るりおの部屋

神道、先祖供養、技術、日常などなどの情報発信します。

包丁が・・・・

2010年08月29日 | るりお広報室

先日料理をしていて、ニンジンを輪切りにしようと包丁を立てて
切り下ろそうと力を入れたら

「ポロッ」

と刃が真っ二つに折れました。
セラミックの包丁の刃です。
セラミックだから長持ちすると思って買ったのに。
研がなくても切れ味が持続すると書いてあったから買ったのに。
あぁ・・・なぜ?
買ってからまだ2年経ってません。




思い出すこと一年半前、ニ○リの包丁売り場でどれにしようか見ていたら
白い包丁が真っ先に目に入りました。
「セラミックか・・・」

セラミックの刃物というものを始めて知ったのは20年ほど前だったか
ナウシカをテレビで見ていたときのこと、オームの抜けガラの透明の
ドームを切り取ろうとしてナウシカが腰から取り出したのが「セラミックのナイフ」
でした。「セラミックの刃がたたない」とかそんなセリフでした。
わざわざそんなことを言うということは、それだけ強力な刃ということなんだろうなと
子供心に思ったものでした。でも、当時セラミックがどんなものか良く知らなかったし
セラミックのナイフや包丁も身近に無かったので未来の素材という凄いイメージを
子供心に持ったものでした。

それが今、目の前にある。
「ちょっと高いけど買おうかな」
そう思いながらも、いくつかの疑問が脳裏をよぎりました。
「セラミックって言ってみれば陶器だよな?だから凄い硬いんだろうけど
硬い=脆いってことじゃね?折れたりしないかな?」
「切れ味が鈍らなくても折れたら意味無いよな」
「安いステンレスの包丁をどんどん買い換えたほうが賢くない?」
などなど。
でも、結局
「細かいことはいいや。何よりカッコいいし♪」
という結論に至り購入となりました。

そして使ってみると切れる切れる。
買って良かったと思いました。
ただ、ステンレスの包丁と比べての違いはよくわからなかったけど。

そうやって使っているうちに、刃の柄に近い手前の部分がまな板からはみ出して
ステンレスのシンクの手前の盛り上がり部分に当たってそのとき少し欠けました。
「あぁ、やっぱり陶器なんだな衝撃には弱いんだ。
ステンレスならこうはならなかったろうにな」
そして、このダメージが先日の折損につながったかもしれません。
折れる時は本当にあっけなく逝きましたから。
ホトンド力を入れていない状態でポロっと。
直前までに折れかかっていたかもしれません。

保証書も無いし、一年以上たっているし。
ただ、この手のものって、永久保障しているのが多いです。
ダメもとでメーカーにメールしました。
新品に換えてくれたらいいなぁ。

核兵器亡き時代の次の世界 その2

2010年08月27日 | るりお塾
先日の記事「核兵器亡き時代の次の世界」の続きの記事です。
ただ、前回の「未来の戦争の姿」のストーリーの続きではなく、本の内容を簡単に解説してみようかと
思います。実は近所の図書館に置いてあって、借りて読んだんですよね。久しぶりに読みましたが
やっぱり面白かったです。ストーリーの続きは次回書きます。

アマゾンから引用
内容紹介
「影のCIA」と呼ばれる情報機関ストラトフォーの創立者でCEOをつとめる政治アナリスト・フリードマンが
予想する衝撃のこれからの世界は……。

・アメリカ・イスラム戦争は近く終局をむかえる。
・勢力を回復したロシアは、アメリカと第2の冷戦をひきおこす。
・アメリカへの次の挑戦者は中国ではない。
  中国は本質的に不安定だ。
・今後、力を蓄えていき傑出する国は、日本、トルコ、
  ポーランドである。
・今世紀半ばには、新たな世界大戦が引き起こされるだろう。
  その勝敗を左右するのはエネルギー技術であり、宇宙開発である。
・そして、今世紀の終わりには、メキシコが台頭し、アメリカと
  覇権を争う。

地政学の手法を駆使してフリードマンが見通す未来は、一見荒唐無稽に感じられても合理的で、
的確な洞察力を感じさせる。示唆に富む未来覇権地図がここに描かれている。
引用ここまで

地政学って言うのは、著者の説明によれば、国の指導者が選択をし実行するときに取り得る選択肢
はたくさんあるが、地理的な条件や気候風土、歴史、民族の気質などが制約条件となり、思いのほか
少数に絞られるため予測がしやすくなるなり的中率は非常に上がるという手法らしいです。

将棋に例えると、ある状況下で次に指すべき手というのはほぼセオリーとして決まっていて、
それ以外の手を指すのは非合理的であり自殺行為を意味するので決まったセオリー通りの手を指さざるを得ない。
名人になるほど多くのセオリーを知っているのでこれに縛られることになり相手にすれば読みやすくなるということでしょう。

国家指導者に関してもこれと同じ事が言え、一国の指導者となるには半端でない競争を勝ち残った人間でなければなりません。
これは、天才ではないにしても少なくとも愚か者ではないということ。
すると決断も常識的なものになり予測もしやすいということでしょうか。

ただ意外なのが、中国に関してです。
ロシアに次いで中国がアメリカへの挑戦者になるという予測が多いですが、この本の著者によれば、中国は世界の覇権国にはなれないと
いうのです。その理由は次の3つ

1.地図をじっくり見れば、中国が実は物理的に著しく孤立した
  国であることがわかる。
  シベリヤとヒマラヤ山脈を北に、密林地帯を南に控えている以上
  領土を拡大できない。

2.何世紀も前から主要な海軍国ではない。
  海軍を構築するには長い年月が要り軍艦を作るだけでなく水兵の
  訓練と経験をつむ事が不可欠

3.これが一番深い理由だが中国は本質的に不安定な国。
  外の世界に国境を開放するたびに沿岸部は豊かになるが、内陸部に
  住む大半の人は貧しいままでこのことが緊張と対立を生み不安定をもたらす。
  その結果、経済的意思決定が政治的理由から下されるようになり、
  非効率と腐敗を招く。

要するに、経済の決定は「経済学の見えざる手」によって下されるべきなのに内陸部の不満を逸らす為に政治的な理由で下されるようになって非効率になり、さらに利権や賄賂などが発生して腐敗が進むっていうことだね。
中国が海外貿易に門戸を開いたのはこれが初めてではないし、その結果として不安定になるのも今度が最後じゃないでしょう。
開放→繁栄→格差拡大→非効率・政治腐敗→不安定化→
毛沢東みたいのが現れて鎖国→貧困に逆戻り→最初に戻る(開放)
このサイクルを繰り返すのは歴史上繰り返してきたことで、今回で終わることもなくこれからも続くであろうということだそうです。
このサイクルで見ると現状は「非効率・政治腐敗」が進みつつある段階だから、近い将来また大物政治家が現れて共産党と対決するか内部から崩壊して混乱が発生するんじゃないかな。
さらに、今の中国経済の拡大の仕方は急速過ぎて、大幅な成長が継続して初めて維持が可能という非常にリスキーなものです。
サーカスの熊が小さい自転車をこいでいるようなもので、現状維持どころか加速ペースが少し緩んだだけで転倒してしまうようなものです。
そうなると、アメリカとの対決やら世界の覇権を握るどころの騒ぎじゃないわけですね。

という感じで、以上3つの理由から中国は大国になれないと著者は主張しています。
また、先日見たニュースでは「中国人は大国と見られるのを嫌がっている」ともあり、メンタルの面からも無理なんじゃないかなと思ってます。

ただ、この著者、徹頭徹尾アメリカが今後100年にわたって世界の超大国であり続け凋落はあり得ない
という偏った見方が前提となって論理展開されてます。
全ての状況設定の前提がアメリカの繁栄ありきで、非常に傲慢な感じがします。
著者はそれも認めながら、それでもやはりそうなるんだという理由も解説してはいます。
その詳細はここまで長くなったのでまたの機会にということにします。
待てなければ自分で読んでみてください。

まー、これも一種の占いみたいなもんかもしれないけど、スピの力は使ってなさそうだし面白いからいいでしょ。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。
どのみち100年後は僕もあなたも死んでるだろうしね。 笑 (いや。もしかして・・・)
次は前回のストーリーの続きを書きます。


ごまだれ冷しゃぶサラダそうめん作りました

2010年08月23日 | るりお製作所
暑い日が続きますね。
最近食欲が細りがちです。
特に昼は。

というわけで、今日はいつもと趣向を変えて食べ物ネタで行きたいと思います。

昨日の昼に、この暑い中苦も無く食べられるものが作れないかなと思ったら
スーパーの食材棚に置いてあったレシピにごまだれ冷しゃぶサラダそうめん
なるものがあり、目が釘付けになりました。
そしてレシピにあるとおりの食材を買い揃えて作ってみました(なんて鴨な客!)


食べた感想はなかなか美味しかったです。
それだけ。
彦麻呂みたいな才能はないです。
薬味のミョウガがアクセントになっていい感じです。
豚しゃぶ作っただし汁でコンソメスープも作りました。
皿に少々盛りすぎたかなとは思いますが。

リーマンさんは冷たい食事は勧められないですが、
暑い日はにこういうのもたまにはいいんじゃないでしょうか。


聖句の3本足

2010年08月17日 | るりお塾

先日、いつかのコメント欄で
生かして~ 
アマテラス~
南無観世音~

などのいわゆる「聖句」の使い方について議論が起こっているのを見て
「確かに難しいよな」「ケースバイケースで違うしわかり易い考え方は無いかな?」
と考えていました。
そして、自分なりに考え方のフレームワーク(楽な考え方)を作ってみました。
名づけて「聖句の3本足」です。
3という数字はいろんなところに登場する大事な数字ですからね。ま、狙ったわけじゃ
なくてタマタマですが。 以下、「聖句の3本足」の説明です。

これら(聖句)をはじめて知って使う段階としては
次のような過程が想定されます。
1:まず、初めてこれを知り理解する
2:これを心中で想う
3:一人で口に出して言う
4:人前で相手に口に出して言う
5:自分しか見ないところに文字で書く
6:他人も見るところに文字で書く


そして使う対象としては
A:誰のためでもない
B:神や先祖など見えない存在
C:自分
D:他人


そして目的として
い:生かされている感謝の気持ち表明する
ろ:現世利益のため
は:攻撃・破壊・呪詛返しのため


聖句の使用状況はこの3つの要素(3本足)の組み合わせで表せます。
例えば、「憎い相手を破滅させる為に掲示板などに書く」は 6-C-は 
となり、「日常思いついたときになんとなく心中で唱える」は 「2-A-い」や「2-B-い」
となるわけです。
組み合わせは膨大な数になるので全部書き上げはしませんが、特に注意するべきは
「4、6」 と 「C、D」  そして、  「ろ、は」
でしょう。

「ろ、は」  などが問題外に駄目なのは伊勢白山道を知る人ならわかると思いますが
コメント欄や掲示板で相手への仕返しとばかりに使ってしまうと自滅することになりますし
現世利益も低級存在との取引になりかねないので注意です。
正しい信仰をしていれば副産物として利益は得られますが、それが目的の「ろ」は駄目です。

「D」も、気をつけるべきポイントでしょう。他人を攻撃するのはもちろんのこと、相手の幸せを
願ってというのも関連を辿って結局は自分の利益の為にすり替わりかねないので注意が必要です。

4、6については、他の2つの要素との組み合わせ次第では間違った使い方になるでしょう。
「6‐D-は」のような使い方は時々されていて議論や批判が起こっていますが、
これは最悪な使い方で破滅を招きます。
使うにしても「誰にも見えて永久に残る文字で書く」は避けるべきでしょう。
その時の気分だけで書いて書いたことを忘れてしまっても呪詛は文字が残る限り
作用し続けてやがて自分に返ってくるかも知れないと僕は思います。
これは凄く怖いことだと思います。
一つや二つならまだ死ぬまで覚えていてもそれ以上は無理でしょう。
自分の管理出来ない呪詛が一人歩きを始めてやがて自分を滅ぼすでしょう。
僕はそれが怖いのでそういうことをしようとは思いません。
その時心中で思うか口に出して言うだけにしておくのが僕は無難だと思います。

以上はほんの一例で、全部となると膨大なのでここでは書きませんが、
(書いたところで読む人はいないでしょうし)
こういう整理の仕方、考え方をすれば、自分がしようとしている事、
している事がどういうことなのかが判り易くなり、道を外れずに済むと思います
ので、こういう考え方もあるのだな位に覚えておいてもらえればと思います。
そして、「相手憎し」と思いながら「聖句」を使うときは、このやり方で
見直してもらいたいと思います。

リーマンさんが良く言うことに「相手を憎く思いながらでも「○○を活かして~」
と思えばいいです」と言っていますが、呪うだけよりはそうしたほうがいいという
意味であって、積極的に呪詛を掛けろという意味ではないと思います。
そこのところを履き違えると大変なことになりますから気をつけたほうが
いいのではないかと思います。

以上、「聖句の3本足」の説明でした。もっとこうしたほうがいいとか
ご意見などあればコメントしてください。

僕の線香器

2010年08月14日 | るりお広報室

みなさんこんにちは。
今日のリーマンさんの記事に線香器についてのお話がありましたのと、
先日からコメント欄でも線香器についての質問をされる方が多く
おられるようなので、僕の使ってるものを掲載してみようかと思います。
以前、るりお式霊璽の記事でも載せた写真なんですが、
このような白くて丸い物です。
今日の記事でリーマンさんが言われている
「無難な普通の物が良いです。自分独りで供養される場合は、
白系の100円丼ぶりや、一時的にはマグカップでも良いです。」

に当てはまると思います。



実は、線香器として売られているものではなくダイソーで食器として売られていた
物です。
だからもちろん100円です。
以前使っていた専用の線香器は狭くて灰がこぼれていたし、
三本足でやや不安定でした。
でもこれは面積が広いから灰もこぼれず、低いので安定しています。
自分で言うのもなんですが、結構いいんじゃないかと思います。おススメです。
ちなみに灰も同じところで買いました。
線香器で困っている方はお近くのダイソーに行かれてみては?


るりお式霊璽・短冊立てのまとめ

2010年08月14日 | るりお製作所

霊璽・短冊立てに関する記事をまとめました。
左のメニューのブックマークからここにアクセス出来ます。
参照に利用ください。



るりお式霊璽

るりお式霊璽の作り方 その1

るりお式霊璽の作り方 その2

るりお式霊璽の作り方 その3

るりお式霊璽の作り方 その4


るりお式短冊たて


リーマン氏の短冊立て評は厳しい?



第二次短冊たて構想

第二次短冊たて構想 その2

第二次短冊たて構想 その3

第二次短冊たて構想 その4


るりお式短冊たて

2010年08月12日 | るりお製作所

以前、るりお式霊璽と銘打って霊璽製作をご紹介しました。
「出来るだけ簡単に」を心がけましたが、それでも大変という方も
いらっしゃるんではないでしょうか。
また、「今まで短冊で供養してきて愛着があるから短冊がいい」
というかたもいるかと思います。
現在皆さんもそれぞれ短冊たてを用意して供養をしていらっしゃると思います。
しかし、見た目に安定感が無いなど不満を持っている方も
多いのではないでしょうか。
リーマンさんも最近は特に「両側からガッチリ挟むのが一番良いです」と言われています。
そこで今回は、簡単にできる「短冊たて」の作例を紹介したいと思います。

材料はまた例によってホームセンターで調達しました。
といっても新たに調達したのは 溝入の棒 一本のみです。
この棒の溝で短冊を挟み固定するので、この棒が手に入れば
ノコギリなどで切り込みを入れるといった手間が省けます。
あとは前回製作した霊璽に使用したブロックの残りを利用するだけです。



↑これが購入した溝入角材

これはホームセンターのコーナンで購入したんですが、大きいホームセンターなら
置いてある事が多いです。
この溝に短冊がはまるので短冊に合う溝幅が必要です。
今回用意したのは溝幅2mmです。これは短冊にピッタリジャストサイズでした。
皆さんが買いにいくときは短冊を持って行くといいですね。
その場で合うかどうか確認出来ますから。
さて、実際に作って行きます。
材料はコレです。今回は2組分用意しました。



溝入角材は例によってホームセンターでカットして貰いました。
土台の角材は前回のキャリーオーバー分です。
たまたまコレがあったので使ってますが、皆さんが作るときは
安定した木材なら何でもいいです。
材料をサンドペーパーで綺麗にならします。
特に溝に切り口のササクレが詰まっていると短冊がはまらなくなるので
綺麗にしておきたいところです。
あとは接着剤でくっつけるだけです。



はい完成。今回は簡単でしょ?


リーマンさんが推奨している両サイドから挟み込むカタチなので
しっかり安定して立たせることが出来、ご先祖様も安心して依る事が
出来ると思います。

榊の束ね解除のすすめ

2010年08月08日 | るりお製作所

最近は本当に暑くて榊の持ちもすっかり悪くなりました。
寒い時期は一月以上は楽に持っていたのに、このところは持ってせいぜい
2週間というところでしょうか。欲を言えば1週間で換えたいところです。
どのくらいで替え時かの自分的な基準も曖昧なのでなおさら早く換えたい
ですが、いつも買っている店では一対300円なのでそんなに高くはないんでしょうが
馬鹿にはなりません。
「どうしてこんなにも早く枯れるのか?」
自分なりに考えてみるとやっぱりあのヌルヌルかなと思いました。
暑い時期になると榊の水に漬かる根元辺りに透明な粘度のあるものが発生します。
それが増えてくると束ねてある榊の枝同士の隙間を埋めて、中のほうの枝が
水に触れることが出来なくなり枯れていくのではないかと考えました。
前々から思ってはいたので、しばらくは水交換時に手で束をしごいて
洗い落として、中までヌルヌルが溜まって来たら紐を切ってバラシていました。
これをやるようになって少しは寿命が延びた気がします。
しかし、「買ってきたら即バラしてあげたほうがさらにいいじゃん」と思い
これをやってみました。
従来は、パートのオバサンが束ねて括る作業をしているのを想像すると
買ってきて即バラすのが申し訳ない気がして出来なかったのです。
それに形を綺麗な三角形に整えられているのを崩すのも惜しい気がしていました。

買ってきたばかりの状態


しかし、思い切ってやってみました。



紐を切断して解く


すると、1週間しか持たなかったのが、2週間くらいはいけるようになりました。
ただ、バラけるので水換えの時多少作業性が悪くはなります。


根元はこんな感じに広がるので水替えはしにくくなります。


でもバラけたおかげで立てた時の見た目にもワサッと広がって茂る感じが
して、最初の整形されたのより自然ぽくて気に入りました。
葉と葉の間にたくさん空気が触れるのも枯れにくい理由だと思います。
これのが神も拠れるような気がしますしね。


少し広げた状態 いつもはもっと広げます。


何より持ちが良くなるのがいいと思います。
すでにされている方もいるかもしれませんが、されてない方は
お勧めです。




核兵器亡き時代の次の世界

2010年08月07日 | るりお塾

今日、8月6日(投稿時点現在では7日ですが)は、広島の原爆記念日ですね。
と言いながら、そういうことは日中の暑さに参ってすっかり忘れていて
リーマンさんの今日のブログ記事を読んで「あ!」と思い出すうっかりな
るりおでした。
今日のリーマンさんの記事もしみじみ読ませていただきました。
広島の被爆者の霊に哀悼の意をささげたいと思います。
さて、僕の記事の本題に入ります。

今日の記事でリーマン氏が触れていた、「核兵器は時代遅れ」ということについて
、ある本を思い出しました。

『100年予測-世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図-』
(ジョージ・フリードマン、櫻井祐子訳、早川書房、2009)

今日この記事で紹介するのは、この本の中のほんの一部の描写シーンだけなので
ごく簡単に説明すると、アメリカのフリードマンって言う人の考えた、
「世界の未来を予測する手法は色々あるけれども、『地政学』という考え方で
アプローチすれば、100年位先までなら結構な確率で予測出来る」
というものです。
地政学っていうのがどんなものか詳しくは知りませんが、字面から想像するには
国同士の地理的な位置関係やら気候風土、あるいはそれらによって醸成される
民族性などの要素からなる学問なのかな?って気がします。
なんでこんなにあやふやな説明かと言うと、ちゃんと読んでないからです。(爆笑)
去年に本屋の店先で「おっ、面白そう」と立ち読みでざっと読んだだけなんです。
といっても、結構厚い本なので1時間くらい掛かりましたが。(そんなに立ち読みしたんかい!)
そんなわけで、こんな薄っぺらい説明しか出来ないんですが、特に印象に残った
パートがあって、今日のリーマン記事でそのパートのシーンを思い出したので
こうして書いているわけです。
いずれ暇があったらもう一回ちゃんと読み直そうと思っているので、
その時がもし来たら(多分来ないと思われ)詳しく書こうと思います。

前振り長くてすみません。
ではどんなシーンだったか、回想シーンのスタートです。
これは本の著者が未来をシミュレーションした未来予想で、
世界の3大陣営が、宇宙で戦争するっていうシーンです。
(記憶を元にしているので細かい部分は適当なので悪しからず)

時は西暦206X年。
世界はアメリカ、トルコ、日本の3大覇権陣営に分かれてパワーバランスが
取られていた。
アメリカは2008年の経済危機を乗り越え、一時は力を削がれながらも経済、
産業、教育の分野で幾度も改革を実行しながらそれに成功し、相変わらず
覇権の地位を維持してきた。
ヨーロッパではドイツを筆頭とするEU諸国が衰え、トルコがその座に
入れ替わった。
アジアでは中国の動乱の影響をうまく交わしながら日本が着々と力を蓄え、
アジアの盟主として君臨していた。
この3大陣営が軍事力を背景にしてバランスを保っていたが、経済においても
密接な関係が形成されていたので直接の衝突が起こることも無く今日まで
平和は保たれてきた。
21世紀最大の発明にして最悪の兵器である「核兵器」も、この時代では
時代遅れのダサい兵器と言うポジションに甘んじる他は無かった。
理由としては、使用してしまえば占領地が放射能汚染により占領出来ないし、
その後の復興にも重大な足枷になり占領する戦略的な価値が無くなるし、
そうすると使用した政権への国内・国際世論の反発も大きく、
民主主義が世界中に浸透しきったこの時代では使用=政権終了を意味するからである。
さらには、放射能をまったく出さない、新たな兵器「スマートウェポン」
なるものが登場したからだ。
これらは放射能を出さずに狙った目標だけをピンポイントで破壊できるので
核のような大量殺戮もおこらず、民間人の犠牲も抑えることが出来、
世論を気にしながら戦争をしなければならないこの時代には打ってつけの
兵器であった。
ここが、まさに「スマートウェポン=賢い兵器」と呼ばれる所以である。
これは「核兵器=時代遅れでダサい、頭の悪い兵器」に対する当て付けのような
ニュアンスも含まれていたことが、余計に核兵器を過去の遺物に仕立て上げた
一番の要因であろう。そう、この時代では核を使うと世界中から愚か者の
レッテルを貼られるので、使いたいという誘惑そのものが湧き出る余地が無いのである。
スマートウェポンを含む最新テクノロジーによる兵器は、戦争そのものを大きく変えた。
まず、戦闘員と非戦闘員の区分けが明確になり、戦闘員の数もごく少数で済んだ。
これにより死者は過去の2度の大戦とは比較にならないほど少ないうちに勝敗の
帰結が出るようになった。
たとえば、戦闘機パイロットは3交代で家から地下鉄に乗って基地に出勤し、
基地内にあるコクピットに向かい、前任のパイロットから操縦を引き継いで
モニターとジョイスティックを用いてテレビゲームのように敵戦闘機と
空中戦を行い、時間になれば夜勤で出勤してきた要員と交代をして家路につくのである。
実際に飛んで敵と戦うのは地球の裏側にある基地から発進する
リモートコントロールの無人戦闘機である。
もっとも、戦う相手も無人であるとは限らず、生身の人間であることもあるのだが。
テクノロジーの発達がこのような戦争を可能にしたのである。
そんな折、3大陣営に緊張が走った。宇宙で日本・トルコの連合軍がアメリカ軍を攻撃してきたのだ!

ふ~。思ったより長くなってしまいました。
書くのも疲れたし、読んでいる皆さんもそうではないでしょうかね。
続きはまた次回にしたいと思います。
これからが楽しいので、是非お楽しみに。
ではでは。


「朝鮮学校」も無償化へ、高校授業料

2010年08月04日 | るりお広報室

朝鮮高校の無償化が決まったらしいです。
僕は個人的には反対なんですが。
だって、外国人に外国の教育を外国語で教える学校が
日本の学校なわけないですから。
ただ、決まったといっても方針が決まっただけで法案が通ったとかじゃなさそうだし
国民のこえしだいでは頓挫しないとも無い様な?
実行したとしても国民の反感をさらに買ってこれからの選挙で惨敗するだけじゃ
ないでしょうか。
皆さんどう思われます?

以下、転載

「朝鮮学校」も無償化へ、高校授業料
 政府は、高校の授業料の無償化を適用するかどうか検討してきた「朝鮮学校」について、原則、無償化の対象とする方針を固めました。

 今年4月にスタートした高校無償化は、公立高校の授業料は徴収せず、私立高校生には世帯に応じて年間およそ12万円から24万円の「就学支援金」を援助する制度です。

 政府は制度の開始時点では朝鮮学校を無償化の対象から外し、文部科学省が外部の有識者による非公開の検討委員会を設置して、適用するかどうか慎重に検討してきました。

 検討チームは朝鮮学校の視察を行い、会合を重ねた結果、「日本の高校に類する教育課程」にあたると判断。これを受けて、政府も朝鮮学校を原則として無償化の対象とする方針を固め、近く発表します。

 対象として認められた朝鮮学校の授業料は、4月にさかのぼって無償化が適用されます。(03日13:08)