共演の魔界舞台人、麿赤児さんも快演。寺山修司作品に欠かせないね。

がっちりいい脚本だから、退屈することもなく引き込まれた。

芝居を観劇するの何時ぶりだったろ。

美輪さんの魅力堪能したひと時だった♪


黒田さんありがとね

2009年06月04日 | 音楽

音楽評論家の黒田恭一さんが亡くなられた・・合掌。

長い間NHK-FMの「20世紀の名演奏」楽しみに聴いた私としてはほんと辛い・・。

大病されて療養復帰されてからも、がんばって続けらてたけれど、先週の放送などは

ほんと辛そうに声を絞り出すようにお話しされてて、こっちも心配でしょうがなかった。

結局、その時点ではもうお亡くなりになっていた訳で、なんとも今は心が痛い・・。

まだ録音はあるんだろうか、最後の放送となってしまうのか・・。

私のようなぼんくらクラシック音楽ファンに、どれだけ分かりやすくやさしい語り口で

クラシック音楽の楽しさ導いて下さったことか。吉田秀和先生と共に私の羅針盤と

なっていただいた。

つまんない棒読み評論家ばかりの中、黒田さんみたいな魅力的な人もう現れないだろな。

ご冥福お祈り申し上げます・・寂びしや。


サイトウキネンチケット♪

2009年05月30日 | 音楽

パソコンをどうしようといろいろ思案の結果、ノートパソコンを購入することにした。

今までディスクトップばかりだったけど気分変えようかと。今のは直してお絵かき用にしよう。

安いの価格comで探しましょうか。量販店より3割ぐらい安いし。

しっかり信用できる店も利用して分かって来たし、大いに使わなきゃもったいない。

今日は朝10時からのチケット発売に合わせて、薄暗い画面のパソコンの前でスタンバイ!

私のすっかり夏の風物詩?となった「、サイトウキネン音楽祭」のチケット発売日。

十数年挑戦して、一度も買えた事ないんだけど、もうすっかり恒例行事。

今年の目玉は豪華歌い手メンバーのブリテン「戦争レクイエム」

十時になったとたん、繋がりにくくなってますのテロップ。これも何時ものこと。

辛抱してチェックしてたら、日曜日公演がなんと買えちゃいました~!うひょひょ~♪

4公演あるから行けたのかなぁ。コンサートの方はアッとの間で売り切れ。毎度恒例。

もうひとつ今回はふれあいコンサートで、今年聴いてすっかりファンになった小菅優さんと

サイトウキネンメンバーによる室内楽公演があること!

こちらはいい席がすんなり買えることが出来て大満足。今年は充実凄い結果っとなった♪

楽しみな長野松本音楽旅となりそうだ。楽しみな夏だなぁ♪


フジコ・ヘミング♪

2009年05月24日 | 音楽

フジコ・ヘミング
フジコ・ヘミング

梓川SAで車中泊。朝から本降りの雨でコンサートは昼からなのでどうしよう・・と。

大町まで大好きなスケッチ街道車で走らせ車窓の風景楽しんだ♪

10時から大町温泉郷の日帰り温泉浸かってのんびり・・ここのアルカリ単純泉は濃いよ~!

さ~てと、いよいよ待望のイングリット・フジコ・ヘミングさんのコンサートだ!

何度か愛知県でも演奏会あったんだけど行く機会なく、

今回ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲5番皇帝」が聴けると言うことで飛び付いたのさ~!

ま~、隅から隅までフジコさんワールドで染まったコンサートって、私は勝手に楽しんだ。

ルーマニアのオーケストラさんごめんなさい。正直日本のオーケストラのが上手い。

まるでショパンみたいなベートーヴェン?いいんじゃないの~。フジコさんの音色だよ~♪

アンコールでも、私自慢のショパンとリスト聴いてちょうだい!ってんで見事なフジコ節♪

も~堪らん。酔いしれたわ~。益々、ファンになっちゃった。

それになんともチャーミングな人なんだよね。もう70も近い人なんだろうけど、かわい~!

進んで、演奏会行くことにしましょうか。

遥々来ただけの甲斐あった、いい演奏会でした。


ドレスデンの響き♪

2009年04月27日 | 音楽

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わが愛しのドレスデン国立歌劇場管弦楽団の演奏会に行く。

もう随分と前に行って以来2度目だけど、前回と変わらず感動の一夜となった。

キラ星と輝くオーケストラはたくさんあるけれど、わたしゃドレスデン・シュターツカペレの

音色が一番だ!このドッシリ重厚感はどんなオーケストラ曲も心地よくさせてしまうわ。

今の時代になっても、旧東ドイツのオーケストラの響き残し続けていていいんだよな~。

ドレスデンといったら超おはこ、R・シュトラウスたっぷり響かせてうなりっぱなし!

R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

シメは私大好きな、ブラームス:交響曲 第四番♪ これでもか!って重厚な音の

厚みに酔いしれたねほんとこんな高揚感はオーケストラで久し振りだ~!

音楽監督のファビオ・ルイジも精巧なキレのいい指揮ぶりで、とってもいいですわ。

おもしろかったのが、ドレスデンだからか来てるお客さんに、ビシッとネクタイ締めた

老齢な紳士淑女の多いこと。ホールの雰囲気が明らかに違ってた。

このあと東京で、R・シュトラウスオールプログラムで演奏会二日あって羨ましい・・。

行きて~・・。貧乏人には辛いわ~・・。

慰めににCDの「英雄の生涯」買って、しばらく車中はR・シュトラウスで癒されますよ。

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団ずっと愛して行きますよ、私は!♪


職人デームス

2009年04月26日 | 音楽

職人

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昨日から冷え込んで、家で短パンTシャツじゃ耐えられませんわ。

80歳のドイツ・ロマン派ピアニスト。名匠イェルク・デームスのリサイタルに行く。

といっても詳しくないんだけど、経歴見るとすんごいメンツの巨匠と共演している人。

80歳の実力というか歴史が演奏に滲み出て、それは静かな貫禄に圧倒された。

ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン・シューベルト・ブルックナー・ベルク・デームス・

ブラームスと、私に弾けない曲などあるか!って言わんばかりの選曲オンパレード♪

ここんとこ若手中堅のソリストばかりの演奏会聴きに行ってたから、やっぱちゃうわ。

余裕たっぷりの音色に、いぶし銀大ベテランの職人技を観たぜ聴いたぜ!

名称巨匠なんて言われる人の技をどんどん、ライブで経験しなくちゃダメだね!っと

実感した演奏会でした。大満足♪


初能楽鑑賞

2009年04月04日 | 音楽
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ag:app.blog.ocn.ne.jp,2003:photo-21466172

豊田コンサートホールのある建物に能楽堂もあって、興味津津行ってみた。

前から興味はあったんだけど、なんにも知識もなくチケット購入してからサライが

たまたま特集やってたので、せっせと予習して準備万端。

やっぱり、いつもと雰囲気違うもんで、お客さんも年配者の人、着物着たその関係?の人

がほとんど、私みたいな物見遊山な人がちょろちょろ。

狂言・能ともに観てただけじゃセリフさっぱり分かんないだろうと、開演までプログラムの

あらすじしっかり叩き込んで、いざ出陣!

狂言(大蔵流)は「腰折」修行積んだ山伏が、法力で老人の曲がった腰を伸ばそうと

三人の狂言者が面白おかしく演じる。

単純明快な話と演技に笑えました。面白い。分かりやすさが狂言なんだね。

能(観世流)は「桜川」貧しさから自ら身売りした子を探し尋ね再開する物語。

セリフはちっとも分からなかったけれど、ストーリー叩き込んであったので

演技や所作で十分泣かせてくれる物語なのが分かる。

桜子役の小学生くらいの杏海ちゃんって子が、舞台の上で片膝付いて、

最初から最後まで1時間くらい脇でジッとしているのが辛そうで、お客さんも気にしてる。

時々足の位置変えたりして。けな気だねぇ。

最後立ち上がる時、ワキ役演者が(おじいちゃんかな)手を添えるようにしてたのが

ほほ笑ましかった。がんばってね。

日本の様式美の集大成みたいな能の世界。

今回の演目は特に動きが少ないみたいで、ほとんどスローモーションの動きばかり。

特に中ほどの単調な演技には、どうにも辛抱しても睡魔が襲って大変だったわ~・・。

でも、能楽堂にながれる空気みたいなのは、私はたっぷり堪能しましたよ。

私、嫌いじゃない世界。

ちょっと、ハマってもいいなぁ。