春休みも後半に入り、双子も友達と遊ぶ以外遠出の計画もなかったので、ワシントンDCへお出かけすることにした。ちょうど、さん太の好きなTitanic展を、National Geographic Museumでやっているという情報をキャッチしたので、それを目当てに。今年タイタニックが沈んでからちょうど100年だったのね。それは知らなかったです。
朝早く起きて、通勤電車に乗ってDCのユニオンステーションまで約1時間で到着。そこからメトロに乗り換えて博物館まで。タイタニック展と、侍展をやっていた。
スミソニアンじゃないので、入場料がかかる。スミソニアンと比べると規模は小さいけど、展示は面白かった。ディカプリオ主演の映画を切り張りしてドキュメンタリー風に仕上げたフィルムは、なかなかよかった。元の映画がすごくお金かかっていたからね。こんなところでリサイクルできてよかったね。早く着きすぎて、開館まで時間があったけど、セキュリティの人が優しく対応してくれて、建物の中で待つことができた。こういう親切な態度は、スミソニアンじゃありえない。
その後またメトロに乗ってモールへ。雲ひとつない青空で、写真だけ見ると気持ちよさそうだけど、風が吹いてかなり寒かった。ちょうど桜祭りのイベントもやっていた。
双子は2年生になってアメリカの歴史を学校で勉強したせいもあってか、アメリカの歴史博物館に行きたいと言うので、今回初めて行って見た。3階には大統領の間とファーストレディの間があって、大統領のほうはガラガラだったけど、ファーストレディのほうは行列ができ、入るのに10分くらいかかった。この差はいったい?考えてみれば、現実世界でも、どの大統領もボロクソに叩かれても、ファーストレディに対しては国民の皆さん好意的だもんね。ファーストレディの間では、歴代ファーストレディが実際に着用したドレスが展示されており、現ファースト・レディのミッシェル夫人が大統領就任式に着たドレスも展示されていた。モモちゃんが、靴のブランドをしっかりチェックしていた。
ここでの息子のお目当ては、アメリカの自動車など乗り物の歴史展示。モモちゃんのお目当てはリンカーンの帽子だった。二人ともお目当てが見れて満足。
あとは、お決まりの航空宇宙博物館。いつものことだけど、ここがものすごい人ごみ!しっかり見てないと、子どもが迷子になってしまう・・・と思ったら、迷子のお知らせが放送で流れていた。やっぱりね。この頃にはもう歩きつかれて、ビデオの間で座って見ていたら、うたたねしてしまった。もう、双子も私もくたくただったので、この博物館はちょろっと回って帰ってきた。もう何回も来ているし、この先また何度も来るだろうから、ちょろっとでいいのです。ちょうどここから数ブロックのところに通勤電車の駅があったので、そこから帰ってきた。双子は電車の中で眠ってしまった。疲れた~。
おまけ
日本の小学校に通っていたら普通に覚えるだろう「父母会」という言葉。「父」と「母」と「会」は、すべて二年生で習う漢字。先日、その漢字を勉強していたとき、「父母会」の意味を説明しようと、「父と母の会だから、どういう意味?」とさん太に振ったら、「分かった!ハネムーン!?」と元気よく答えてくれた。