サターンリターン

有卯です。



今年のチョコレート。
法事のお供えを買いに行った時に一緒に選んだから、今年は適当で地味。
質より、見栄えより、量で選んでドカンと４０個入り。写真無し。

にゃんこ姫達からのチョコは可愛い。

パパは一瞬で食べつくしてしまいました。
下の真ん中の、消しゴムみたい。

 

バレンタインは毎年来ても嬉しくて楽しくて美味しいもの。
でも西洋占星術には、何回も来てもらっては困る土星回帰という時期があります。

土星の公転周期は２９.５年ですから、２９～３０才頃に自分が生まれた時の土星の
位置にぐるっと天空を一周した土星が帰ってきます。
これが土星回帰とかサターンリターンとか言われて、この時期にほとんどの人達は
大きな転機や人生の変動を経験することになります。

去年１２月に土星は射手座に進んだので・・・

１９５６年１０月１１日～１９５９年１月５日 
１９８５年１１月１７日～１９８８年１２月１４日

この期間に生まれた人達が今回サターンリターン期に入ったことになります。

若い時期の方が影響が強く出るので、サターンリターンというと最初の２９才前後
を指して言うことが多いです。

土星って、人の人生にカンナかけてくるんですよね・・・。
それでツルツルのピカピカになるかもしれないけれど、削られて失うモノも多いし
痛みも強いです。
もちろんツルツルピカピカになれずに、削られ損なだけの人もたくさんいます。
 

土星は個人天体ではないので、自分の意志に関係なく外から降りかかるトラブル、
災厄だから、自分の努力や、これまでの知識や生き方が機能しにくくなります。
この世には表もあれば裏もあるんだということを嫌と言うほど経験させられたり、
何かを得ることもあれば何かを永遠に無くすこともあります。
要するに、制限、隔離、抑圧、停滞、損失の天体・土星がメチャクチャ活躍する時
と思ってください。
 

じゃあどう生きればいいのか。
土星は物事を具体化、実現化させる努力をとても喜んでくれる天体なんです。
占星術の本には、結婚、出産、起業、外車が買えた家が建ったとか書かれてるけど、
そんなだいそれたことでなくていいんですよ。 
きれいな字を書くとか、部屋やデスクを片付けるとか、仕事や勉強で成果を出す、
シンドイことを引き受けるなど、努力やガマンのいることを３年近くも続ければ、
自分に自信が持てるはず。それがご褒美です。
そうやって実現させたいテーマや目標を持って過ごしてください。

反対に土星をメンタルな方へ使っちゃダメですよね。
人を批判したり人のせいにしたり、嫉妬や意地悪すると心が暗くなります。 
どうしたって難儀な事から逃げ出せない時期だから、なるべく明るく振る舞って。
わかってくれる人なら、あなたの光の中に影を見つけて理解してくれますから。 

 

そして２度目のサターンリターンの方。
今度は土星の年齢域だから最初よりは仲良くやっていけるはず。
土星が入っているハウスの意味をとことん使いきってください。 

サターンリターンの時期が過ぎれば、劇的に人生が楽な方へ変わります。
だから不安がらず、でもちょっとは覚悟しといてね。

 

 

 

 

 

 

 今日も訪れて下さってありがとうございます。