北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

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イギリスの電話事情

2017-07-23 19:10:31 | イギリス

滞在での三大懸念は、

住むところ

携帯

だった。


長い事イギリスに住んでいた友達が

「だったらシムフリーの電話機を持って行ってシムカードを買えばいいよ。

最近の携帯だとシムフリーの機種もあるから、そのまま使えるかも。

ダメだったら、中古で安い携帯買っていけば」


持つべきものは、友達だわ。


と言っても、この会話、ほとんど意味わかってないんだけどね。


で、説明を受けて理解したのは次のとおり。


携帯電話というのは、それぞれのキャリア(AUとかソフトバンクとかね)と契約する時SIMカードというのを携帯の中に入れる。

他の会社に乗り換えられないように日本ではそれにSIMロックというのがかかっているんだけど、最近は、それをはずせるようになった。

携帯会社に持っていくとSIMロック解除してくれるよ。

だからSIMフリーの携帯電話を持っていけば、海外のキャリアのSIMカードを入れれば、海外で使える。

イギリスでは、いろんな会社がいろんなSIMカードを売っているから、目的に合わせて買えばいい。


日本でもそうだけれど、今では公衆電話が少なくなって携帯電話がないと困る事も多い。


で、過去使っていた携帯電話をごっそりAUに持って行って、SIMロック解除してくださいと頼んでみた。

ところが、残念。

歴代の携帯すべて古すぎ、SIMフリー携帯ではないので、仕方なく買う事にした。


今は日本でも格安のSIMカードのキャリアがあるようで、このSIMフリー携帯なかなかの人気。

中古でも結構高いし、前に使っていた人のロックナンバーとかで、ハッキングみたいな事をされても責任は持ちませんという事で、怖くなって新品を買う事にした。

やっぱり電気製品は秋葉原でしょ。

仕事帰りに急いで立ち寄り事情を話して「今すぐ持って帰りたいんだけど」とせっかちな事を言ってみたが、案外詳しい店員が少ない。

 

何人かたらい回しの後、行く国での周波数は?さあ?国によって対応できないのもあるらしい。

カードの種類は?さあ?どうやら、ナノとかなんとかサイズもいろいろらしい。


一番安いのください。

一番安いのより、これの方がオススメ。

多くの周波数に対応しているから、他の国に行ってもつかえますよ。

カードは、たぶん小さい場合にはホルダーを買えば使えるから。


と言われるままに買ったのが、これZenfone。

約20000円。

出発まで放っておいたら、省エネモードになって充電できなくなって慌てたがそれも無事クリア。


本当に良かった。


おかげで、googleマップもラインも使える。

日本語対応の携帯だから、googleマップも日本語で案内してくれる。

ナビの付いていない年代物Fordでも、目的地に連れて行ってくれる。

(あまり賢いので、密かにgoogle先生と呼ばせていただいている)


電話がなかったらタクシーの手配も病院の予約もお手上げだった。

(ちなみに、TESCOカードで、病気の時、背に腹はかえられず、日本の携帯電話で通話したら、請求が15000円ぐらいきて、泣いた)


イギリスについてすぐに、友達ケイトに携帯電話のシムカードを買いたいんだけどというと連れて行ってくれたのがTESCOというスーパーだった。
こちらについては、イギリスのスーパーTESCOに書いてあるのでそちらを参照。


ケイトが交渉してくれて10ポンド(1500円)のシムカードを購入。

なぜか10ポンド買うと20ポンド分のおまけがついてくる。

1Gデータ、500分の会話、1000本のテキスト(ショートメール)

どれかが切れると買い足さなくてはいけない。


「3ヶ月分買っておきたいんだけど」

「どのくらい使うかわからないから、とりあえずこれで様子を見よう。買い増しはいつでもできるから」


携帯電話の言語を英語にして後は店員にセットアップを頼む。

あなたの番号はこれ。SIMカードに書かれている私のイギリスでの電話番号が決まる。

残高は、textで時々送られてくるから。

するとびっくり、2日後には、あなたの残高は0というメール。
慌てて10ポンド電話で買い足して、翌日、店に行って聞いて見る。

なんと、使い始めた瞬間に0表示になるらしい。

が、そこから、カウントが始まるので、10ポンドは、予備扱い。

なあんだ。


ただし、0残高だと、国際電話や有料電話(何秒毎にいくらかかりますというタイプ) は、かけられない。


イギリスでそんなに電話をかけることもないし、使うのはデータ。

20ポンドで余裕と思っていたら、なんと、田舎では電波が弱くて使えない。


コッツウォルズや湖水地方では、一番使えるのがEE(everything everywhere)。

で、買い換えた。


こちらは、10ポンドで 500MB, テキスト無制限、電話60分。

20ポンドで2G、テキスト無制限、電話(わすれた)。

TESCOの方が圧倒的に安い。しかも、無期限。


こっちは期限は30日。とりあえず様子を見るために、10ポンド。 

期限も選べるらしいが、私の言ったEEの店員さんはこれしか教えてくれなかった。


買った瞬間に後悔。そうだ、データが重要なのに。

買い換えるためには、一月待たなくてはならない。


切れたところで、電話番号は変わるが、買い直そう。


途中、バス会社の有料電話サービスに通話するために10ポンド買い足した。

(やり方がよくわからないので、大家さんの息子さんに頼んでやってもらった)

待たされている間に、10ポンドが切れて、オペレーターにつながる前にあえなく敗退。

バス会社に連絡を取るのはあきらめた・・・ということもあり・・・


そのまま使い続けること2週間。

今晩12時までに10ポンド買いましてTEXTを送れば、2G、500分の通話にするよというメール。

買い増しに手間取って、泣く泣く諦め。

なにしろ電話の録音の声に従って買い増し(Top-up)。試されるヒアリング能力。


top-upするなら1を押して

クレジットカードなら1を押して

カード番号を入れて

暗証番号をいれて

金額を入れて

あっていたら1を押して

みたいな事をやるわけですね。


Top-up カードというのも入っていて、街中の機械で買い増しもできるらしい。

でもやり方がわからない。


そのまま使い続ける事1週間。

15ポンド買い増してTextを送れば、30日間、5G、1000分の会話、TEXT無制限にするよというメール。


あら、あの時、10ポンド買い増さなくて良かった。


こんな人を試すようなシステムになっているとは・・・


今度は頑張ってTop-upして、無事成功。


日本から来た友達は、ちゃんと情報を調べてきてあって、そのあとイタリアに行くのに、よその国でも使える「3」(three)というキャリアのSIMカードをスーパーで買った。


「3」のSIMカード1ポンド。

ただし、それは、カード代だけですぐにtop-upしないと携帯としては機能しない。

彼女も苦闘してtop-up成功。


ところで、イギリスでは、まだ時々電話ボックスを見かける。

私の村にも店はないけどパブと公衆電話と教会はある。

試しに入ってみてびっくり。

コインは使えないという張り紙。

クレジットカードで通話するのだ。

録音の声と格闘しなくてはいけないのは公衆電話も同じだった。


 

 

 


 


 

 



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