ウッチーの七転び八起き日記

アイアンマンと山岳耐久レースで
好成績を狙う、トライアスリートの日記

ハセツネの好成績はアイアンマンのおかげ

2007-10-29 23:30:14 | 普通の日記

初めてのハセツネで10時間台で走れたことは
なかなかの快挙でした。
エントリーしたときは12時間くらいで走れるかなぁ?
と思っていたので。

実は、アイアンマンが終わった後の生活は、それまでの練習漬けの生活とは
打って変わってしまい、平日はほとんど練習らしい練習はしませんでした。
やった!といえるのは、たった1回の25kmの帰宅ランとたった1回の朝jog10km。
あとは週末のトレイルランだけでした。
結果、ロードの練習がかなり少なくなってしまい、
正直言ってスピードはかなり落ちていました。

実際、レース5日まえのトレッドミルは・・実はやばかった。
キロ6分で結構脈が上がっちゃった!!
体脂肪もぐいぐい上がり、アイアンマン前:6%→ハセツネ前:12%くらい
まで戻りました。(食いすぎなんだよな。チョコレート。)

でも、レースは長丁場。
スピード自体はなかったけど、アイアンマンで鍛えた体力を
週末のロングトレイルランだけでうまくつなげられたみたいです。
これは結構貴重な体験でした。
今後仕事が忙しくなっていくかもしれませんが、
なんとか週末の練習でつないでいくことが出来る!
と自信につながりました。


ハセツネに関してはメモしておきたいことが山ほどあったので
ブログでは、レース後も1週間以上ハセツネねたでしたが、
そろそろアイアンマン日記に戻ろうとおもいます。


モントレイル断念。

2007-10-28 23:41:29 | 普通の日記

ハセツネでの唯一の失敗はシューズ選びでした。

長くはいてきたゲルフジもかなりソールが磨耗していたので
1ヶ月ほど前にモントレイルのハードロックに買い換えました。
モントレイルのシューズは、ホールド感が良くて、
走っていて安心感を感じました。
しかし、僕の足は幅広。
そのホールド感が裏目に出て、走りこむうちにどんどん
脚が痛くなってしまいました。

結局、ハセツネは、長らくはき続けてきた摩耗しつくしたゲルフジで参戦。
ソールがやわらかく、溝が残っていないため
下りではツルツルでした。
おかげさまで、下りでは まったく飛ばすことが出来ず
10時間がはるかに遠のいてしまいました。

今日は、渋谷のアートスポーツで、幅広のモントレイルを
試着。しかし、幅広にもかかわらず、そのホールド感の強さゆえ、はいた瞬間に足が痛いのです。
もう絶望的。モントレイルは履けません。

仕方なく、足にあう、NBのトレイルシューズを買いました。
でも、アッパーがふにゃふにゃで、かなり不安です。
それでも店員は「ゲルフジよりはまし(硬い)です」
というので、だまされたと思って買いました。

この冬は、NBのトレイルシューズで走ります。
ああ、モントレイル履きたいよ。

四国へmile

2007-10-28 07:28:32 | 普通の日記

JALのマイルがやっとたまったので
12月の3連休(1222-1224)に四国へ行くことにしました。
一人で。
わかなっちは、その3日間はとあるミュージシャンの3DAYSライブ
ということで、僕になんか目もくれないようですので。

初日は、わかなっちの故郷、徳島に入り、3日目に
松山から抜けます。

自転車を持っていって、移動は自転車。
メインは登山。剣山、石鎚山を登ってこようかと。
僕もミーハーなので、山→百名山 という安易な
考えです。
石鎚山はもしかしたらキャンセルして、しまなみ街道
を走るのもいいかもしれません。

ああ、楽しみです。

 


2007年突然飛び込んできた

2007-10-26 00:55:57 | 普通の日記

富士登山競争とハセツネ。

今年はどちらも初参加でしたが、
どっちもはまってしまいそう。
なんというか、一発で魅了された大会ですね。
来年以降も出続けたいなぁ。
トライアスロン始めたときは、ランがダントツで苦手だったのにね。

ハセツネのおかげで、だいぶ山の走り方がわかってきたし
その効能もわかってきた気がする。これを今後に生かさなきゃ。

この冬は、
・奥多摩付近までバイク+そこから2,3時間トレイル
・高尾山~陣場~生藤山 で5時間くらいトレイル
見たいな感じでベースを作ってみたい。

ああ、じっくりベースを作りたいな。
2月のアイアンマンは・・ やめようかな。うーむ。




記録:装備

2007-10-24 23:14:36 | 普通の日記

■ウェア
ランキングキャップ
バイクジャージ
パールイズミインナー
ユニクロの短パン(BODY-Tech)
ゲルフジ(3年前に購入:)
アームウォーマー(使わなかった)
靴は脚に合うものを慎重に選ぶべき。少し大きめのほうが無難
今回せっかく新しいの買ったのに、左足の一部があたって足が痛くなり断念。


■バッグ
Gregory Reacter
もう少し小さいものでよかったかも。
がさついて走り図らい面もあった


■ライト
ハンドライト:GENTOS SF-502 LED5Wでかなり強力
ヘッドランプ:大会後紛失したため不明(涙)
ハンドライトは強力だが、登りのとき邪魔(両手を脚に置きながら上るため)
のぼりはハンドライトをしまい、ヘッドランプのみ使用した


■雨具(ルール上携帯必須)
100円ショップで買った超薄いもの。
天気が良かったので簡易雨具で重量節約。雨が少しでも降りそうなときは
慎重な選択をすべく、パールイズミのカッパを用意しておいた

■上着(ルール上携帯必須)
カッパとアームウォーマーを上着と考えた。
結局どちらも使わなかった。

■補給食
ポカリ(粉1袋)+水2L
自作一口おにぎり8個 (食べた)
フラスク:カーボショッツ3個    (食べた)
ソイジョイ2本            (1本たべた)
ボトル:ザバスグリコーゲンリキッド7個 (手付かず)
パワーバー1本               (手付かず)
アミノバイタル2袋              (持ってるの忘れてた)

手付かず分の食料で500g以上はあった。
おにぎりとカーボショッツフラスク×2で充分か。
予備食でパワーバー1本でいいんじゃないかな


■その他
ポケットティッシュ :使った!!
ハセツネ公認地図 (念のため)
iPod (使わなかった:最後の金比羅で聞こうと思ったけど装備する時間が惜しかった)
ティッシュはあってよかった。助かった!(富士登山でも使ったし・・)


日の出山での感動

2007-10-22 10:50:29 | 普通の日記
ハセツネ、約60キロ地点。
日出山から見ることの出来る夜景は、すばらしい。
東京が光の海に。
あの景色を見れば、あと10キロがんばれる。

カメラを持参しなかったのでレース当日の写真は撮れなかったのが残念。
かわりに↓昼間の景色もなかなかいけてます(2006.12.31撮影)


ハセツネ参戦記【第三関門~ゴール】

2007-10-22 00:25:45 | 普通の日記
あとは長い下りのみ。

のこり1時間ちょっとなんだから
もう破れかぶれでペースを上げた。

まず、御岳の商店街を抜け、日の出山入り口まで
踏ん張り続ける。
おお、まだ元気が残っている。
この元気が途中であれば サブテンもいけたかも知れないのに。

日の出山への登りも、あまり歩かずにクリア。
そして、感動の日の出山へ。
すばらしい夜景。本当にすばらしい。
数秒足を止めてしまう。
「男性諸君、ここは使えるよ」

さて、日の出山からは本当に下りのみ。
しかし、下りの1/3くらいはひざが悲鳴を上げる程度の急な坂。
もう”だましだまし”走るしかない。
その代わり勾配が緩やかな坂では普通に走れるので
「体感速度キロ5分以下」でがんばって走る。
すごい、10時間近くたっているのに走れる。すごい!
自分の体力がすごいのか、山というのがそういう場所なのか
わからないけど、初めてランニングイベントで10時間近く走ったので
新鮮な感覚だった。

ゆるい坂でペースを上げると、どんどん前の選手を捕らえます。
一人だけ、もっと早い人に抜かれたけど、
あとは抜くのみ。
御前山付近の下りで抜いていった選手を次々とパスして
残り5キロ地点を通過。
この時点で10時間3分経過。
ああ、サブテンならず。

しかし、ゴールでわかなっちが待っている。
寒い中待っているのだ。
すぐ行くぜ!
心拍は上がりっぱなし、足も砕けそう。
でもがんばってみる。どこまで追い込めるかがんばってみた。
やはり急な下りはひざが悲鳴を上げたが、それ以外は全力走行。

ついに五日市の夜景が見えた!
うれしい。帰ってきた。

最後は急なアスファルトの下りを1キロほど走り、住宅街へ。
残り500m。
がんばれー。脚が千切れそう。

最後のコーナーを回り、ついに五日市会館が見えた。
時計は悲しくも10時間35分を回っている。
目標に35分及ばすゴール。

でもうれしい!帰ってこれたぁ。
御前山登ってるときは、気が狂うかと思った。
どうしてこんなことしてんのって思った。
でも、最後まであきらめずに走れた。
満足です満足。よくやったよ。
なんか、コリアでの敗戦の傷が少し癒えました。


ハセツネ参戦記【第二関門~第三関門】

2007-10-22 00:24:35 | 普通の日記
第二関門でエイドの人たちと談笑して少し気持ちをやわらげ
いざ再スタート。

まず、衝撃の長い下り。
急勾配、つるっつる。
どうも標高が高いエリアは昨日の雨のせいで
どこもかしこもつるつるである、

今回、このレースのために靴を新調したのだが
3回の試走で足の形が合わず、使用を断念。
使いつぶした古いシューズで望んだ。
これが裏目に。
つるつるの路面では歯が立ちません。溝が残ってないので。
おかげさんで、またもや抜かれっぱなし状態。
下るので神経と体力を使い、やはりのぼりでがんばれない。

悔しい思いをしながらも、あきらめずに走る。
今回の目標は「あきらめずに全力を出しつくすこと」
不発に終わったアイアンマンコリアでの教訓がまさにこれであり
この精神こそが、スポーツをやる原点だと思ったので。

御前山への登りがはしまる。
今年からコースが少し楽になったと聞いていたが、
山頂の標高は変わらないので、やはりきつかった。
ここの上りも長い。勾配は急だし。
「ああ」
もうため息というか、勝手にこういう情けない言葉が出てしまうが
足を止めない。止めたら最後である。

やっとの思いで御前山に到着。
これで本当にきついのぼりは終了。
あとは大岳山の上りがあるが、これは比較的勾配が緩やか。

「よっし、あとは下りをうまくこなせば、10時間いけるかも。」

しかし、ここで異変が。
ひざが痛い。
試走のときに、転びそうなのをかばって、体勢を立て直したときに
左の脚~でん部の筋肉を傷めていたのだが、それが今日までに治りきっていなかった。
まあ、平気だろうと思っていたのだけど、知らず知らずに変な走りをしてしまったようで
ひざにつけが回ってきた。
ちょっと急な坂になると、とたんに下れない。

うひゃああ。
そして、下りのたびに、後ろから抜かれるのです。
のぼりで抜いた人たちに。

御前山は標高1400を越える山。ここから1000mのオオダワまで
ひたすら下る。ああ、タイムロスタイムロス。
オオダワ到着7時間48分。
ここにはスタッフの方がいて、彼らのトランシーバーから
「そろそろ先頭ゴール」
と、衝撃の情報。俺はまだ20km残ってるのに!!

ここで、ライトの電池を交換し、大岳山に向かう。
幸いなことに大岳山までは、比較的フラット。
多少上りがあるが、岩場を登るような感じで、むしろ心拍が下がるため楽。
あっけなく大岳山山頂到着。8時間32分。あと1時間半しかないよ!

ここから御岳まではほとんど下りである。
そう、ひざが痛くてつらい下り。
大岳山頂からいきなり激坂。
足が痛くて下れないぜ。
また抜かれっぱなし。のぼりで抜いてきたのに。

激下りを過ぎると、幅の広いトレイル。
こういうトレイルはスピードが出しやすいので
もうあげられる限りペースを上げる。
勾配が緩やかだと、ひざも痛くない。

御岳まではすぐ着くかなぁ と思ってたけど
意外と距離が離れていて(小川に入ってから意外と距離があった)、
第三関門まで約40分かかる。
第三関門通過 9時間8分。
残り12キロを52分で走ればサブテンである。
あははは。

ハセツネ参戦記【第一関門~第二関門】

2007-10-21 12:26:38 | 普通の日記

今回かなり体力を奪われた区間です。

浅間峠を予想以上のタイム(2時間58分)で通過。
試走のときは浅間峠~ゴールを7時間で走れたので
試走のときと同じ走りをすれば、ぴったり10時間。
気合が入りましたね。というか、10時間いけるな!と確信を持ちました。

さて、この先は たまに登りがあるけど、
三藤山手前までは比較的フラットな区間です。
ここでタイムを稼がないと、余計なタイムロス。
走れる区間は走るのが鉄則。
というわけで、少しくらいの登りまではすべて走りました。

時刻は17時を過ぎ、あたりもだんだん暗くなり、走りにくくなります。
特に下りが怖い。
周りの選手はまだライトをつけませんが、早めにカバンから取り出して点灯。
ついでに、おなかの調子が悪かったので、草むらでノ○ソ。

すっかり走りやすくなり、再度スタート。

しかし、ここで僕の弱点が。
ライト走行での下りが遅い。
下りではどんどん後ろから追いつかれる。
がーん。

長いこと走って、やっと三藤山の登りに入る。
ここからが地獄。
きつい登りが延々と続く。
第一関門までがんばりすぎたのか、得意の登りで踏ん張れない。
途中止まることもしばしばあった。
長い。いつまでたっても登りが続く。
「ああ、俺疲れているなぁ」と、この日初めて実感した。

30分近く登って、やっと山頂。
「64番」といわれる。
64番。まだこの先に60人以上いるの?
すごい世界だ。結構がんばってきたのに、自分はその程度のレベルか。
トレイルにもすごい人たちがたくさんいる・・。

三藤山からは鞘口峠までひたすら下る。
苦手な下り。もう後ろからじゃんじゃんやってくる。
「どうぞお通りください」モード。

5,6番順位を下げて鞘口峠。
やっと下り終わったと思ったけど、
下るのに体力を使ってしまい、その先の上りも満足に走れない。
じゃんじゃん抜かれまくって、第二関門の月夜見に到着。
この時点でかなり体力を消耗していた。
ああ、あと30キロもあるのかぁ・・・・

ポカリを1.5リットルを詰め込み、スタート。
ここから恐怖の御前山の登りが始まる・・。


ハセツネ参戦記【~第一関門】

2007-10-21 12:09:17 | 普通の日記

日本山岳耐久レース 長谷川恒夫カップ 71.5km
10月20日 13時スタート

開催地が五日市ということで、家から非常に近く
朝はのんびり出来ました。
9時ごろ家を出て、10時半には会場に到着。
受付を済ませ、ザックの荷物の準備を進めます。

12時50分。申告タイムごとにスタート位置に並び、号砲を待つ。
試走仲間のNさんは、昨年「12時間」の位置に並んだせいで
渋滞に巻き込まれ最初の2時間は渋滞の中走ったそうだ。
その教訓を生かし、並んだ列はずばり「10時間」

【スタート~醍醐丸~浅間峠】
13時。2000人のかなり前方からスタート!
自然と参加者から「うぉーーーー!」と声が上がり
テンションが上がる。
まずは、市街地を抜け、そこから山に入っていく。
あまりアップをしなかったので、ちょっときつい。
心拍は175!
スピードは差ほどでもないけど、荷物が重いので
心拍がよーー上がります。

とにかく前半の目標は、渋滞に巻き込まれないこと。
渋滞の原因は、登山道の狭さ。
一人でも遅い人がいると、その人がどいてくれない限り
後ろが詰まってしまう。そういう渋滞の原因になる人より
前を走れば、渋滞に巻き込まれないわけです。
幸い最初の2,3kmは道も広いので、そこで位置を上げます。
ああ、苦しい。しかも、今日は24度。あつーい!

4km地点の今熊神社。
ここから上りが始まる。
この時点で渋滞は起きていない。
人の密度は高いけど、みなそこそこのペースで
登れているので、実力が近い人たちのパックに入れたようです。

こっからは徐々に登りつつ、15km地点の醍醐丸を目指す。
僕はくだりが苦手なのだけれど、くだりでもあまり遅れをとらず
前後の人たちと走れました。
むしろ、上りが「走れた」ので徐々に順位を上げていきます。
10キロもいくと、「渋滞」という言葉とは無縁なほど
前後に人がいなくなります。独りぼっちになることもしばしば。

でも前に人を発見すると、テンションが上がり、心拍も170オーバーで
追っかけてしまう。
試走のときは上りばかりできつかった醍醐丸までの区間が
高いテンションのおかげで、あまり苦に感じず、2時間で醍醐丸通過。

そこから走りやすい尾根道を快走。
試走では3時間45分くらいかかった第一関門を2時間58分で通過。
ここを3時間でいければ10時間も見えてくると思ったので、気合が入る。


ゴールしました。

2007-10-21 02:10:01 | 普通の日記

ハセツネ、無事ゴールしました!
結果は10時間35分。66位/2000人 でした。

いやぁ、過酷 これに尽きる。
すごいレースでしたよ・・。
トライアスロンとは違う過酷さがそこにはありました。

目標の9時間台は出せなかったけれど
今もっている体力を充分に出せたと思うので
満足です。
楽しかった、ホント。

最後のほうになっても、そこそこのペースで走れたのが
予想外でした。
最後の1時間はごぼう抜きでした

ああ、疲れた。


ハセツネまであと1日~

2007-10-19 21:34:33 | 普通の日記
明日だぁ。

風邪も引かなかったし、体も休まっていて元気だし。
言うことなしだ。
ひとつだけ不安なことは、あんまり練習してこなかったことだけだ

でも、最後まであきらめずにがんばるぞー。
アイアンマンコリアでは、無理できなかったので
がんばりとおすことも出来なかったけど、
今回は、最後まで燃え尽きる!

おお、挑戦できるって素敵だぜ。
わくわくする~。
奥多摩の名峰たちよ、勝負だ
いよいよ明日13時。五日市をスタート!
目標タイム 
浅間峠(23km)  3時間
三藤山(38km)    5時間
月夜見(42km)  6時間
長尾平(御岳 58km)  8時間30分
ゴール      10時間

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